カタコンベCatacombs

RPG×アクション×協力＝ドラマ

プレイヤーはそれぞれRPGの戦士になって魔王を討伐しにいくゲームです。

ファンタジー系によくある設定なのですが、特徴としてゲーム形式は1対多人数（魔王VS戦士）になっていて、ゲームプレイはボード上で「おはじき」をします。

準備としては

今回のボスを設定してステージカード6枚を準備します。

各プレイヤーが自分の戦士を決めてパーティーになります。（魔術師、盗賊、エルフ、蛮族）

手順としては

ステージカードを開いて、それに書いてあるボードと敵ディスクコマを用意します。

ボードには障害物を置く位置やパーティーのスタート地点などが書いてあります。

魔王は敵のコマを任意の箇所に配置します。

戦士フェイズと魔王フェイズを交互に行います。

戦士フェイズはプレイヤー側で相談して戦士を弾き飛ばす順番を決めることができます。

勿論、目的は敵の討伐です。

戦士ディスクコマを弾いて敵にぶつけることで、敵にダメージを与えます。雑魚は大概HP1ですが、強い敵はHP2あります。

もしもコマがボード場外にいった場合は場外出た位置にコマを置きます。※基本的にペナルティーはありません。

戦士側は特殊効果や魔法に道具など色々使えます

全ての戦士を弾いて、魔王フェイズになります。

魔王フェイズ

敵コマを戦士にぶつけてダメージです。敵にも色々な効果があるので駆使して戦士を苦戦させることができます。

これを繰り返していって、戦士は最終的に第6ステージに居るボスを討伐したら勝利になりです。

補足としては、敵を倒すとお金が手に入ってステージクリアするとショップとかイベントが発生したりします。

遊んでみた感想としては、RPG感あるドラマ的展開が熱い！！

RPG感というのは「戦略」「連携攻撃」「成長」「強化」などなどあるのですが、このゲームはそれら全てを秘めていて、しかも知略的にゲームが進んでいく訳でなくプレイヤーが「おはじき」というアクション要素で上手く進めないといけないです。それが確率とか運にはない、緊張感と堕落と達成感があります。

ゲーム序盤は慣れない「おはじき」に失敗して上手い人がフォローして、ゲームが進むにつれてプレイヤーが成長していきます。クライマックスは敵の強さに圧倒されますが、こういう展開に運べたら形勢逆転できると仲間と相談して型にはまった時の感動は気持ち良かったです。

ただ、ルール的に思うとこはボード場外に飛ばしてしまってもペナルティーが無いのは解せないです。このルールなら、思いっきり弾いて無茶ができるので3回落ちたら1ダメージぐらい合ってもいいとは思いました。

ただ、おはじき系のゲームでこんなに興奮したのは、はじめてかもしれないです。

評価：☆9