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  • 2人~4人
  • 60分~120分
  • 12歳~
  • 2011年~

トラヤヌス大石、コバヤシ、Rei Asanoのリプレイ日記(2017年3月27日)

470名 が参考
2名 がナイス
0
7年弱前

Rei Asano 宅ゲーム会で3人トラヤヌス。


概要

アクション選択のためにマンカラを行う、全く新しい点取りゲーム。場所取りだったりカードの収集だったりで点を稼ぎ、最終的に最も多い人の勝ち。デザイナーは毎度毎度凝ったと言うか捻った感じのシステムで楽しませてくれるシュテファン・フェルト。他作に「ブルゴーニュ」「ノートルダム」「ドラゴンイヤー」などあるが、それらのいずれにも共通点とか作家性が見えないところが逆に個性になっている珍しい作家。


前半

各自初期のトラヤヌスタイルを配置して大石 からスタート。以下コバヤシRei Asano の順番。


このゲーム3度目となる大石 は過去の失敗を踏まえて「やりたいアクションよりトラヤヌスの達成を優先する」「カードの収集はあてにしない」と言う大まかな方針を立てた。積極的にトラヤヌスアクションに止まりタイルの供給を絶やさないようにしつつ、達成出来そうなトラヤヌスをどんどん実行していく。建設、広場、トラヤヌス、元老院をぐるぐるし、基本のアクションとトラヤヌス達成で市民の要望も最低限は満たして点も取ってと順調な滑り出しだった。


コバヤシ は海港、広場、トラヤヌス、元老院が中心。広場の影響で元老院が伸び、要望もバランス良く満たしていた。タイルの達成よりはやりたいアクションが中心のように見えた。


Rei Asano は広場、建設、トラヤヌス。広場かトラヤヌスに偏重していたように思うが、トラヤヌスの達成に手間取り、市民の要望が全滅していた。要望の内容に偏りがあったとはいえ第一ラウンドからマイナス15点スタートは非常に痛い。


そんなわけで初回からコバヤシ大石 >>>>>Rei Asano と大きな差のつく始まりとなった。


続く2ラウンド目。

元老院を完全に捨てたRei Asano は広場と建設に力を入れ、順調に達成でき始めるトラヤヌスの効果もあって20点近い差を10点くらいまで縮めた。


大石 はトラヤヌス多めの元老院、広場、建設でマンカラを回す前ラウンドとほぼ変わらないスタイル。トラヤヌスの達成自体は順調と言えたが、あれもこれもに手を出しすぎていて器用貧乏な状態になっていた。建設ではRei Asano に遅れをとり、広場ではちょうど欲しいタイルが取れず、かろうじて首位をとった元老院でもボーナスタイルがカード関連だったのであまりおいしくない。微妙なラウンドになっていた。


コバヤシ は軍事以外の全アクションをバランス良く選択していた。またまた偏った要望での失点は最小限だったが点数の伸びがあまりなく、首位は大石 と交代になった。と言っても差は微々たるものだったが。


後半

3ラウンド目。

トラヤヌスのおかげで要望のバランスが良いコバヤシ は海港、建設、時々広場で点を上げ始める。


建設の参入者が多くなって身動きが取れなくなることを恐れた大石 は建設多めの元老院、広場、軍事で回す。前半とは違った種類でまた要望が偏り、どうしても失点を抑えることが出来なそうだったので開き直って多く点を取ることでカバーする方針に出た。誰もいないブリテンまで足を伸ばして兵を配置したり、+2チップと広場タイルを活かして元老院で9点取ったり。収支的には黒字で終わることに成功する。


Rei Asano も同じく要望での失点は確定していた。こっちは手広くいかずトラヤヌスの9点取るタイルを大量に達成することで失点をカバー。気づけば3ラウンド目終了時に首位を取っていた。


各自の点差は5点以内くらい。


最終4ラウンド目。

大石コバヤシ が目先のアクションで溜飲を下げている間にRei Asano が広場から建設のワイルドになるタイルを奪取。大石コバヤシ も建設同種を4枚そろえて20点は希望薄な立場だったので完全なノーマークだった。


大石 は軍事に夢を見るがマンカラの偏りでアクション数が足りずいまいち点が伸びない。コバヤシ は海港に希望を託すが芳しい成果を得られず、Rei Asano のぶれないトラヤヌスタイル9点で点差は広がり、最終的に、


大石 約90点

コバヤシ 約80点

Rei Asano 約120点


で、Rei Asano の勝ち。

15点ビハインドからの大逆転だった。(そもそも初回マイナス15点がRei Asano の自責点であることに突っ込んではいけない)


以下、個人的な感想とか

大石 「先手スタートかつ相手のミスで15点も差がついた状態なのに逆転されるとは思いませんでした。それもこんな大差で。いやあ不甲斐ない。


今回の敗因もバランス良く手広くやろうとし過ぎたところにあるような気がします。+2チップを置いたところを中心にアクションを組み立てていくべきだったのですが、他のにもつい浮気をしてしまいましたし、トラヤヌスタイルも海港以外は全部手を出すと言う欲の深さ。建設のトラヤヌスタイルが余ったり、軍事のトラヤヌスで派遣した兵隊が余ったり、いろいろもったいない状態でゲームを終えてしまいました。6アクションの内3つか2つくらいに絞ったほうが強いのかも知れません。もちろん、他者の邪魔を考えつつですが。


それにしても、3人でやるのは初めてでしたがダウンタイムもそれほど気にならず、問題なく面白かったです。今回は偏りが特殊だっただけかも知れませんが、2人の時より要望の競争が激しくて、スリルが増した気がします。4人だとどうなるのか、気になるところですね。また違った展開になるのでしょうか」


Rei Asano 「初っ端でマンカラをしくじり、大量失点を喰らって戦意喪失。完全にゲームから脱落してしまった感がありましたが、開き直って『たくさん点がもらえるトラヤヌスタイルをひたすら集める』という豪速球な戦法をとったところまさかの逆転勝利。おかげで万年みそっかすの汚名を雪げました。諦めなければ、あなたもスターになれる!


プレイ時間は約2時間(インスト除く)。アクション選択自体がマンカラになっている上に得点する方法も多岐に渡るため、概要だけ聞くとフェルドの名前も手伝ってもの凄く重いゲームのようですがあまり長考しないメンツであれば3人でも90分程度で終わります。アクションの種類も1つ1つは単純な動きしかしないので理解に苦しむこともありません。マンカラも慣れればかなりコントロールできるようになります。特定のアクションが強いと言われるゲームですが、同じことばかりすると効率が悪くなるので、それなりに他のアクションも行わなければなりません。さじ加減が重要です。でも肝心な時にマンカラが暴走してやりたいことをさせてくれないのがゾクゾクしますね。良いゲームです。


一番大事なのは、『諦めないココロ』、ですよ!」

メンバー勝利点勝者
大石
大石
90
コバヤシ
コバヤシ
80
Rei Asano
Rei Asano
120
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麺たつ
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