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  • 2人~4人
  • 10分~20分
  • 8歳~
  • 2024年~

エージェントアベニュー白州さんのレビュー

144名
3名
0
23日前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

2025年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト作品。読みあいに特化した2人ゲー(一応、4人でチーム戦も可)。

手番では、片方のプレイヤーが2枚のカードを1枚表、1枚裏で出す。

出されたカードのうち、もう片方のプレイヤーがどちらか1枚を選ぶ。選ばれなかった方を出したプレイヤーがとる。

カードには、それぞれ進める数が書かれていて、その数だけ、ボードにある自分のコマを前進する。

ゲームスタート時に、相手のコマは自分の場所から7マス離れており、円になっているため、ここをグルグル回るすごろくのような感じなのだが、自分のコマが相手に追いつくか、追い越したら勝ち。

面白いのがカードの数字で、大半のカードが、そのカードを自分が何枚持ってるかで、進む数が変わる。

例えば、鳩のカードだと「0、2、6」となっており、1枚目をとっても0しか進まないが、2枚目をとると2マス、3枚目以降は6マス進めるようになる。

他にも2枚目だけめっちゃ進めるネコ(−1、6、−1)、とっても進まないが、3枚集めたら勝利のフクロウ、逆に1枚目から結構進むが、3枚集めたら負けの狼など、ゲーマーならニヤリとするバランスになっていてほどよい。

これを今どき珍しい2択の読みあいにしてくるから、古き良きインタラクション好きの自分にとっては、その読みあいゲーの懐かしさを感じつつ、それでいてノミネートされるだけの斬新性を兼ね備えていて、素直に感動した。

さらに、このゲーム、これまで述べてきたのが、シンプルルールで、ここに能力カードを追加したアドバンスルールもあって、こちらも面白い。

基本ルールはそのままで、特定の箇所に止まると、公開されている3枚の能力カードの中から1枚ゲットできる。この能力が面白くて、3枚集めるとアウトだった狼が逆に勝ちになるとか、ネコが倍進めるようになる(なので6が12になる!)とか、相手が自分のスタート地点に止まると即勝利するとか、7種類の動物を自分の前に並べたら勝利するとか、まさにアドバンスの味付けになっている。

チーム戦はまだ未プレイだが、2枚だしをチームで1枚ずつ出す感じなので、そこそこやり込んだメンツを集める必要はありそうだから、基本は2人ゲーかな。箱もそういう2人しか書いてないし。

2人ゲーはそこまで好きじゃないんだけど、久々に感動した2人ゲーとして、ノミネートされたのもうなずける作品。

古き良きインタラクションや読みあいが好きな古参ゲーマーにも刺さるだろうし、それでいてライト層にもウケがよさそうなお手軽2人ゲーとして、今年、注目されることが予想される作品だと思うので、興味ある人はぜひともプレイしてほしいゲーム。

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白州
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