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  • 3人~4人
  • 90分前後
  • 12歳~
  • 1998年~
430名
2名
0
4年以上前

拡張版なので、基本版をプレーしたことがあり、ルールもある程度は知っていることを前提に書きます。

拡張版「都市と騎士」ですので、それぞれのコマが追加になります。騎士は大騎士、中騎士、小騎士の3段階あり、それぞれ2個づつ。都市は都市コマに付けれる城壁コマと、メトロポリスに成長した時に都市コマに付けれるコマが増えています。さらに、蛮族船、商人のコマも追加されています。

また、「布」、「貨幣」、「紙」の3種類交易品カードが追加されています。基本版では都市を建設すると資源を2枚もらえますが、この拡張版だと資源を2枚でなく、牧草地、山地、森林では上記の交易品と資源とが1枚づつもらえます。

さらに基本版の「発展カード」の代わりに、「戦略カード(経済力、政治力、科学力)」を使います。ゲームの勝敗に影響を与えるような効果を持つカードもありますが、4枚までしか持つことはできません。

さて、拡張版の名前にもなっている騎士と都市に関するゲームシステムの追加ですが、都市については開発という概念が追加されています。都市の開発分野は3つで、経済力、政治力、科学力です。つまり、前述した戦略カードを手に入れるためには、都市を開発しなければなりません。また、都市を開発するためには、前述した交易品カードが必要になります。よってどの分野を優先して開発できるかは、初期の都市の配置にかかっていると思います。開発状態も5段階あり、4段階以上だとメトロポリスとなって、都市に+2点の勝利ポイントが付かされます。(つまり都市がメトロポリスだと4点ということ)

次に騎士ですが、街道や開拓地などと同じ様に、「羊毛」と「鉱石」の資源を1枚づつ使って建設(配置?)することができます。ただし、同じレベルの騎士は2体まで。また、建設しただけでは駄目で、「小麦」資源を1枚使って活動状態にしないと、何の役にも立ちません。ダイスの目によって、だんだんと蛮族船がカタン島に近づいてきます。そして、カタン島に上陸しますが、この時には全プレーヤーが配置している活動状態の騎士の数とレベルによって蛮族との戦闘の勝敗が決まります。なので、蛮族船がカタン島に近づいてくると、全プレーヤーで協力して撃退する必要があります。負けてしまうと、最も弱い(活動状態の騎士の数が少ない)プレーヤーの都市を開拓地に戻さなければなりません。

このように基本版のカタンと比べてやることがかなり増えていますので、ルールを説明するのにも時間がかかりますし、プレーする時間も基本版よりも長くなります。

ですが、面白いです!。

我が家では妻をはじめ娘たち(中2、小5)もこの拡張版の方が好きで、週末などで時間がある時はこの「都市と騎士」をプレーすることが多いです。時間がないときや、軽くプレーしたい時は基本版と分けています。また、この拡張版は航海者版ともプレーできます(場所も時間もさらにかかりますが・・・)。

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脳筋ボードゲーマー
Bluebear
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