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  • 1人~2人
  • 40分~70分
  • 10歳~
  • 2022年~

ウイングスパン:東洋の翼じむやさんのレビュー

767名
17名
0
約1年前

1人-2人用独立拡張。最大プレイ人数が少ないゲームのソロって割と当たりが多い印象。例にもれず楽しめました。

ソロプレイなので「つがいモード」の「オートマ戦」のみの感想になります。

概要

鳥集めをテーマとした、競争型エンジンビルドゲーム(ルール説明書より)

基本セットと混ぜて遊ぶ6~7人用の「群鳥モード」、1人~2人用の「つがいモード」が遊べます。


コンポーネント

共通物

・鳥カード90枚(サイズは変わらずボードゲームサイズ。セリアのスリーブSサイズもジャスト)

・ボーナスカード14枚

・餌トークン:81個(花蜜トークン以外の基本5種)

・卵トークン30個(今回あずき色。でかい小豆にしか見えませんでした)

・個人ボード2枚(両面仕様)

・カードトレイ1枚

・餌トレイ1枚

・餌ダイス5個

・参照タイル(サマリー)1枚

・スコアシート1冊

・スタPマーカー1枚(クジャク)

※カードケースやダイスタワーはありませんので、必要に応じて基本セットから流用してください。


つがいモード・群鳥目的ボード用

・つがい目的タイル6枚(両面仕様)

・つがい目的ボード/群鳥目的ボード(両面仕様) 1枚

・群鳥手番順ダイヤル1組(両面仕様)

・つがいトークン(黒と白15個ずつ)

・アクションコマ(黒と白8個ずつ)

・お手軽つがいモードプレイガイド2枚(両面仕様)


オートマ

現行ラウンドカード、現行つがいマップカード(オートマのラウンド進行確認用) 各1枚

オートマカード11枚(うち1枚はつがいモードでのみ使用する「オートマ野鳥同盟」カード)

オートマ専用ボーナスカード2枚

オートマ早見表カード3枚



ゲームについて

基本ルールは今まで通り、4ラウンド8+7+6+5=26手番で鳥を集め、勝利点の多い人が勝ち。

今作のみでプレイできる「つがいモード」についてのみ記載します。

(つがいモードオートマ戦セットアップの図)


つがいモード

個人ボード上の鳥をプレイする箇所(3種×5か所の計15箇所)に自分の色の「つがいトークン」を配置します。そして、自分の手番でカードをプレイする毎に、トークンをつがい目的ボードに配置するというもの。

好きなところにおけるというわけではなく、プレイした鳥の翼幅や嘴の向き、使用した餌、巣の種類など、該当するところに置いていきます。

置いた場所によっては卵や鳥カード獲得など、ボーナスが付与されているところもあり。

つがいモードの目的タイルはこのトークンの置かれている場所や数でラウンドボーナスを得る形になります。加えて、ゲーム終了時にこのタイルが連続しておかれている一番大きな塊がそのまま勝利点になります。鳥プレイに早取り+エリアマジョリティが加わった形です。

(対オートマ戦終了時のつがい目的ボードの図)


オートマ戦

安定のオートマファクトリー謹製。やることはオートマカードを1枚めくり、該当するラウンドのアクションを記載内容に従い行うだけ。

つがいモードの場合は、一部アクションに「つがいマップの航行」というアクションが付随します。カードの右端に「■」「■に×つき」「空白」「桃色能力」の4種のどれかが書いてあるので、それに従い、スタート位置(つがい目的ボードの4隅のどれか)、置くマス(餌・巣・その他)、置くエリア(森林・湿地・草原)が決定しますので、それに従いつがいトークンを配置します。該当マスがない場合は置きません。

ゲーム終了時にオートマの得点を上回っていれば勝利です。

難易度は3段階で調節可能。カード自体は共通ですが、得点方法やカード選択方法が変わってくるので要マニュアル確認。



感 想

基本セット・欧州・大洋はプレイ済。今までは最終ラウンド=タマゴ大量生産になりがちでしたが、今回は陣取り要素も加わって、「普段なら優先順位低いけど出せたらつがいトークンの2エリアがつながる!」とか、考えることも増えて非常に楽しかったです。

ラウンドボーナスや鳥カードの効果にもよるのは以前と変わりませんが、ほかで餌が確保できるコンボを組む等で割と軽視しがちだった森林へのプレイ割合が過去作と比べて上がった気がします。

対オートマは容赦なくつがいトークン置いていくしカードは持っていくしで最初は負けました。

わりとタマゴ大量取得してくるのもあって、タマゴ以外で勝ってやろうという気にさせてくれました。

手札増加+差し込みコンボは正義。

過去作をやったことある人は新鮮な気持ちでプレイできると思いますし、今作で初めてウイングスパンをプレイする人も、2人用でコツをつかむ→オートマ戦を楽しむ→興味がわいたら過去作もやってみる みたいな感じで進んでいけばいいんじゃないかな。

もともとウイングスパンが好きですが、今作のつがいモードは良拡張だと思います。お試しあれ。


あとはラウンド終了時の効果を持つ鳥が強いなと。個人的に好きな鳥は以下の4枚です。

イエガラス:この鳥を含む同生息地の各鳥に手元から餌を1つずつ蓄えてもよい … 余りエサが腐らない。どこにでも餌1つで出せるので重宝。

アトリ:鳥の山の上から2枚獲得し、手札を2枚この鳥の下に差し込む … 手札ロンダリング+得点。森林のみ餌2つでそこまで優先度は高くないけどあったら出してた。

フィリピンワシ:サイコロを5個振る(任意の数のサイコロ2回振り直し可)。ネズミが3つ以上あればボーナスカードを2枚引いて1枚獲得、餌箱リセット。 … ギャンブル。出たら楽しい。森林のみ餌2つで6点。まあいけるときはいきたい。

ヒゲガラ:この鳥がいる縦列にいるこの鳥以外の鳥にタマゴが1個以上置かれていれば、自分の鳥1羽につきタマゴを1つ置く(最大2個) … 湿地のみ2点餌2つ。1ラウンドで置いておけば以降最大タマゴ2個自動獲得。おいしい。


収納について

カードスリーブは付ける派なので、今回も付けてはいますが、箱が小さいので収納に苦慮しています。

薄くてかさばらないのは日本の住宅事情的に素晴らしいんだけど、スリーブ派はどうしているんだろう。

現時点では餌:ジップ袋、タマゴ・つがいトークン類・目的トークン・ダイス5つ:4分割ケース、ボーナスカードとオートマカード:薄型カードケース(2個セットのやつ)にしたら、ギリギリ蓋が浮かずに入りました。

ただこれだとトレイは入らないし、カードが暴れるので何かいい感じの配置を考えたいところです。

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