シフティング・ストーンズじむやさんのレビュー

場に並んだ９枚のタイルをカード指定の並び方にして得点を得るパズルゲーム。BGAでもプレイ可能。現物でも欲しいと思って探していたところ、ようやく入手。ソロは運要素も絡むものの、非常に楽しめるパズルになっていますのでご紹介です。

ソロ概要

※ゲーム的には１人～５人まで遊べますが、ソロルールのみ記載。

目的はランダムに決定される16枚のカードを使い、タイルを入れ替えたり裏返したりしながらカードに描かれた絵とタイルの並びを一致させて得点化することです。

【セットアップ。3×3にタイルを並べ、山札から4枚を手札としてスタート】

得点カードは1・2・3・5の4種類。それぞれ配置難易度が違います。1点8枚、2点4枚、3点3枚、5点1枚をそれぞれランダムに選んで山札にします。

手番では4枚の手札を消費してアクションを行います。アクションは「タイルを入れ替える」「タイルを裏返す」の２つで、それぞれ手札を1枚捨て札にすることで行えます。手札に描かれた並びと場のタイルの並びが合致していたら、そのカードを得点化し、ゲームから除外します。

【1点のカードと絵柄が一致したので除外。あまり早く1点のカードを無くすと後々大変…】

手札がなくなるとラウンド終了。また山札から4枚引いて…を繰り返します。ラウンド中カードを得点化できていなければチェックが入り、チェックが４つ入るまでに全てのカードを得点化できれば勝利となります。

【クリア時のもの。3チェック入っていたのでギリギリ】

【こちらはBGAでのクリア時のものになります】

感　想

コンポーネント：デジタルでしかやっていなかったので、意外と箱・タイルサイズが大きくタイルの作りがしっかりしていたのでびっくりです。タイルが立体的で豪華。

箱内にプラ製の仕切りがあるのでしっかり収まるんですが、カードスリーブ幅までは考慮されていないので、つけるにしてもソフトスリーブのが良さげ。

ゲーム性（ソロ）：最初に選んだカードやタイルの並びにもよるんでしょうけど、早めに3点や5点を処理しつつ、ラウンドを捨てるか無理やり小さいカードをクリアするか、タイミングの見極めが悩ましいゲーム。それでいてプレイ時間は短め。頭の体操にもってこいだと思います。

気になること：やはり入手性。あんまり中古市場でみかけない。あっても他言語。私は英語版を入手。

ということで、現物を入手できて満足。ゲームはもちろん多人数プレイ推奨ではあるんでしょうけど、ソロでもしっかり楽しめます。ルールを把握すればゲーム中は言語依存一切なし＆BGAでも遊べます。気になった方は一度遊んでみてください。