☆8
イラストを星座にして、お題を知らない人間を見つけ出せ!
各プレイヤーは神です。これから行うは人々の夢や想像を星座にすること、即ち神々の遊びです。
しかし、どういう訳かこの中に人間が1人紛れ込んでしまったようです。果たして、人間をあぶり出すことができるのか?!という、正体隠匿ゲームです。
絵を4つ用意し、その中の1つが今回のお題です。役職は、お題を知っている「神」か、正解を知らない「人間」です。
確認したら、星座作ります。
このゲームの特徴のコンポーネントは夜空を模したゲームマットです。
そのマット上に各プレイヤーに配られた石を置いていきます。
手元の石は3つ、黒い石や輝かしい石と形が大きくてくすんだ色をした石の三つあります。
どの石をどこに置くってのかが大切です。ですが、人間に絵を気が付かれてしまうのもいけないので、下手なことをしてしまっても弁解はできます。
初手が人間で置いた位置的にゲームが破綻するということはそうないでしょう。
3週行ったら推理タイムです。
各プレイヤーの手元にある星形のトークンこれがいい感じの造りで、神は人間だと思うプレーヤーカラーを指定して、人間であるなら今回のゲームのお題の番号を指定します。
全員準備が出来たら公開です。
このトークンによっていいところは処理がとても早いです。
このゲームの得点計算は招待隠匿系でありながらも多数決でなく、自分に投票されたか投票した先が正解かどうかで点数配分されていきます。※計算方法は省きます。
この手のゲームにある指差し投票では処理や確認が必要になってしまうので、この星形のトークンがそれを緩和させたのだと思います。
ゲームはとても好みです。エセ芸術家に似たプレイ感ではありますが、神の方も絵を見て正しい石の位置がよくわからないのと、感性の違いがあるので神同士で意図がわからないこと多いです。
そして、人間は石の位置から選択を絞って推理して正解にたどり着きやすく出来てると思います。後半になるにつれて絵の選択肢の共通点なんかを発見をして、そこから戦略も思いついたりして楽しかったです。
ただ、若干コンポーネント頑張ってほしかったです。
星形のトークンの造りが緩いです。厚紙に挟まったつくりなら尚、良かったです。(キングオブトーキョーのカウンターやミステリウムのラウンド時計など)
それと、3人でやるのはナンセンスなのと16点先取は長かったです。半分がいいです。
あと、遊んだ方しか伝わらないかと思うのですが、役職を配る際に正解の数字と人間のチップを配るまでの過程が面倒です。
個人的に別途同じ形をした布袋を4つ用意しました。
それぞれ正解1の袋から4の袋を用意して、それぞれ人間チップを入れてランダムに袋を選んで交代でチップをひくというはどうでしょうか。
遊評☆8