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ゼロワンバース01VERSE

レーティングの登録/分布

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1人~2人用の対戦ゲーム。子供と一緒にやれるかなと思い購入しましたが、絵柄は子供向けですが内容はしっかり大人向けでした。


概 要

プレイヤーはハッカー集団「ホワイトラビット」と「ブラックイレブン」のどちらかに所属するハッカーです。仮想世界「ゼロワンバース」の最高管理権限をめぐり、ゼロワンバースを制御するプログラム生命体「コマンドロイド」をハックして操り、相手陣営の防壁突破を目指す、というフレーバーになります。


ゲームについて

それぞれ「コマンドロイド」に自分の「フラグ」を置くことでハックし、設定されたコマンドを実行できます。

フラグ置き場は「null」になってるので自分のコードを上書きして実行権を取る形です。

能力(コマンド)は相手にダメージを与えるものや、相手のフラグを別のコマンドロイドに設定しなおすものなど様々。

コマンドロイドは1つのプログラムコードとして1列に並んでいるので、指定された順番に処理をしていくことになります。

並びや効果を見ながら先に相手のライフを0にした方が勝利です。


様々なコマンドロイド

全部で10種類(+ソロ用1枚)のコマンドロイドがいます。ソロ用以外は両面仕様です。

(種類は私が勝手に呼んでます。ご了承ください)


攻撃系:

毎回相手に1ダメージを与える「バグ」、自分に1ダメージ後相手に2ダメージを与える「デストラクタ」、置いたフラグを回収して相手に2ダメージを与える「クラッシュ」、相手のフラグ数-自分のフラグ数のダメージを与える「カオスモンキー」の4種。

特殊系:

カード効果の数値(ダメージ等)を増加させる「インクリメント」、自分か相手のフラグを別のカードに置きなおす「ムーブフラグ」、自分のフラグを別のフラグが置かれていないカードに置く「アッドフラグ」、実行カーソルの前後を逆転させることができる「リバース」、自分と別のカードの位置そのものを入れ替える「スワップコマンド」の5種。


ソロ用:

自分の上下〇枚から1枚を選び、実行カーソルを移動し、実行後このカードにカーソルを戻す「サブルーチン」。


ラウンドの流れ

コマンドロイドは最初に設置されていて、能力以外では動きません。

2人プレイの場合は、前述の「攻撃系」から「カオスモンキー」以外の3種+ランダムな3種の計6種を使用します。

ソロの場合は、「1人用ルール」裏面に記載された全20ステージ+EXステージに設定されたライフ・コマンドロイドを設定し、AIのHPを先に0にすることを目指します。


ソロは自分で考えないと面白くないので、ランダムに設定した2人プレイでの動き方を記載します。(カード向きは横にしています。実行カーソルは左から右に流します)


①上から「デストラクタ」「カオスモンキー」「クラッシュ」「ムーブフラグ」「アッドフラグ」「バグ」が並んでいます。先行(今回は黒)の色にして一番上に「実行カーソル」を配置します。お互いのライフは12、後述の「イベントマーカー」はライフ6のところにセットします。

②先行の黒が「クラッシュ」に自分のフラグを置きました。次に白側が「デストラクタ」にフラグを置きました。

③2人ともフラグを置いたので実行フェイズに移ります。上から実行カーソルをたどり、フラグのあるところで効果を発動します。今回は白:デストラクタで自分1ダメージ黒に2ダメージを与え、フラグはそのままです。次に黒が「クラッシュ」の効果で白に2ダメージを与え、フラグを回収します。

④他にフラグが置かれていないので、ラウンド終了です。次は白が先行となります。

⑤白は「クラッシュ」にフラグを、黒は「カオスモンキー」にフラグを置きました。

⑥実行フェイズでは、白:1ラウンドの「デストラクタ」のフラグで自分に1ダメージ、相手に2ダメージ、黒は「カオスモンキー」にフラグを置いていましたので、フラグ数差し引きで相手に1ダメージ、白がフラグを回収して相手に2ダメージとなります。

ここで黒のライフが6になったので「バックドア」が発生し、白の「デストラクタ」にあるフラグを戻してターン終了です。


※「バックドア」について

自分のライフが半分になった(イベントマーカーを通過した)とき、相手のフラグを1つ手元に戻させることができます。ゲーム中それぞれ1回しか使えない効果です。相手ターンの時にうまく使えると、嫌なフラグを回収して次の自分が先行のターンでフラグを置くことができます。


感 想

最初にも書きましたが子供とできるかな、という思いで購入したのですが、ふたを開ければ大人の私が夜な夜な「ああでもない」「こうでもない」とか言いながらソロステージを進める日々。平日夜にちょっとずつやっているので現在やっと折り返しのステージ10をクリアしたところです。

絵柄は子供に寄せた感がありますが、各コマンドと手番、効果の先読みが必要ながっつり大人向けの内容でした。バックドアが効いてますね

カードはフルオープンなので、相手がどこにフラグを置いて、どういった戦略を取りたいのか読む必要がありますし、ソロの場合はステージごとにカードやライフが指定されていますので、より流れを読んだ詰将棋的なプレイが必要になります。難しいけど面白い。

バックドア発動のタイミングも含めて戦略勝ちできると気持ちいいでしょうね。(ソロでバックドア使えるステージにまだ到達していない…)

ソロルールはブレイドロンドやシェフィでおなじみのポーンさん。正直その時点で買いでした。面白くないわけがない。全21ステージ制覇は遠いですが、ちまちま進めたいと思います。

ちょっと気になる点としては、ライフカウンターとイベントマーカーがものすごく小さい。ちょっとの振動でずれます。ちょいストレスだったので、ポーカーチップとかで代用した方がすっきりします。それかライフボードにクリップとかスライドできるようなやつを使うとか。

あとは個人の好みの問題ですが、リメイク元の「パスタロジック」。そっちは2人用なんですがすごいすっきりしたデザイン。こっちのが好み。


といった形で、対象年齢10歳以上ではありますが、如実に思考力の差が出るのでそういったのが得意な子や大人2人の対戦の方が楽しいんじゃないかと思われます。

ソロに関してもおすすめ。ちょっとだけ場所を(縦か横に)取りますが、だんだんすんなりクリアさせてくれなくなってくるので、こういったゲームが好きな方、ぜひお試しください。

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  1. 投稿者:じむや
  • 4興味あり
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  • 20持ってる
テーマ/フレーバー
メカニクス
作品データ
タイトルゼロワンバース
原題・英題表記01VERSE
参加人数1人~2人
プレイ時間20分前後
対象年齢10歳から
発売時期未登録
参考価格1,800円
レーティング
レーティングを行うにはログインが必要です
10点の人0
9点の人0
8点の人1
7点の人1
6点の人2
5点の人0
4点の人1
3点の人0
2点の人0
1点の人0
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戦略・判断力3
交渉・立ち回り1
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘1
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レビュー 1件

325名
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レーティングが非公開に設定されたユーザー
1人~2人用の対戦ゲーム。子供と一緒にやれるかなと思い購入しましたが、絵柄は子供向けですが内容はしっかり大人向けでした。概要プレイヤーはハッカー集団「ホワイトラビット」と「ブラックイレブン」のどちらかに所属するハッカーです。仮想世界「ゼロワンバース」の最高管理権限をめぐり、...
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じむや
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