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  • 1人~5人
  • 30分~60分
  • 14歳~
  • 2019年~

イッツアワンダフルワールド午後くまさんのレビュー

807名
6名
0
2年以上前

この素晴らしき世界に祝福を


単独プレイヤーです。

 ソロプレイが可能なドラフト系拡大再生産カードゲーム。ボードゲーム初級の自分には呪文の様で何言ってるのか良くわからんですし、当初メンドクサイみたいな印象でした。が、実際は単純明確なシステムで評価が高いのも納得の良げー。

 ドラフト、カード獲得時に選択要素があり、獲得したカードの効果により資源が生産され、生産された資源の一部を資本として継続的に生活水準の拡大を目指す、ざっくりこんな内容。国を育成して発展させていくと思えば何となくわかる。
 基本ゲーム5人まで同時プレイ可能で、多人数の方が明らかに楽しいシステムなんですよねー。プレイヤーは自分の帝国を反映させていき、最終得点を多く獲得したプレイヤーが勝利とわかりやすいですが、計算がちょっと手間。

 ソロの場合は、スタート時山札を8山準備しておき、通常プレイ同様にカードドラフト的なプレイで持ち札を増やし、構築した建造物などからポイントを重ねてゆきます。最終的に何ポイント出せるかのスコアアタックになります。プレイした感じではソロでも結構たのしめます。難しいルールは無しに、シンプルルールな点が良いところ。とにかくカードも十分なくらい種類があり、考えるのが楽しいゲームです。


パッケージ

 こちら拡張もリリースされています。日本語版も揃っており、入手難度も高くないです。化粧箱には近未来的情景に、ビジネスマンと兵士。一見世界大戦物かと思た時もありましたが、育成ゲーム的な奴でしたのでパッケージで誤解される可能性あり。

 拡張セットは、単純にプレイ可能人数が増える事に加え、新しい枠組みのカードが増えるだけと複雑にはならずにスピード感や戦略に深みが増す感じ。他にはキャンペーンモードが楽しめる拡張もありますが、コチラも複雑なルールが増える事もなく、基本ルールに乗っ取り進行されます。基本セットにハマった方であれば、是非導入をオススメしたいセットになります。


 ゲームは4ラウンド制で、割と短時間でさくさく進行していく事が出来ました。プレイ時間も丁度良い、微妙に足らないくらいがいいジレンマ状態を楽しめるのですよね。ソロで20分あれば十分な結果が出せます、多人数プレイでも各自同時進行になりますので、それ程ダラダラとはしないのでは無いでしょうか。


内容物

 写真はキック版のビックボックスですが、収納が小分けになっていて、便利なのかメンドクサイのか微妙な感じです。どっちかというと小箱を開けるのが手間なのでもう少し工夫してほしかった。一つの箱に拡張がまとめられる事はとてもありがたいですが、便利では無くなる矛盾が発生しています。通常版はしりません。

 鳩のマーク青い箱は、単独でもリリースされている拡張。ラウンドごとに条件が変わったり、分岐したりとキャンペーンモードが楽しめます。進行しながらパッケージを開封していきますが、他のレガシー系とは若干違い、次回以降遊べなくなるタイプでは無かったです。ネタバレはありますが遊べないような破損等が無いということです。



プレイスペース全景

 メインボードは割とコンパクトでスマートかつカラフルでコレハ映える。見た目のインパクトもモチベーションに影響与えるので良いですね。カードデザインもスタイリッシュというかシリアスな雰囲気が出ていて何だかトテモ恰好良いです。ひとめでコストなど判断できるデザインになっています。

 自陣・個人帝国ボード付近は、構築予定のカードと構築したカードを並べていくので、ある程度のスペースの用意が必要です。4人程度でプレイするには結構なスペースの確保を要すること必須、広めのデスクが無いと対応できなさそう。カードサイズは1種類でワンダーサイズと少し大きい、見やすく持ちやすいサイズではあります。スリーブ使用する方は150枚くらいあれば大体足りそうですよ。



プレイ所感

 構築中のカード。ハードルが高いほど報酬や獲得ポイントがあがります。ある程度のコンボを意識して構築していかないと、最終的にポイントが伸び悩んでしまいます。カードドラフトを繰り返すなかで、どうやってポイントを稼ぐかの組み立てていく作業が楽しみのひとつです。初回プレイではルール把握できておらず結果19点と伸び悩みましたが、2回目のプレイで92点に上昇。運もありますが、プレイのたびにヤリカタが分かってきて成長を感じられるゲームでは無いでしょうか。ドラフトで調整することで運の影響が軽減されてバランスよす。

 カードの言語依存はそれほどありません。シンボルや色などで識別出来たりと考えられています。ただし拡張のキャンペーンモードをプレイするには、都度説明書を読んで、新しいシステムを導入したりと少し翻訳必要になりますが好きなら何とかなるでしょう、その辺は個人によりとしか言えない。翻訳が手間に感じる場合は、迷わず日本語版選択したほうがスムーズ。


 プレイを重ねる中で個人的な評価はあがりました。自分の帝国を発展させていく目的ですが、カードのデザインが格好良いやつを集めてしまったりと、夢を追ってしまうケースは中々ポイント上がりませんでした。わくわく感がある方が楽しいのですが、適当ではなく資源数とコストをしっかり計算しないと勝てないあたりは、良いバランス調整してるなと思います。

 このジャンル自体が初プレイですが、シンプルかつリプレイ性が高く初心者にも受け入れられやすいシステムですね。パッケージデザインがシリアス系ではあるので、どうも最初の一歩が出にくい印象がありますが、踏み込んでしまうと何度もプレイしたくなるようなオススメゲームです。


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