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  • 1人~4人
  • 60分~100分
  • 10歳~
  • 2020年~

クラウドエイジsopraさんのレビュー

745名
4名
0
約3年前

やっぱり日本語版欲しいよね。ケンビルさんから発売予定だよ!なプフィスターのキャンペーンゲーム。

4人でチャプター1(本当はシナリオ1をやるつもりだった)だけプレイ。第3章からゲームが変わるようなので、その分を差し引いて読んでもらえると嬉しい。


【どんなゲーム?】

秘密結社「クラウド」の広範囲テロによって、地球は煤や塵が空を覆い、水は枯れ、乾いた大地となった。

プレイヤーはエネルギー消費が少ない飛行船に乗り、技術開発を行い、時にはクラウド兵に支配された都市を開放するなどしてより良い生活を目指し、地球の再生を目指す。


という壮大なテーマで始まるキャンペーンゲーム。(1回こっきりのシナリオモードもある)

BGGの概要だとエンジンビルド!デッキ構築!リソース管理!と最近話題のゲームメカニズムを盛りました!という感じだが、まさにそんな感じ。

ゲームはシナリオやキャンペーンで指示されたラウンド数をプレイし、地球の再生に最も尽力した勝利点の多いプレイヤーが勝利。


1ラウンドは3つのフェーズで構成されており、各フェーズでスタートプレイヤーから順に1回ずつ行動する。

各フェーズの流れはこんな感じ

  1. 生産フェーズ:シナリオ(キャンペーン)で指示されたイベントを処理したり、生産活動してリソースを得る
  2. 移動フェーズ:飛行船を移動して都市に蔓延るクラウド兵をボコる(失敗することもある)
  3. アクションフェーズ:リソースを得たり開発プロジェクトカードをプレイしたり、飛行船の装備を強化したりする


生産フェーズの最初に、ナビゲーションカードという0~3が描かれた7枚のカードの2枚を引いて、数字が低い方は生産フェーズの生産力に、高い方は移動フェーズの移動力に使う。


面白いのは3のアクションフェーズで、手番プレイヤーが「リソースを得る」か「技術開発をする」を選ぶと他のプレイヤーも相乗りしてリソースを得たり、技術開発をしたりすることができる。挙動としてはプエルトリコに近く、これをプレイヤー全員が1回ずつ手番を実施して次のラウンドに進むので、1ラウンドで結構な量のリソースを得ることができる。

リソースを得る場合、4種類のリソースのどれかを択一で選択しつつ、「そのリソースがどれだけ取れるか」はカードで決まる。特殊なスリーブで「どれだけ」の部分は見えなくしており、ここだけ何故か運要素が強い。(一応、後ろの絵柄からどの資源が多く出そうかは想像ができる)

そしてターンプレイヤーはそのカードをナビゲーションカードとして獲得できる。ナビゲーションカードとしては2~4の数値を持っており、積極的に取りに行ってナヴィゲーションカードのデッキを改善したい。

ただしカード(リソース)の獲得に精を出していると、技術開発アクションによる飛行船のアップグレードや開発プロジェクトカードでの能力改善に遅れてしまうため、バランスを見極めなければならない。


生産フェーズは生産によって、移動フェーズではクラウドに支配された都市を開放することで、アクションフェーズでは技術開発(飛行船のアップグレードやによって勝利点を得られる。

3章以降はテラフォーミングよろしく植樹をするなどのアクションが追加されて勝利点を得られるようになるそうで、仲のいい友達と長い期間楽しめる作品となっている。


【感想とか】

キャンペーンゲームではシナリオカードを読み進めて目的を作りつつゲームを進めることになっているが、英語で書かれているとゲーム体験が半減してしまうのでやはり日本語版が欲しいなと思った。

おりしもケンビルさんから日本語版が年内発売予定とのことだったので、発売が待ち遠しい。


ゲームメカニズムが色々書かれているけど、基本的にはリソースマネジメント。

特に得点効率の高い飛行船のアップグレードや、常時効果をもたらして能力を増強できるプロジェクトカードのプレイにはそれぞれ鉄と水が必要であり、そしてゲームを通じてそれらを手に入れるのが極端に難しい。

しかしラウンドが進み徐々に能力が増強されていくと、飛行船の移動力も最初は「こんな遠いところ行けないだろ!」と思っていた地平の果てまで行くことができ、「こんなクラウド兵倒せないだろ!」と思っていた戦闘力を持つ相手も倒せるようになっていく。自分たちがこの期間を通じて強くなっていっていることをきちんと体感できるデザインになっている。

この成長カーブが病みつきになる感じになっており、感想を書いている今もまたやりたい意欲を掻き立てられている。


今回は初回のシナリオでプレイしたので、キャンペーンモードを終わりまでやってみたい。

問題はこのゲームを第7章までやるのは難しい(主に英語で)ところなので、日本語版が出るのを心待ちしています。

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