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  • 2人~5人
  • 15分~30分
  • 6歳~
  • 2018年~

君が撃て 俺が葬るうえにぃさんのレビュー

102名
1名
0
3ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

撃つか避けるか、それとも煙草をふかすか…名声を賭けて、勝負!

「君が撃て 俺が葬る」は、手札にある2枚の「FIRE」と2枚の「DODGE」、1枚の「SMOKE」をプレイヤーが選んで同時に出し、撃てるように、また撃たれないように避けるゲームです。


最初に使うキャラクター(というよりはカラーリング)を選びます。その色に対応したFIREとDODGE、SMOKEカードを受け取ります。セットアップはこれで終わりです。すごく楽でいい!


毎ターン最初にTARGETがシャッフルされて配られ、狙う対象がランダムで決まります。これによって、狙う人が毎回変化します。

ターゲットが決まったら、自身の手札から1枚、裏向きで出します。10カウントの間に出しましょう。このとき10カウントをする人には10カウントカードを置いておきましょう。

全員が出し終わったら公開です。FIREを行った対象がDODGEしていなければ撃てます。撃てると名声チップを1枚獲得して1点です。この点の高さを競います。

処理し終わったら、今回使ったカードは流します。そのままターゲットカードをシャッフルして引き直し、繰り返します。つまり、1度出したカードはそのゲームが終了するまで除外され、自身の取れる選択肢が減っていきます。と同時に相手の手札に残っているカードもわかるようになるので、それをうまく利用しましょう。

なお、自分自身がターゲットになる時もありますが、その時手元にFIREしか残っていなかったら、自分で自分を撃つことに。。。デメリットはありませんが、気分的な問題で嫌ですね。名声を得ることができるFIREを無駄遣いしていることになりますし。


「FIRE」は全員で1〜10まで1枚ずつあって、出した時に数字が小さい方から処理するため、撃とうと思ったら先に撃たれて倒れたり、だれかを撃った人の無防備な背中にズドン!と撃ったりなどできます。運任せのようなところもありますが、相手の動向はある程度把握できるため、狙ってやることも可能です。

プレイヤーごとに2枚ある「FIRE」のカードの数値は、キャラクターごとに異なっていて「めっちゃ早く撃つのと一番遅くに撃つ組み合わせ」「どちらも中盤で撃つ組み合わせ」など、選んだキャラクターのカードによって撃てる順番が変わるため、採る選択がちょっと変わってくるところも面白い点ですね。


なお、通常ルールではただのお邪魔な「SMOKE」カードですが、プレイヤーカード記載の追加ルールを適用することで意味を持たせられます。


外箱は、カードをスリーブに入れても入りそうですが、あまり大きすぎないサイズ感です(はらぺこバハムートぐらい?)。カード枚数もあまりなく、コンパクトなので持ち運びにも便利です(その反面、この内容物でこの値段かぁ…とはなりますが)。

また、追加ルールの内容がなぜか説明書ではなくプレイヤーカード下部に書かれているため、少々ややこしいなと思いました。キャラクターごとに適用、でも面白いかも知れませんが、処理が煩雑になると思います。慣れるとそれでもいいかもしれませんが。


私的な感想

自分が誰かを狙いつつ、誰に狙われているかを考えてカードを出す。

自分自身を狙っている人の言動に「撃つ」などといったものがなぜか滲み出て見えてきます。それでDODGEを出しても、避けられる回数に制限もあるし…

悩んでもいいし、何も考えずに出すのもいいしで楽しいゲームでした。


プレイ人数については2〜5人となっていますが、2〜3人ではDODGEで避けられやすいなと感じました。2、3人でも成り立ちはしますが、4、5人いた方が圧倒的に楽しいです。

ルールも(基本ルールでは)特殊効果などはないので難しくなく、メインで行うカードシャッフルもターゲットカードの最大5枚のみなので、初心者さんにも向いていると思います。

ただ、自身がターゲットになるとSMOKEを出せば解決してしまう(他のプレイヤーを狙っている時にSMOKEを出すことがまずない)ので、なにかないかなぁとは思います。一応、SMOKEに追加効果をもたせるものはありますが、、、


と、ここまでで基本ルールについて記述してきましたが、追加ルールを導入すると少しだけ処理が重くなりますが、私は導入を推奨します。明らかにゲームの楽しさが増します。

オススメはDODGEを2連続で出すと、2枚目は無効になるというものと、誰かに狙われながらもSMOKEを吹かし、生存したら名声1点というもの、誰かを撃つと1点獲得、相手が名声を持っているとそれを1点追加で奪うというものです。

これらによってかなりゲームとして楽しくなりました。脳死DODGEができなくなりますし、SMOKEをリスクを冒しながらも吹くのは中々のスリルと、そこからの開放感があっていいです。名声点を奪えるようになると、勝ちそうな人を阻止できると同時に逆転しやすくなります。それを読んでDODGEで避けたら無駄遣いになったり…緊張感をプラスできるルールです。

これら以外にも提示されている追加ルールがあり、どれを導入しても面白くなります。

また、その追加ルールにはないものを考えて導入しても楽しそうです。例えば、自分自身を撃ってしまったら名声点を1点失う、とか、誰かがSMOKEを出していたら数字の順番が逆転する、とか。最も名声をもっていない人は最初に好きなターゲットカードを選べる、なんていうのもいいかもしれませんね。


あと、キャッチコピーとしては優秀なのですが、10カウントって意外と長い。もっと短くしてもよいかもと思いました(5秒とか)。このあたりはプレイするメンバーと相談で。


ついでに言うなら、「君が撃て 俺が葬る」という、なかなかキャッチーなゲーム名なのですが、実際のプレイでそのようなシチュエーションになることはないです。うまいこと弱った対象を倒したりして、おこぼれを貰うようなゲーム性ならこの名前でよかったのでしょうが、基本的に自分が撃つか撃たれるかなので、もっと違う名前もあったのでは?とも思います。


総評として、短い時間で気軽に読み合いや賭け(運任せ)ができるゲームです。私は好きです。知名度が低いので、もうちょっと有名になってもいいのにな、と思いますね。

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びーている / btail
君が撃て俺が葬る
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1~2営業日以内に発送
日本語ルール付き/日本語版
¥3,124(税込)
大賢者
うえにぃ
うえにぃ
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