オハイオ白州さんのレビュー

7/10

クニツィアの隠れた名作カードゲーム。ちなみに「古代ローマの新しいゲーム」を持ってればプレイ可能。

ちなみに自分は最初遊んだときは、古代ローマを使った代用でしたが、面白さに感動したので、実物も後でゲットして、喜んでました（笑）まぁ、実物はかなりレアで、なかなかお目にかかれないんですが。

１人、自分の色を選んで、１〜１０とオハイオカードもって、ゲームスタート。

手番ではカードを１枚出せるが、前に出されたカードがあれば、それよりも小さい数字を出さなければいけない。

オハイオカードはジョーカー的な立ち位置なので、いつでもプレイ可能。ただ、オハイオカードは、数字になるわけではないので、７→オハイオ→６といった感じで出すことはできる。出せなかったらパスをする。

１人除いて、全員パスしたら、残った人がカードを全部とって、得点として自分の前に置く。

これを繰り返して、誰か１人の手札がなくなったら、そのときのラウンド終わるまでやって、ゲーム終了。

とったカードが得点、手札に残ったカードはマイナス点になり、合計一番高い人の勝ち。

たった、これだけのシンプルなルールなのだが、クニツィア黄金期と言われた時代のゲームだけあって、切れ味ヤバすぎ。

古参であれば、このクニツィアジレンマ全開のゲームは好みの人も多いだろう。

ちなみに、「古代ローマの新しいゲーム」のスパルタカスのバリアントと、ほぼルールが同じ（得点とった後のスタートプレイヤーが違うだけ）なので、興味ある人は、もし古代ローマがあれば、遊んでみてほしい作品。