クルーバージュおとんさんのレビュー

星８

ボドゲ300種を所有するライトゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、４人で遊びました。2024年５月

【どんなゲーム？】

場の16枚のカードの中から犯人を特定する、推理&思考パズルゲームです。カードをめくる毎に徐々に絞られていく容疑者の中から、犯人をいち早く特定する事を目指します。

【ルール概要】

場に4×4で伏せて置かれた16枚のカードの中から、犯人を確保する(当てる)と勝利です。

手番は3択で、場のカードを1枚めくるか、1枚のカードを占有して自分だけ見るか(占有は1枚まで)、容疑者を確保(推理完了)のどれかひとつをします。時計回りに手番を回していき、全員が推理完了したら、全てのカードをオープンして答え合わせです。

犯人は、16枚の中にある「容疑者カード」のどれか1枚であり、同じく16枚の中の「凶器カード」と「動機カード」からタテヨコナナメに交差(または一致)する位置にあるカードが「犯人」です。

ただし、16枚の中にはお邪魔カードもありまして、「アリバイカード」や「偽証カード」で結果が覆る事があります。(犯人である事を打ち消す効果などで。)

場合によっては、犯人不在で「海外逃亡」(16枚の中に犯人の対象者無し)を選ぶと勝利な事も。逆に対象の容疑者が複数いる場合は通し番号が大きい方が犯人です。

【感想】

初プレイから、そのまま７回連続でリプレイしました。一旦ルールが分かれば、軽いプレイ感で繰り返し遊べる楽しいゲームです。

楽しく思わせているのは徐々に現れるヒントと、お邪魔カードの効果による適度な紛れ(運要素)です。

盤面の状況からほぼ犯人確定、と思われる容疑者を他プレイヤーに先に確保(先着)されちゃったら、仕方なく次の候補を確保するしかないのですが、それでも伏せてあるカードの効果で思わぬ展開になる事も多いです。

そういう事もあって、先に取られる前に見切り発車で犯人確保に動くか、じっくり最後までカード効果を見届けてから確保に向かうか、悩ましくて実に楽しいです！

⚫︎良い点

ルールは比較的簡単。

1プレイは慣れれば5分で決着します。

推理とカード運のバランスが良い。

悩みどころもしっかりある。

⚫︎気になる点

特に無し。

⚫︎悪い点

入手困難。Amazon、楽天、メルカリ他、手に入りそうにありません。2024年5月現在