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  • 1人~4人
  • 30分~45分
  • 14歳~
  • 2021年~

カスカディア9割ぼっちさんのレビュー

588名
5名
0
約2年前

地形タイルと動物チップをセットで獲得し、自分の場に配置して最終得点を稼ぐゲームです。


地形タイルは6角形で、タイルによって1つの地形だけが描かれていたり、複数の地形が半分ずつ描かれていたりします。また、そのタイル上に配置可能な動物の種類がアイコンで描かれています。


各プレイヤーは初期地形タイルをランダムに受け取ります。6角形が3つ結合されたタイルになっており、地形の構成はそれぞれ異なります。

場には規定数の地形タイルと動物チップが同数、セットとして公開されます。地形タイルは裏側になっている山札から、動物チップは巾着袋から、それぞれ毎回ランダムに引かれ公開されます。

場には、動物毎に「どう配置すれば何点を獲得出来るのか」を表すカードが1枚ずつランダムに公開されます。


手番で出来る事は

・決められたセットの「地形タイル1枚+動物チップ1枚」を選んで取得し、それぞれ自分の場に配置

・場の動物チップを流して入れ替え (松ぼっくり使用)

・場のチップとタイルを好きな組み合わせで取得 (松ぼっくり使用)

のいずれかです。

一人が引く度に即座にタイルとチップがランダムに追加されます。

自分の場には必ずいずれかのタイルと隣接するように配置します。


取得したタイルは必ず配置し、動物チップは配置出来ない時は袋に戻します。

タイル配置に制限はありませんが、同じ種類の地形を繋いで配置できるとそれだけ最終得点が増加します。動物チップは、同時に取得したタイル以外にも配置できますが、必ず配置可能なタイルに置く必要があります。置きたい種類の動物アイコンが描かれていないタイルや、既に他のチップが置かれているタイルには配置できません。


タイルに描かれている動物アイコンは基本的には複数ですが、1種類しかないものも混じっています。このタイルのアイコンには松ぼっくりのシルエットが描かれており、対応するチップを配置すると即座に松ぼっくりを1つ獲得できます。所持上限はなく、最後まで持っておくと1つ1点になります。また、ゲーム中、自分の手番開始時に別の使い道があります。


場から取るとき、決められたセット以外の組み合わせで獲得したい時、松ぼっくりを1つ消費することにより場から自由に「地形タイル1枚+動物チップ1枚」を獲得できます。


また、欲しい動物チップが場に1つもない時などには、松ぼっくりを1つ消費する事により「場のチップを流して袋から引いて公開」する事ができます。1枚だけ残して流す事も、全て流す事も出来ます。

松ぼっくりがある限り、消費することで何度でも可能です。



手番開始時、場の動物チップが3枚同じ場合、手番プレイヤーが「全て流して再公開するかどうか」の選択が出来ます。これで引き直して再び3枚以上同じになっても、松ぼっくり消費以外での再公開は出来ません。



以上を繰り返し、残りが規定枚数になるとゲーム終了です。

場のカードに示された動物点数カードに従いそれぞれ得点計算をします。特定の動物を1列に規定枚数置いたり、周囲を別の動物で囲んだりと、カードにより色々な指定があります。

地形の点数は「同種類地形での最大面積の箇所のタイル数」を地形毎に数え、1枚1点になります。

また、地形毎にプレイヤー同士で比較し、最大面積獲得プレイヤーにはボーナス点が入ります。

最後に残った松ぼっくりを1つ1点として計算し、合計点が1番多い人が勝利です。



4人プレイで遊びました。

自分の場が制限されていないので、配置の自由度が高いです。動物カードの点数を気にしながら地形もなるべく繋げられるように配置するので、全てを負いすぎると全て中途半端な点数になってしまうかもしれません。地形タイル自体は「点数には繋がり辛くなるが配置制限はなし」なので、地形重視か動物重視か戦略を分ける事が出来ます。

自分の手番の時の場次第という運要素はもちろんありますが、序盤は絞り過ぎず配置しても後から合わせられるので、運ゲー感はあまりありませんでした。更に松ぼっくりの存在により、戦略性が増しています。残しておいても1枚1点だけなので効果的な場面で使うのが正解だと思いますが、「確実な組み合わせを狙うために自由取得の方で使う」のか、「場を全流ししてギャンブル的に引き直す」のか、プレイスタイルに幅が出来ます。

「自由度と戦略性のあるキャリコ」のようなプレイ感でした。運要素を上回るゲーム性があると思います。動物カードもゲーム毎にランダムに変わるのでリプレイ性も高いです。

また遊んでみたい良いゲームでした。言語依存のあるゲームではありませんが、日本語版が発売されるとのことです。

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