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  • 3人~6人
  • 60分前後
  • 12歳~
  • 2005年~

バルバロッサシニチロさんのルール/インスト

532名
0名
0
6年以上前

・ゲームの説明
作られた粘土作品の正体を当て、得たポイントに応じて
すごろくを進め、ゴールを目指すゲームです。
ゲーム終了までにゴールにたどり着くか、
終了時点で最も得点の高い(マス目を進んだ)プレーヤーが勝者になります。

・準備
プレーヤーは自分の色を一つ決め、
その色の駒、得点マーカー、宝石マーカー、粘土、呪い石を3つを取ります。
また、粘土を乗せるための下敷きを2枚取ります。(3人プレイの時は3枚)
テーブルの真ん中にイベントタイルを円形1~6、
そして?の順に円形で時計回りに並べます。
各自の色の駒は?のイベントタイル上に置きます。
その横にゲーム盤を置きます。
各自の得点マーカーを一つ、スタート地点に置きます。
(もう一つは識別用に各プレーヤーが持ちます。)
各自の宝石マーカーを宝石トラック上の12のマスに置きます。
サイコロとメモ帳もジャマにならない位置に置いておきます。
3~4人用の場合は17本のペグのうち13本を使用し、
盤上の得失点表のそれぞれの段に1本ずつおき、残り4本は箱にしまいます。
5人以上プレイの場合は17の段まで1本ずつ置きます。

セッティングが出来たら、各自自分が作る粘土細工のお題を決めます。
粘土細工は下敷きの数分作る事になります。
お題は基本的に自由ですが、以下の基準があります。
・抽象的なものは設定不可「名誉」「勇気」
・国語の辞書に載っているもの
決めたお題はメモ用紙に書き留め、誰にも見せないように伏せておきます。
書き留めるときに、必ず読み仮名を記載します。
電話であれば「電話(でんわ)」CDであれば「CD(しーてぃー)」
と書く必要があります。
CDを(しーでぃー)とするか(しーでー)とするかは自由ですが、
一度ふった読み仮名を変えることはできません。

お題が決まったら、決めたお題に沿った物を粘土で作ります。
下敷き1枚に対して、粘土細工1個を作って置きます。

一番最初に粘土細工を作り終えたプレーヤーが最初の手番を行うことになります。
そのプレーヤーから時計回りに手番を進めることになります。

・ゲームの進行について
手番のプレーヤーはサイコロを振り、
出た目の分だけ時計回りにイベントタイル上の自分の駒を進め、
止まったイベントタイルの指示に従った行動を取ります。
また、サイコロを振る代わりに自分の宝石を消費して、
自分の駒を進めることも可能です。
サイコロと宝石を組み合わせて駒を進めることはできません。
イベントタイルの指示に従った行動が終了すると、次の人の手番になります。

・イベントタイルについて
竜(3と6)
→手番プレヤー以外の全員が1点ずつ獲得します。
宝石(2と5)
→手番プレーヤーは宝石を1個獲得します。
 但し、13個以上獲得することはできません。
文字ドワーフ(4)
→手番プレーヤー以外の作った粘土細工に対して質問を行うことができます。
 質問は、対象粘土細工の作者に対し、
 読み仮名の文字の位置を指定して質問することができます。
 例えば「●●さんの粘土の読みの4文字目は何ですか」という具合になります。
 質問された作者はメモ用紙に答えを書き、質問者に対して伏せて渡します。
 小さい「つ」や長音符「ー」などはその旨もメモ用紙に書きます。
 また、4文字しかないお題に対して5文字目を指定された場合は
 「無し」と書いて渡します。
?(1)
→手番プレーヤーは質問と解答が行えます。
 手番に対しては質問ステップと
 質問/解答ステップの2つのステップが与えられます。
 ●質問ステップ
 質問は「YES/NO」で答えられるような内容について行うことができます。
 但しお題をダイレクトに尋ねる質問はできません。
 「電話」がお題のときに「これは話すための道具ですか」と聞くことはできますが、
 「これは電話ですか」と聞くことはできません。
 作者は
 「はい」
 「そうかもしれない」
 「どちらともいえない」
 「いいえ」
 「わからない」
 のいずれかの返答をします。
 質問ステップは「いいえ」と言われるまで繰り返すこともできますし、
 返答を得たあとに別の粘土細工に対して質問することもできます。
 また、質問せずに次の質問/解答ステップに進むと宣言し、
 次のステップに進むこともできます。
 ●質問/解答ステップ
 このステップでは次の2つの行動がとれます。
 A.質問ステップの時と同様に質問を行う。
 B.粘土細工の正体を当てる。
 Aの場合は質問ステップと全く同じ行動が取れます。
 但し、次のステップはありませんので、「いいえ」と言われると手番終了となります。
 「いいえ」以外の返答を得た場合は、再びAかBかの行動を選択します。
 Bを選んだ場合は、粘土細工を一つ選び
 その解答をメモ用紙に書いて粘土細工の作者に渡します。
 このとき解答を他のプレイヤーに見せないようにしてください。
 作者はその内容を見て、正解か不正解かだけを全員に聞こえるように宣言します。
 (くれぐれも解答そのものを言わないように注意してください。)
 一字一句あっていなくても意味が通れば正解とします。
 (先ほどのCDの例ではしーでぃーでもしーでーでも正解となります。)
 不正解だった場合は何も起きずにステップ終了となります。
 正解だった場合には盤上の得失点表の一番上の段からペグを一本取り、
 粘土細工に刺します。
 次に得失点処理を行い、手番終了となります。
 ●得失点処理
 粘土細工に1本目のペグを刺したプレーヤーは5点
 2本目のペグを刺したプレーヤーは3点
 また、ペグが刺された粘土細工の作者は
 得失点表の何段目からペグが刺さったかによって
 得失点が発生します。
 (1~2本目のペグを刺されたら-2点…等)
 従って、すぐに当てられてしまったり、なかなか当てにくい粘土細工を作ると
 失点の可能性がでてきます。
 2本目のペグが刺さった粘土細工は場から取り除きます。

・呪い石
手番以外のプレーヤーは呪い石を1個以上持っていれば
手番の割り込みを行う事が出来ます。
割り込みできるタイミングは、現在の手番プレーヤーが
?に止まり、「質問/解答ステップ」を行っているとき以外です。

割り込むときには手を挙げて宣言を行います。
複数プレーヤーが手を挙げた場合は最初に手を挙げたプレーヤーのみが割り込みを行えます。
(判断が付かない場合はダイス勝負をして割り込みプレーヤーを決めます。)
割り込みを行ったプレーヤーは呪い石を1個消費し、
次の2つのうちのいずれかを行います。

 ・文字ドワーフのイベントと同様の行動。
 ・粘土細工を1つ選び、その正体を当てる。

呪い石は連続使用が可能です。
文字ドワーフで文字を確認してから解答、ということもできます。
割り込みの行動中はさらにそこに対して他のプレーヤーが割り込みを行う事ができません。
割り込みの行動が終了したら、元のプレーヤーの手番の中断したステップから再開します。

・ゲーム終了
次のいずれかの条件が満たされるとゲーム終了となります。

 ・いずれかのプレーヤーの駒がゴールに到達する。
 ・ペグが全て粘土細工に刺さる。

ゲームが終了したら、決算を行います。
場に残った粘土細工に対してそれぞれ
 ・ペグが1本も刺さっていない粘土細工の作者は-5点
 ・ペグが1本だけ刺さった粘土細工については-2点
決算が終わった時点で最も得点の高いプレーヤーが勝者となります。

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シニチロ
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