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  • 2人~6人
  • 90分~120分
  • 12歳~
  • 2012年~

キーフラワー白州さんのレビュー

559名
8名
0
1年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

ツォルキン、テラミスティカなど、重ゲーの黄金年といっても過言ではない、2012年のスカウトアクションで見事1位に輝いたキーシリーズの代表作。

翌年のマニアによる人気投票では、テラミスティカ1位、ツォルキン2位、このゲームは8位となったが、蟻の国を含め、2012年重ゲー四天王なイメージはかなり濃厚だった記憶は鮮明に覚えている。

自分は当時、あんまり重ゲーが好きではなかったので、これらのゲームは、蟻の国以外、プレイすることはなかったが、BGAの登場以来、重ゲーに対する苦手意識も薄くなり(といってもあくまで昔に比べればだが)、ツォルキンやテラミスティカもBGAでプレイし、満を持して、キーフラワーもBGAでプレイする機会に恵まれ、やっと四天王のコンプリートができたのは個人的にかなり嬉しい。

ちなみに、2022年に10年の時を経て、日本語版も発売されたので、わりと知ってる人も多いと思う。

さて、このゲーム、かなり独創的なゲームとしても有名で、当時のゲーマーズシステムをよくここまで融合させたなと思わせる作品である。

「ところてん競り」と言われる、わりとオークションシステムの中ではマニアック(他でいえば、アメン・ラーとかエボとかが有名だけど、最近のゲームにはあんまりなさそう)なのだが、個人的にオークションは好きだし、ところてん競りは、ストレスが普通のオークションよりマイルドなので、遊びやすいのは好印象。

この競りを使って、タイルに入札し、落札すると、自分の村にカルカソンヌのように配置して町を広げていく。

ただし、勝つためには勝利点が必要で、そのためにはただ配置するだけではだめで、配置したタイルを改良(リソースを払って、裏返す)する必要もある(ないやつもあるが、基本は改良必要)。

そして、改良するために必要なリソースは、ピックアンドデリバリーして運ばなければならなかったりするので、もう、いろんなシステムがてんこもりである(笑)

他にも、キープル(このゲームではミープルをキーシリーズにちなんでこう呼ぶ)を使って、競りをするのだが、キープルには、赤・青・黄の3色(厳密には緑もあるが割愛)があって、最初に置かれたキープルの色だけでしかそのタイルは入札できない(まさかのマストフォロー)システムがあったり、入札中や他のプレイヤーが落札したタイルにキープルを配置してアクションしたり(まさかの入札中や他のプレイヤーのタイルにワーカープレイスメント)、最初に得点タイル3枚持ってるけど、最終ラウンドでそれをオークションに出品して落札しないと得点にならない(まさかの目標カードなんだけど、落札しないと意味ない!)もらえないなど、とにかく独創的なシステムが多い。

個人的にこういうごちゃごちゃしたゲームは毛嫌いする傾向があるのだが、自分がところてん競りが結構好きであること、妨害がわりと少ないこと(他のプレイヤーのタイルに置けば、アクションコストは増やせるので、妨害みたいなものだが、結果的にキープルはそのプレイヤーのものになるため、デメリットばかりではない)など、わりと好みのゲームだった。

ただ、ボードゲームのシステムを知らない人へのインストはかなりハードルが高いので、「ワーカープレイスメント」「トリックテイキング(マストフォロー)」「オークション(ところてん競り知ってるとベスト)」「ピックアンドデリバリー」「タイル配置」の5つのゲームシステムを理解しているかしていないかで、面白さがかなり変わるゲーム。だから、このゲームを遊ぶなら、上記の5システムのゲームを遊んでからの方がいいんじゃないかな。

このゲームを低評価する人は多分、これらのシステムの王道ゲームを遊んでないから、訳わかんなくなっちゃったんだと思う。いや、そりゃ、この5つのシステム知らなきゃ、そうなるよ(笑)

個人的に、オークションとタイル配置以外、あんまり好きなゲームシステムではないのだが、それでも面白かったと思うのは、さすが黄金年で名を馳せたゲームだ。

なので、このゲームを遊ぶなら、その前に、上記の5システムの王道ゲームを遊んでからでないと、わけわかんないゲームで終わる可能性があるので、しっかり履修してから遊ぶのをおすすめしたい。

あと、6人まで遊べるみたいだけど、ダウンタイムとかすごいかかりそう(笑)(自分は4人で遊んだ)。

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大濵 健聖
南池鯉魚
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山の川
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白州
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