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  • 1人~4人
  • 60分~150分
  • 14歳~
  • 2022年~

ウェザー・マシーン荏原町将棋センターさんの戦略やコツ

241名
8名
0
4ヶ月前

超重ゲーを楽しもう!【ウェザーマシンを例に】


超重ゲーの面白さを伝えたくても、友達が遊んでくれなければ、次回は稼働さえしません。そこで大事となるのは、ゲームの面白さ・好き嫌い以前に、苦痛にならないよう、より短時間で集中してもらえるかどうか、です。

一番いいのは、4人ではなく敢えて3人プレイで遊ぶことです。これでプレイ時間2時間を目指したいです。これならリズムも当然良くなるので、仮に、難しいと思っても、印象が悪くならないはずです。


【インスト者の心構え】

・インスト役は、ルール読み2周、一人二役等のテストプレイは必須。

・インストはできるだけ短めに

・サマリーは使わない

・序盤は答えを言う

・最初に大きなVPをインストする

人の話を真剣に聞いていたとしても、限界があります。ゲームする気力が萎えてしまうので、どんな軽ゲーだろうと重ゲーだろうとインストは長くても15分に要約します。ゲーム途中に質問して貰えばいいのですから。一番いけないのは、ルールを全て話してしまうことです。自分でも一回で覚え切れなかった内容です…暗記できる軽ゲーでは当然でも、超重ゲーでは致命的と言えます。

超重ゲーでは、一部分を敢えて中盤にインストすることもありです。親切心から最初に話さないという配慮です。中盤になって見えてくる頃に伝えた方が分かりやすい場合もあるからです。

この要約のために(自分が要約できるまで)、テストプレイをします。といっても、紙のサマリーやプレイヤーエイドは使いません(ゲームにもよりますが…)。これは、メモを頼りにして、プレイヤーが見て調べながら遊ぶことを避けるためです。そんなことをしながらプレイをしてしまうと、アクションは覚えないし、間延びして短時間では終わらないし、疲れるし、そもそも、その存在だけでげっそりして、やる気が失せてしまいます。

その代わりに、初手や序盤は、「こうしてみてください」とあっさり答えを言ってしまえばよいです。また、見通しの悪い大きなVPを、インストの最初に伝えます。VPの取り方を(説明書の)逆順で話すことにより、次に聞く「手番のアクションのやり方」も関連的に見え、理解しやすくなります。


では、実際に、ウェザーマシンの(攻略法ではなく)軽くなる方法を書いてみます。

【大きなVP】

・政府のマシン完成…3VP×ボットの数。MAX9VP

・ウェザーマシンの稼働…実験タイルに書かれているVP(2〜7VP)×ボットの数

・論文の発表…(一般論文2VP、表彰論文4VP)×3。通常は6VP

・試作機の発明…2VP×パーツまたはボットの数。

・3種トラックVP(終了時)…合計約10VP前後

・目標タイル(終了時)…一つにつき5VP。MAX30VP

大体どれも期待値10VP前後となっています。


【手番のアクション】

政府のマシン完成は『政府アクション』

ウェザーマシン稼働の準備、論文の発表は『実験アクション』

試作機の発明は『発明アクション』

各アクションは2種類ずつあり、条件さえ揃えば、2種両方アクションすることもできます。もう一つ、ワーカーの代わりとなるボットや薬品を買う『供給アクション』があって、アクションスペースは4つだけのワーカープレイスです。

また、手番のはじめに、投資トークンや援助タイルがあれば、追加アクションとして、目標タイルを設置したり、ボーナスが貰えます。

全プレイヤー、手番が終わると、実験スペースのウェザーマシンの一つが稼働されるかチェックされます。実験対象の天気が同じで、なおかつ、そのマシンの列が2〜3個のボットで満たされていればマシンは稼働します。


【初手(序盤)の考察】

◾️序中盤は、3つの部門からそれぞれ(同じ天気の)論文トークンを貰い、論文の発表を目指します。政府、発明アクションからは、パーツや薬品さえあれば即時で手に入りますが、実験アクションだけは別で、薬品を設置しておくだけです。ウェザーマシンが稼働した時に論文トークンが貰えます。

◾️なので、スタート前の供給アクションでは、ボット、薬品、パーツを最低一つずつ買っておくのがベストです。なお、4金(供給証明書)しかないので、オールマイティとなる科学証明書も2つ使って、計6金分全部大人買いしてしまいましょう。ボットはワーカー代わりになるので3つは買っておきたいです。また、ボットを買うと、お金代わりとなる各種証明書も貰えるので、薬品も2つは買えます。また、それらを保管する作業場タイルも必要で、これらも合わせて買えるだけ買ってしまいます。

◾️初手は、政府アクションか発明アクションで、論文を貰いながらパーツや薬品を得るようなアクションがオススメです。供給アクションはしゃがみですので、できるだけ3部門のアクションをしながら、どさくさにパーツや薬品を手に入れていきたいです。

◾️薬品は5色あります。こういうボーナスや供給アクションで入手する薬品の色は、基本、狙っている論文の天気が同じ、特に、実験スペースのウェザーマシンに指定されている色の薬品を貰います。パーツも同じで、狙っている論文の天気に合わせた色のパーツを買います。

◾️それでも3択に困った場合は、ラティーブ教授の居るスペースのアクションをします。科学証明書が1つ貰えます。

以上のことをズバリ言ってしまえば、ゲーム開始時の不安は和らぐはずです。答えを教えるな、とはならないはずです笑



最後に、中終盤の考察を。

◾️ラティーブ教授のスペースにアクションすることが多くなることを見越して、科学証明書は、満タンの3にせず、「常に2にしておく」のが効率的。また、科学証明書以外の各証明書は、3つあるとダブルアクションができるので、できる限り効率よく手数を省略していきたい。

◾️他プレイヤーと同じ天気の論文となっても問題ない。その天気の論文トークンの取り合いになっても、2枚あれば、最後の3枚目を「引用論文」で完成させられる。2×3=6VPではなく2+2+0=4VPとなってしまうが、実はアクションが一手早くなっている!

◾️論文を発表したら、すかさず今度はその天気の試作機を作るためにパーツを集める。この2つの大きなVPは、連鎖関係にある。ただ、パーツだけは供給アクションで売っていない。貰える場所は、散らばっているのだが、よく見ると、発明アクションで薬品を置く時のボーナス、目標タイルを置く時のボーナス、そして、3種の資金トラックのボーナスなどにある。

◾️ウェザーマシン稼働VPは、終盤になるほど高くなる。終了フラグ後の最後の一ラウンドでは、5つ全てのマシンが稼働対象なので、フラグが立つ前あたりから、実験アクションで薬品を埋めておこう。稼働すれば大逆転も可能だ!

◾️残りの大きなVP、政府のマシン完成、3種トラック、目標タイルは、どれも差が付きにくく狙いづらい。特に目標タイルは、条件が厳しく、展開にもよるが3〜4枚達成できれば十分とも言える。

◾️なので、目標タイルを無駄に設置するよりも、投資トークンで裏返して資金トラックボーナスを貰った方が強い場合もある。また、投資トークンや援助トークンはゲーム終了時余ってしまうことが多いので、中盤からは惜しみなく使ってしまおう。


そして、インスト役が負けてしまったら、インスト役としては本望です。そのゲームの株が上がったようなもんです。「インスト負けは良いゲーム!」

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