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  • 3人~7人
  • 10分前後
  • 8歳~
  • 2024年~

おまえのアプデもおれのもの魔人さんのルール/インスト

31名
0名
約1ヶ月前

ストーリー

エンジニア人手不足の時代は続き…

いまや、あのアプリもこのサービスも、わずかな開発者たちが一手に開発していた…

機能の追加、カイゼン、不具合改修…
いくらアプデ(アップデート)したくても、とにかく人手が足りない!

あなたたちも、そんな世知辛い世界で生き残った貴重な開発者だ

4つのアプリを持ち回りで開発しながら、そこにいつしか、秩序(ルール)が生まれた

◆1回の開発で、アプデ項目を盛り込めるアプリは、より注力された1つだけ!

◆その名誉は、ソースコードを最後にコミット(確定)した開発者のもの!
つまりコミット番号が大きいほどエライ!

だが、アプデの名誉を得ても安心はできない
ユーザーの反応は、無情にして自由…
開発側の事情など、どこ吹く風なのだから

真の評価はリリースまでわからない…?

内容物

アイテム 個数 説明
カード 36枚 アプデ項目カード8枚
コミットカード28枚
説明書 1枚  8つ折り1枚

アプデ項目カード

アプリのアップデート項目に応じた評価(ユーザー数の増減)を示すカードです。

評価はこのゲームにおける得点に相当します。

コミットカード

4つのアプリへのコミット(=ソースコード変更の確定)順をしめすカードです。

アプリごとに1~7まであり数が大きいほど強いです。

アプリはこのゲームにおけるスートに相当します。 

1.このゲームは…

得点計算で勝ち負けを決めるトリックテイキングゲームです。
※このゲームでは親の影響力がゆるやかなメイフォローを採用しています。
※いまひとつよくわからなくてもこのゲームのルールを理解すれば問題なくあそべます。

トリックテイキングをおおざっぱに説明しよう

トリックと呼ばれる小さなたたかいをくりかえし、そこでの勝利(テイク)を積み重ねることで、ゲーム全体の勝利に近づいてゆくゲームです。基本、1回のトリックは1人1枚ずつカードを出しあうことで成立します。トリックごとに親(リードプレイヤー)が存在し、場に影響力を持ちます。

(参考)トリックテイキング(ボドゲ―マ)

2.ゲームの準備

1.

コミットカードをシャッフルし手札として裏向きで各プレイヤーに配ります。

<配る枚数>

  • 3人の場合→9枚ずつ(あまり1枚)
  • 4人の場合→7枚ずつ
  • 5人の場合→5枚ずつ(あまり3枚)
  • 6人の場合→4枚ずつ(あまり4枚)
  • 7人の場合→4枚ずつ

2.

アプデ項目カードをシャッフルし裏向きで山札にします。

3.

最初の親プレイヤーを決めます。


親プレイヤーの決め方

一番最近、なにかをリリースした人

該当者なしなら自由に決めましょう。


3.ゲームの流れ

1.

親プレイヤーから時計回りで手札から任意のコミットカードを1枚ずつ場に出します。

2.

トリックの判定を行いトリックの勝利者を決めます。

※トリックの判定方法は「4.トリックの判定」に記載します。

3.

トリックの勝利者は、山札のアプデ項目カードを裏向きのまま1枚取得し、自分が出したコミットカードとセットで手元に置きます。

※それ以外の使用済みのコミットカードは捨てます。

4.

トリックの勝利者が次の親プレイヤーになります。

5.

手札のコミットカードが残り1枚になるまで1~4を繰り返します。

コミットカードが残り1枚になったらその1枚を公開し、得点計算を行ってゲーム全体の勝利者を決めます。

※得点計算の方法は「5.得点計算」に記載します。

4.トリックの判定

◆アプデ対象アプリの判定

1.

場に出たコミットカードの数をアプリごとに合計します。

2.

親プレイヤーの出したアプリの合計に、さらに1を足します。

3.

合計の数が一番大きいアプリがアプデ対象アプリとなります。

3.で同着の場合、以下の順で優先

  • A)親プレイヤーの出したアプリ
  • B)枚数が少ない方のアプリ
  • C)一番大きい数同士を比較し大きい方のアプリ
  • D)一番大きい数を出したプレイヤー同士ジャンケンし勝った方のアプリ

◆勝利プレイヤーの判定

アプデ対象アプリのコミットカードを出した中で、一番大きい数を出したプレイヤーがこのトリックの勝利者となります。

5.得点計算

1.

各プレイヤーが取得したアプデ項目カードを公開します。

※「リリース」といいながら公開してもよい

2.

アプリごとの評価点を計算します。

評価点
全プレイヤーの取得したアプデ項目カードのユーザー数を、セットになったコミットカードのアプリごとに合計したもの

3.

自分の得点を以下の順で計算します。

  • A)トリックの勝利で取得したアプデ項目カードの枚数を合計し、枚数 × 100点します。
  • B)自分が残したアプリの評価点を確認します。
  • C)A)とB)の得点を合計します。
※B)で同じアプリのプレイヤーがいたらそれぞれに取得します。(折半ではありません)

4.

得点が一番大きいプレイヤーがゲームに勝利します。(同点の場合は同率1位です)

Q&A

なぜ彼らはそんなに人手不足でリソースが枯渇しているのに同じアプリにチームでコミットし無駄に戦うのですか? たとえば…1人1アプリ担当したほうが効率的ではないでしょうか?

あなたの率直さには感動しますが、彼らにも彼らの理由があるのです。

彼らは過去の経験から極端に「属人化」を憎んでいます。その亡霊に怯えています。たとえ、もしかしたら非効率かもしれないとわかっていても、チームで取り組むことをやめられないのです。

実際、1人1アプリ担当しても新たな問題は生まれるでしょう。これが一番良いバランスだと、きっと彼らは判断しているのです。

なにが本当に正しいかは、もっと俯瞰してみないとわからないのかもしれませんね。

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