メトロックスみずいろさんのレビュー

地下鉄などない田舎の民の私が地下鉄の路線を舞台にした紙ペンゲーム『メトロックス』をソロでプレイした感想です。

プレイしながら都会の地下鉄に乗っているようなクールな気分を味わえゲーム内容もシンプルでリプレイ性の高いサクサク感が大変気に入ったのでレビューさせていただきます。

まずメトロックスの内容物ですが●説明書（日本語、英語両方あり）

●指示カード　20枚

●サマリーカード6枚(指示カードの説明と得点計算時の空白マスのマイナス点を両面で記載)

●鉛筆6本（懐かしい形）

●TOKYOマップ 100枚 OSAKAマップ 100枚

コンパクトな箱の中にぴったりと納まり持ち運びにも便利な感じです。

ざっくりルール

①TOKYOとOSAKAのマップどちらかを選ぶ

②指示カードをシャッフルし、出たカードの数値や☆マークを駅の横の指示マスに書きルールに従い〇などを書き各駅始点から終点まで〇が埋まるように目指す

③すべての指示マスが埋まったらゲーム終了

④ルールに従い完成ボーナスや交差駅ボーナス、空白マスをマイナスして合計点を競う、ソロでは得点に応じた称号あり

指示カードとメトロックスの魅力

ゲームを進める上で重要となる指示カードは以下のようになってます。

●数字カード（数値2～6）　数値を指示マスに記入

始点から連続する空白に数字の数だけ〇を書く

空白に〇を書いていくが、すでに先に〇があるところにぶつかれば書き込めなくなる要素が悩ましい！（駅の路線が交差する所では後半起こりやすくなる）

●数字に〇カード　数値を指示マスに記入

すでに先に〇があるところでもスキップして〇をかける※下画像例として赤丸で書きました

便利だが数値2が2枚、3が1枚と数値も枚数も少ないためここぞという時の使いどころを考えるのが楽しい！

●☆マーク（交差駅ボーナス）　　星を指示マスに記入

始点から辿って最初の空白にそこを通る路線×2の数字を書く得点計算の時の重要な要素。交差駅ボーナスを狙いたいが指示マスも埋まってしまう、タイミング良く狙おうと思うと悩ましさ倍増。

●フリーカード

好きなマスを1マス埋める

指示マスを埋める必要がなく、ちょっと困ったなという空白マスを埋めるのに便利！

また数字カードの中の1枚だけある6のカードはリシャッフルマークがあり、これが出ると〇を書いた後に指示カードをシャッフルするルールで自分のシャッフル運が試されます。

まとめ

メトロックスはシンプルなルールながらも、指示マスは駅ごとに書くスペースが決められており工夫して埋めていかないと終点まで〇が埋まらない難しさと路線が交差する点の悩ましさや

TOKYOマップとOSAKAマップでプレイ感が変わる所(OSAKAの方が少し難しく感じました)、準備も簡単サクッと出来ることでもう1回とやりたくなるリプレイ性が素晴らしいなと思いました。

称号も用意されているためソロプレイヤーの紙ペンゲーム好きの方や複数人プレイでサクッと軽く遊びたい方、実際に東京、大阪の地下鉄を利用されている方にもおすすめしたいです。

何より今は定価で流通しているのもありがたく、拡張追加マップが豊富なのも魅力的だと思いました。

ちなみに追加マップ1は「仙台、名古屋、博多」追加マップ2は「札幌、京都、神戸」だそうです。

ご自分の住まわれている所はありましたでしょうか？

実際この地下鉄を利用されている方がプレイされたらどんな感じか大変気になります。

田舎の民の私はまずはソロの上級を目指して楽しみたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。🚃