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  • 2人~6人
  • 20分~40分
  • 8歳~
  • 2021年~

ルートン・ローデッド白州さんのレビュー

891名
2名
0
7ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

無駄に豪華な銃を使ったバッティング+アクションゲーム。

基本はバッティングゲームで、プレイ人数分のカードが出てきて、その中から1枚密かに選んで、同時公開。

1人だけだったらカードゲット、2人だったら、カード勝負、3人以上だったら、1人と2人の処理が終わったら仕切り直しとなる。

カードは主に集めると得点になるカード(だいたいが◯枚集めると何点みたいなもの。集める枚数によって、0点になったり、マイナスになったりするものもある)と、いろんな効果が付随するカードの2種類。

ゲームの準備で、これらのカードの中からプレイ人数に合わせて決まっている選ぶ必要のある種類の数だけ、好きなカードを選んでデッキをつくるのだが、これが斬新。

こういうゲームって、だいたいすぐに始められるようにこういうデッキ調整ないと思うのだが、20種類以上のカードの中から選ぶことによって、ゲーム展開が変わってくるのが面白い。とはいえ、毎回調整するのは面倒なのだが(笑)

次に斬新なのが、ゲームが10ラウンドしかない点。

こういうバッティングゲームって、だいたい山札が全てなくなったら終了なのだが、わざわざラウンドメーターを用意して、ちまちまラウンドを管理させるのが特徴(笑)

最初の準備と合わせて、これも面倒なんだけど、これをすることによって、全てのカードが出てこない!という普通のバッティングゲームにはないランダム感が生まれており、カウンティングをしても意味がないのが斬新だったw

誰もとらなかったカードは、次のラウンドに持ち越しなので、ゲーム終了時に山札が半分くらい余ったのだが、こんだけカードが余るバッティングゲームって、なかなかないのではないのだろうか・・・。

そして、2人になったときのカード勝負だが、カードは普通のじゃんけんと同じカードが3枚、相手がじゃんけんカードなら絶対に勝てる最強カード1枚、そして、相手が何を出そうと、銃を使ったバトルを強制発動させるデュエルカード1枚の計5枚。ちなみに、最強カードとデュエルカードはゲーム中、1回しか使えず、同じカードを出した場合はデュエルが確定する。

さて、このゲームのメインディッシュとなるデュエルするときの銃なのだが、まず、想像以上に威力が高いw

スカッドセブンもなかなかのものだったが、個人的感覚ではアレより上(笑)

あと、装填や発射もちょっとした癖があって、地味に撃ちづらかったり、軌道が荒いので、思ってるよりも違う方向に飛ぶので、何回か撃たないと多分慣れないw まぁ、そのハプニングが面白いからいいんだけどw

そして、デュエルのルールは2種類あって、好きな方を選べるようになっている。

純粋にデカ目の的に向かって早撃ちするか、相手に向かって撃ち合うかの2択。

基本はデュエルする人以外の誰かが、3,2,1,GO!の合図で早撃ちするだけ。当然、先にボトル倒すか、相手に当てると勝ち。負けると、得点低めの白旗カードをもらえるのだが、ここらへんも、現代トレンドのバランスを感じるね。

ルールを読んだときは「銃がこのゲームのウリなのに、バッティングさせて、じゃんけんカードゲームさせて、やっと銃が出てくるから、なんか妥協感すごいゲームだな・・・」と思っていたが、いざ、やってみると、たまにデュエルが起きるからこそ、緊張感あって面白かった。

あと、基本はバッティングなので、バッティングしない方が当然有利なのだが、そうなると、デュエルする機会が全然ないので、他の人のデュエルの盛り上がっているのを見ると、自分もバッティングしてやりたくなるというソワソワ感出てきて、この感じも斬新で面白かったw 

銃の癖も強いので、何回もデュエルする人が見るからにうまくなっていくのもすごい面白くて、バッティングしないプレイングを目指してた自分は、1回しか勝負できず、いざ、使ってみたら、銃の引き金にかなり癖があり、全然撃てないというw もう爆笑w

という感じで、準備も面倒、ラウンド管理も面倒、デュエルが基本2回連続バッティングしないと起きないという、明らかにお粗末だろ・・・と思うゲーム設計なのだが、バッティングゲームって、ハゲタカの餌食が完成度高すぎて、どれもそれに似たようなものばかりで、それなりに面白いけど斬新感がほとんどないものが多かった中、

・いろんなカードの組み合わせで、毎回新しい展開になるリプレイ性
・カードが全部でてこないからカウンティングじゃないプレイングが求められるパーティ感のある斬新感
・ほどよい頻度のデュエルが異様に盛り上がり、むしろバッティングしてデュエルしたくなる高揚感

などなど、バッティングゲームをかなりやってきてマンネリ感を感じていたからこそ、楽しめた印象。

なので、バッティングゲームをやったことない人はハゲタカの餌食やってもらって、バッティングゲーム好きなんだけど、マンネリ感じている人やアクションゲームが好きな人にはやってみてほしいゲーム。

このゲーム、国内未流通だし、レビューが一切ないので、やばいゲームかと思っていた(実際、いろいろ粗くてやばいし、パーティゲーや運ゲー嫌いなゲーマーには多分合わないんだけど)が、自分には斬新な体験が満載のゲームだった。これがあるから、誰も手を付けていないボードゲームの開拓はやめられないね!

見た通り、銃が2丁あって、撃ち合う気マンマンなので(笑)、似たタイプとして、なげなげブリトーがあるけど、個人的には、あれよりも好き。

なげなげブリトーのレビューはこちら→https://bodoge.hoobby.net/games/throw-throw-burrito/reviews/35827

あっちは、カードのリアルタイムドラフトだけど、流れが途中でぶった切られるのがなんかなぁ・・・って感じで、好みでなくて、こっちは、バッティングでそれぞれ処理するから、流れも違和感ないのが良いんだよね。

特殊カードもいい味出してて、明らかに強いカードあるけど、みんな狙ってバッティングするしなぁ・・・みたいな感じでよい。

デュエルも2種類あるのも、あいつ弱いから撃ち合いにするかwみたいなノリも最高(笑)

だから、仲いいメンツでわーキャーやるのがおすすめかな。

国内未流通だし、バッティングゲームにマンネリ感じて、斬新なゲームやりたいみたいな境遇ないと多分、微妙なゲームだと思われるし、撃ち合うから遊ぶ場所を選ぶのが難点とか、ハードル結構あるけど、個人的に久々にささったアクション&バッティングゲームなので、このレビュー読んで、ビビッと感じた人はぜひプレイしてみてほしい作品。

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おとん
びーている / btail
白州
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