銀杏都市 / ギンコポリスうらまこさんのレビュー

ゲームは、カードドラフトやプロット、タイル配置、リソース管理、マジョリティ争い等にと要素が盛り盛りやけど遊び始めたらその要素の多さは感じない遊びやすさ。
手番は同時に行い、カードを1枚選んだら伏せて残りは左隣のプレイヤーに渡しておく。渡されたカードは、次の手番までは見てはいけない。場にあるタイルに隣接したり、重ねたりとするつもりならタイルを裏向きにカードに重ねておく。
全員の準備ができたら、カードを公開してタイルを隣接して配置したり、重ねたりとしていく。配置したら、隣接したタイルの色に応じてリソース、タイル、得点チップを獲得する。また、配置したタイルと同じ番号のカードを箱から取り出し捨て札置き場に置きます。
山札がリシャッフルされる際には、そのカードも使えたりする。

タイルを重ねる際には、同じ色のタイルを重ねるなら段に応じたリソースの支払いだけでいいですが、違う色のタイルを重ねるなら追加リソースもいるので、準備しておかないといけません。すでに配置されているリソースがあるなら、そのプレイヤーの手元に戻ります。
タイルを重ねる時に数字が大きくか同じならいいのですが、小さくなるなら差分の得点チップを支払わないといけないので、できるだけしないほうがいいです。
重ねたタイルのカードは、手元に置かれて配置ボーナスやゲーム終了時ボーナスをもたらしますので、重ねることはしていかないと勝ちにくい。
処理が終わりましたら、伏せてあるカードを受け取り共通の山札からカードを1枚引いて、また4枚からカードを1枚選ぶを繰り返します。ゲームは、袋の中にあるタイルが無くなると前半戦が終了。
後半戦前には、各プレイヤーは手元にあるタイルを好きな枚数、袋の中に戻します。
戻した枚数だけ得点チップを獲得したら後半戦がスタート。
同じようにプレイしていき、また袋の中にあるタイルが無くなりましたらゲームを終了します。
最後に各エリアごとに、マジョリティの確認を行いまして得点を獲得していき、最後にカードボーナスの得点を獲得して合計得点が高いプレイヤーが勝ちになります。
今回は、得点チップは支払いすることなく、できるだけタイル配置によるカードの恩恵を受けるようにしていき、カードボーナスを意識して配置していきました。1箇所、2人の得点を伸ばすだけにしたエリアを作りましたが、その配置して獲得したカード得点も大事だったので結果としてはよかったかな。
3人で1時間ぐらいのプレイ時間。ゲームが7～8年前ぐらいで、完成度の高さが素晴らしかったですね。
機会がありましたら、遊んでみて欲しいゲームでした。