マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 2人用
  • 60分~80分
  • 12歳~
  • 1983年~

アップフロントタマネコさんのレビュー

82名
1名
0
10ヶ月前

WW2のドイツ、アメリカ、ソビエトの歩兵分隊間の戦闘をカードゲームとしてプレイ出来る非常に優れたゲームです。

販売元のAH社がハズブロ社に買収され、以前は入手も困難でしたが、昨今は販売権を得たWizards of the Coast社から再販されています。日本軍などを追加するエキスパンションも全てあります。(日本軍はBanzaiというパッケージw)

米国でMTGが世に出た当時、このカードゲームの完成度があまりにも良かったのでネコはMTGにハマらずずっとこれを遊んでました。


◼︎ゲームの特徴

兵隊カードと、兵士に行動させるアクションカードの2種あり、兵隊カードは初期に全て配置します。

その後両軍同一カードの山からアクションカードを引いて手札として自軍にアクションさせます。

他の方がコメントされてる様に、歩兵戦闘では無縁でいられない戦闘地域を示すマップを一切使いません。

マップの代わりに森や丘、建物というカードで表現します。

戦場の地形をカードで抽象的に表現できるか分、同じシナリオでも同じ展開にはなりません。

攻撃(射撃、白兵戦)も全てカードを用いで行います。そのため攻撃のチャンスにもかかわらず攻撃のカードが無ければ、何も出来ません。それが「戦場の霧」呼ばれる不確定要素を表してます。

また攻撃の際のランダム要素も全てカードに印字されたランダムな数値で解決するのでダイスも使いません。(昔のゲームブックのページに記載されていたダイスのような感じ)

この時、山からランダムな数値を決定するためにカードを引いて捨るため、アクションカードとして使えないカードが大量に発生します。

このためプレイ毎に、何のカードが山にあるのか?予測を困難にし、これも「戦場の霧」を表現する要素の1つとなっています。


じっくり考えることの多いターン制のウォーゲームと異なり、保有制限のあるアクションカードによって手番で出来ることがかなり制限されることと、プレイは瞬間的な判断を求める(ルールにも長くて思考1分とある)ため、プレイはサクサク進みます。

ルールも昨今のゲームと比べ多いのは確かですが、カードの種類はさほど無く、コンボの様な要素はほぼありません。

デッキ構築型のゲームでカードごとのルールを覚えて、それを組み合わせて戦うゲームの事を考えたらルール量はさほど変わりはないとネコは思ってます。


◼︎プレイに際して

入手難易度は下がり、新規の方にとっては、ルールの複雑さよりも日本語ルールがほぼ世の中に出回ってない点でしょうか。

1984年に日本語がHJ社から出ていましたが、今は中古しかありません。

ただ、海外のサイトで正式にPDF化された英語マニュアルをタダで入手出来ますので、自動翻訳すれば昔よりは楽です。

(うん、まあどうにかなる)


◼︎最後に

ネコの感想ですが、最初にMTGに触れた通り、UpFrontはMTGとは対極にあるゲームだと感じています。

それが40年経って現在Wizards of the Coast社から販売されている点には興味深いものを感じます。

この投稿に1名がナイス!しました
ナイス!
Bluebear
皇帝
タマネコ
タマネコ
シェアする
  • 36興味あり
  • 59経験あり
  • 27お気に入り
  • 60持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

タマネコさんの投稿

会員の新しい投稿