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  • 1人~100人
  • 30分~45分
  • 10歳~
  • 2019年~

カートグラファーHideさんのレビュー

576名
1名
0
6ヶ月前

紙とペンを使って地図を作成していくゲームです。

最初に11☓11マスが描かれた地図シートを受け取ります。この地図シートは白地図で、これからペンをつかって地図を作成していきます。

さて、地図の作成はどうやってするのかというと、「探索カード」と呼ばれるカードを1枚ずつオープンし、そこに示されている土地の種類と土地の形状をシートに書き込んでいきます。土地の形状は「探索カード」ごとに違っていますが、自由に回転させて地図に書き込むことができます。また、土地の種類を選べる場合は、好きな種類を選んで書き込みます。その際、土地の種類ごとの記号があるので、後で判別できるように一緒に書き込みます。私はわかりやすいように色鉛筆も併用しています。もちろん、すでに描いてあるマスには上書きすることができません。あるいみTVゲームのテトリスのような感じです。

これを繰り返しながら、「春」・「夏」・「秋」・「冬」の4つのシーズンをプレイします。ただし、この4つのシーズンですが、決まった手番を終えると次のシーズンに移るのではありません。オープンにした「探索カード」の左上に示されている「経過値」が合計値が、各シーズンカードに示されている「限界値」を超えた時にそのシーズンは終わり、次のシーズンに移ります。ですので、ある程度は予測できますが、いつ終わるかはカードしだいというところです。

では、どうやってプレイヤー間の勝敗を決めるのかというと、「名誉の星」という勝利点をゲーム中に集めます。ゲーム開始時に今回のゲームで使う4枚の「得点カード」が選ばれ、A〜Dが描かれた4枚の「勅命カード」に対応して示されています。そして、シーズンごとにこの4枚中の2枚のアルファベットが指定されており、この「得点カード」に示されている条件を満たした分だけ「名誉の星」を獲得することができます。シーズンによって指定されるアルファベットが違うので、現在のシーズンだけでなく、先のシーズンにしていされている条件も頭にいれながらマスに描き込んでいくことが必要です。また、時々、モンスターの襲撃(待ち伏せカード)というものがあります。このカードがオープンされた時は、自分の地図シートを指定された他のプレイヤーに渡し、渡されたプレイヤーは、書き込み可能なマスにそのカードに指定された形を自由に書き込んで、邪魔をすることができます。これもこのゲームの面白いところだと思います。

地図作成という一見地味なテーマのゲームですが、勝利点を多く獲得するために地形の配置で頭を使いますが、時々他のプレイヤーから邪魔を受けて、自分の構想の変更を余儀なくされるなど、他のプレイヤーとのインタラクティブも有り面白いです。また、プレイ人数が1〜100人(?)と少数から大人数でもできます。私の知る限りプレイ可能人数は最大だと思います。(まだ100人でプレイした人は聞いたことがありません)

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びーている / btail
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