プエブロおとんさんのレビュー

星6

ボドゲ300種を所有し、軽〜中量級を中心にプレイするゲーマーの感想です。ボードゲーム会にて、３人で遊びました。2024年12月

【どんなゲーム？】

ブロック積みと「かくれんぼ」が融合したボードゲームです。

自分の担当色のブロックがなるべく露出しないように(側面や天面から見えないように)配置していきます。もし露出部分が判定対象になると、その面積分が減点されます。(側面が判定される場合は、高いところがより大きい減点に。)

露出部分の判定は「共通のコマ」を動かして、そのコマがある列や区域の俯瞰のいずれかが対象になります。

なお、タイトルの「プエブロ」はスペイン語で村や集落を指すとの事。

(素朴なアートワークがスペインっぽい。照り付ける太陽と乾燥した砂埃の街を想起します。)

【感想】

バチバチの減点押し付けゲームでした。

減点となるプレイヤーをある程度コントロール出来るので、場合によっては集中砲火も可能。

普段のゲームプレイでは「減点」の押し付け合いを面白いインタラクションと感じるのですが、今回はなんとなく気が引ける感じで、思ったように楽しめませんでした。なぜ今回はそう感じたのか自分でも不明。重めの一手と巡り運、爆弾投下のバランスがそう思わせるのか、、、。

もし、「減点」方式ではなく「加点」方式なら、大好きなゲームになってた気がします。

⚫︎良い点

簡単ルール。(ただしゲームプレイは「ままならない」系。)

アートワークが素敵。

⚫︎気になる点

バチバチの減点の押し付け合いゲーム。

減点トラック(円形のボードの周囲)が使いづらい。デザイン性を優先されたようです。

ブロックのサイズが小さめで、積む時にやや扱いづらい。(ただ、収納的にベターなサイズ感なので仕方ないかな。)

回転テーブルが必須級です。なるべく高さの低めのものを用意するとベター。

⚫︎悪い点

特に無し。