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  • 1人~2人
  • 180分~960分
  • 15歳~
  • 1986年~

朝鮮戦争yuishiさんのレビュー

105名
2名
0
約3年前

先ごろCOMPASS GAMESから再販されました。
朝鮮戦争の開戦から休戦協定が開始されるくらいまでの約1年を1ターン=1ヶ月で描いた作品です。

史実を少し振り返ると

1950年6月末、突如38度線(当時の国境)を越えて南下しはじめた北朝鮮軍は3日後には首都ソウルを占拠、そのまま南下を続け、1ヶ月後には韓国軍&国連軍は半島南端の釜山を中心とする狭い地域にまで追い詰められます。
ここで9月、マッカーサーはソウル近くの仁川に逆上陸を仕掛け、またたく間にソウルを奪還します。背後をつかれた形の北朝鮮軍戦線は崩壊し、国連軍はそのまま北上、10月には今度は平壌を占領します。勢いのまま半島北部まで攻め上がったところで、今度は中朝国境を越えて中国「義勇兵」の大軍が国連軍を攻撃・・、わずか半年の間にシーソーのように目まぐるしく形勢が変化し続けます。このため南北朝鮮の全土が戦場になり、南北離散家族やつい先ごろニュースになっていた終戦宣言の提案など現在に続く問題につながっていきます。

特徴的なゲームシステム

ゲームは他のウォーゲームでは見られない特徴的なシステムを採用しています。
両軍が交互にユニットを動かす活性化ルール、また補給ルールです。
これにより北朝鮮軍による開戦直後の快進撃などの戦線が流動的に移り変わっていく様子が再現されたり、またその後、補給に苦しみ続けた北朝鮮軍をよく表されます。

上級ゲームになると国際情勢ルールが加わり当時の東アジアがおかれた東西冷戦の一端として朝鮮戦争があったのだという状況がよく理解できるようになります。アメリカも中国ないしソ連は朝鮮だけで戦争をしていた訳ではないということがよく理解できるのです(例えば中国軍による台湾侵攻が発生するなど)。

プレイアビリティが高い作品

COMPASS GAMESの再販版はユニットサイズが大きくなったためマップのサイズも拡大しています(朝鮮半島全土を表すのにフルマップ4枚)。サイズ感はビッグゲームなのですが、ユニット数がそこまで多くないこともあり、システムに慣れるとかなりサクサクと進行させることができます。・・とは言っても半日以上1日掛かりのゲームであるのも確かです。

詳しくは次のブログにて紹介しています。

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