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  • 2人用
  • 90分前後
  • 12歳~
  • 1975年~

ゴランyuishiさんのレビュー

65名
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12日前

2024年12月に突如起こったシリア アサド政権崩壊は世界を驚かせましたが、シリアと長年敵対関係にあるイスラエルとの間に位置する紛争地帯が本作の舞台となる「ゴラン高原」です(同地には、自衛隊も1996年から2013年にかけてPKOとして派遣されていました)。

本作は1973年にイスラエル対シリア・エジプトとの間で争われた第四次中東戦争において発生した「ゴラン高原の戦い」を扱っています。


元になる作品は1975年SPI社から発売されていた「Modern Battles: Four Contemporary Conflicts」 という現代戦・仮想戦を扱ったゲームセットの中の1作として収録されていたもので、その後、日本語版が往年のシミュレーションゲーム専門誌「タクテクス」(ホビージャパン)の付録として収録され、さらに、2024年に「コマンドマガジン」(IED(旧国際通信社))180号の付録として再び登場したというシミュレーションゲーム、ウォーゲームとしては古典的名作といってよい作品です(IED版はコンポーネントのデザインは一新されていますが、ゲームシステムそのものはオリジナル版のままです)。


シリア軍はイスラエル軍に対して奇襲を行い、ゴラン高原を突破する寸前まで追い詰めるのですが、イスラエル軍は増援をかき集めかろうじて防衛に成功、逆襲に転じ、シリア領内まで逆侵攻してしまうというのが史実での展開です。

この戦いにおいて、シリア軍はソ連から調達したSAM(地対空ミサイル)を用いて、強力なイスラエル空軍を封じ込めに成功しました。イスラエル空軍は対地支援を行う航空機の甚大な損害の前にその出撃を抑えたとも言われます。
こうした背景を受け、本作品では「SAM(地対空ミサイル)」を装備したシリア軍部隊とイスラエル空軍の航空支援が特別ルールとして設けられています。

基本となるゲームシステムは古典的といってよいシンプルなシステムで、「ドイツ戦車軍団」(国際通信社)といった初級ウォーゲームをこなした人であればすぐにはいることができるでしょうし、もちろんウォーゲームはじめて、という人にもよいでしょう(上に紹介した「SAM」に関わるルールが若干変わっていますが)。

詳しくは次のところで紹介しています。



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仙人
yuishi
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