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  • 2人~6人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1998年~

酔いどれ猫のブルースてんじくさんのレビュー

387名
2名
0
1年以上前

ボードゲームを始めたばかりのころに購入しましたが、当初は「カードをカードで買う。」というゲームシステムがどうしてもしっくりこなくて、なかなか理解できませんでした。結果、よく理解できないままタンスの肥やしになっていたゲームでした。


ボードゲームというものに慣れてからあらためて遊んでみると…なんて面白いシステムなんだ!と思い知りました。

場に出ているカードは欲しい、でも(手札)カードを使いすぎると次回以降の競りに参加できないし、そもそも得点化できない…というジレンマがあり、なかなか自制心が要求されるシステムになっています。かといって、賞金には限りがあるのでただ待っているだけではジリ貧で負けてしまうという、なんとも考えるゲームです。

他の方がレビューで書いているとおり、多人数(3人以上)で遊ぶとき、このゲームではあまりにも賞金の絶対数が少なすぎてゲームとして成立しているとは思えませんでした。

推測ですが、賞金の数を少なくした作者の意図としては、「4」「5」など高得点カードを競りに使わせて低得点カード獲得でしのぎを削ることを狙ったゲームにしたかったのか、あるいは賞金数を少なくすることで、スピード優先にしてジョーカーを積極的に使わせたかったのでしょうか…それにしてもやはり賞金の絶対数は足りないように思います。

そこでプレーするときは付属の賞金(ネズミカード)を使用せず、ポーカーチップなど点数を代用できるもので下記のとおり調整をかけてみてはいかがでしょうか。

 3人プレイ…賞金24個  4人プレイ…賞金30個 5人プレイ…賞金35個 6人プレイ…賞金40個

このくらい賞金があれば、何とかゲームとして成り立つような気はします(すべて実証したわけではないですが)。

※後日、検証した結果、6人ゲームではそもそもカードが少なすぎてゲームが成り立たちそうにないという結果となりました。上記賞金数にして5人がギリギリです。

これはすべてのゲームに共通して言えることだと思いますが、本来のルールを調整することに対して違和感を覚える方もいると思います。

個人的には、ゲームが面白くなり、かつ、その場の参加者が同意するのであれば、ルールを調整することはありではないかと思います(作者の作成意図を崩しすぎず、そういう調整を考えることもけっこう楽しいです)。


あくまでも参考としていただければと思います。

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