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  • 2人~4人
  • 45分前後
  • 10歳~
  • 2011年~

ペルガモン荏原町将棋センターさんのレビュー

129
名に参考にされています
2020年11月26日 23時22分

「セットコレクションしたものをセットコレクション!」

都内では遊ぶ場所がなかなか無くて、まさにこのゲーム自体、コレクションになりそうです。…と言えば持ち上げ過ぎで、発売当時、ただ単に人気がなかったんですね笑。ただ、このゲーム、箱絵では分かりませんが、デザインがクレメンス・フレンツなんです。


さて、出土品の発掘作業に取り掛かりましょう。毎ラウンド始めに全員経費が貰えるのですが、これがまず面白い。表にお金の描かれた袋カードと鞄カード。これらのカードをよく切って、2枚裏にしておきます。袋には1〜4金、鞄には5〜8金入っています。プレイヤーは、何金欲しいか(写真上部の)ラインの上にワーカーを置きます。この時、掘れる階層もセットになっており、「何金貰って何階まで掘れるか」が決まります。

↑ 上のラインに全プレイヤーワーカーを置いたら、2枚のカードを表にする。このラウンドは袋と袋だったので、捲ってみると、3+2=5。右の小さい方から確実に経費が貰える。この場合、緑は0金、青は2金、黒は、残り全部貰えるので、希望の2金ではなく3金貰える。もし計8金だった場合、黒は6金貰えることになる。

なぜ緑は0金に置いたのかというと、これは後半の第10ラウンドで(全12ラウンド)、どうしても手に入れたい出土品が地下5階にあったため。ここに置けば誰よりも早く地下5階を発掘できます。黒より後ろ(左)に置いていたら、先に黒に5階を発掘されていたかもしれません。


経費を貰ったら、一番右のワーカーから、発掘します(しなくてもよい)。発掘場には、毎ラウンド5枚の出土品タイルを価値の低い順に地下1階から並べ、補充します。

地下1階は1金、地下2階は2金…地下5階は5金払って、その階にある「全ての」出土品を取ります。この写真の場合、1階は1金で2枚手に入ります。

手に入れた出土品は即座に2枚以上組み合わせて、少なくとも一つの完成品を博物館に展示することができます(しなくてもよい)

↑ これは11月(第11ラウンド)。緑は、手元にある7枚の出土品から5枚を使って、紀元前281年の壺、紀元前460年の指輪、紀元前385年の壺、紀元前463年の仮面を完成。この百の位の2+4+3+4=13ポイント(4VPにあたる)を博物館に展示した。

緑は、余った2枚のうちの1枚も足して指輪の1ポイントを増やすことができましたが、実は、右半分の水差しの5世紀を最終ラウンドに使いたかったという理由がありました。一度展示してしまうともう変えられないのです。(そして写真上部、地下1階に、下二桁89と82の水差しの右半分が残っています!)


↑ 最終ラウンド、紫の手番。7枚の出土品全てが繋がった!計23ポイントはなかなかできない。6VPを得る(VPはチケット(お客様)制)。新しい展示があると、現在の展示物は全て、お客様の関心が薄くなり、基本、ポイントが1下がり、1から下がると、そのコレクションは分解消滅する。(最初の写真と比べると、緑のIコレクションが消滅していることが分かる。そして新しいIコレクションとして存在している)。なお、自分でわざと壊すこともできる。


VPの取り方は、展示によるVPの他に、5月、7月、9月、12月にある評価会。5月は壺、7月は水差し、9月は仮面、12月は指輪、それぞれ、一番古い(紀元前で一番大きい数字)物を展示しているプレイヤーに2VP。

そしてゲーム終了時、種類は関係なく、展示されている中で一番古い出土品に3VP、二番目に2VP、三番目に1VP。ちなみに写真の紫プレイヤー、6VP取って21VPでフィニッシュしましたが勝てませんでした。緑プレイヤーが11月に展示しなかった水差しが、紀元前589年を完成し、紫の仮面(紀元前588年)を抜き、一番古い出土品に認定。3VPを取り、結果23VPで逆転勝ちです。

得点パターンはたったのこれだけ!つまり、このゲーム、ヘブン&エールみたいに「超小場」のゲームです。人数にもよりますが、優勝ラインは20〜25VPあたりか。それだけに1VPの大切さがズッシリとのし掛かります。


何をやっていいか分からなくなったら……

■袋が1〜4金、鞄が5〜8金ということは、期待値はそれぞれ2.5と6.5。すると袋袋の時は期待値5、袋鞄の時は期待値9、鞄鞄の時は期待値13となる。それを踏まえてワーカーを置く

■序盤はお金が少ないので、出土品が3、4枚溜まるまで発掘しない

■中盤は、費用が高いが、貯めたお金で、5世紀4世紀が多い地下5階4階を狙う

■終盤は、紀元前5世紀同士の戦いとなる。下二桁の大きい数字が欲しい。89とか90とか。なので、紀元前1世紀2世紀の安い出土品も重要になってくる

■1つ2つの完成品をすぐ展示するより、出土品を貯め、一気に沢山の完成品を展示するのが正攻法。ただし、手元に無料で保管できるのは3枚までで、あとは1〜3枚につき1金、毎ラウンド保管費用が掛かる

■実は、評価会のある5月、7月、9月は、お客様の関心がそれぞれー3、ー4、ー5ポイント後退する!即ち、上半期に12ポイント前後の展示をしても、どうせゲーム終了時には展示は残っていない


緻密な計算が必要となり、なかなか難しいのですが、これだけ考えさせられても、やることはサクサクだから時間は中量級。システムの安定度、デザイン、フレーバーの没入感、めくり運のドキドキ感、楽しいセットコレクションメカニズム…やっぱり100点です。

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運・確率0
戦略・判断力3
交渉・立ち回り0
心理戦・ブラフ2
攻防・戦闘0
アート・外見2
作品データ
タイトルペルガモン
原題・英題表記Pergamon
参加人数2人~4人(45分前後)
対象年齢10歳から
発売時期2011年~
参考価格未登録
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