アンフェアマナサさんのレビュー

ウチの遊園地が一番です。

周りに似た様な遊園地がある？そんな商売仇は嫌がらせで足を引っ張る事もやぶさかではない。

妨害ありと言うより妨害せざるを得ないカードプレイが肝のカード配置ゲーム。

特徴的だと感じた点は3つ。

1.各自選んだ遊園地テーマのデッキをカード毎に分けて全てシャッフルするので、自分のテーマと出来上がった遊園地は全く別物になる事もしばしば。

テーマと合わせる必要は全くないので手札と相談して高得点を目指そう。

2.稼げる金は1周で最高15（+3する事も可）、ハッキリ言って全然足りない。

施設やスタッフで稼げば+30以上は稼げるので相手に使われると取り返しがつかないレベル。

それもあり稼げる施設やスタッフは妨害の標的にされやすい。いかに攻めるか守るかが楽しい。

3.ゲーム内のルールを、ゲーム毎に設定。

妨害不可能や終了条件変更等等、プレイ感がガラッと変わるルール設定の中でプレイ出来るので新鮮な体験が出来る。

資源はカード各種と金の２つだけ。

ゲームの流れとしては、

初期資源は、金25個+パークカード5枚+ショーケースカード2枚（カード詳細は後述）

基本8ラウンド（良い効果のイベントだけの前半4周+悪い効果のイベントだけの後半4周）で高得点を目指す。

ラウンド内訳

イベントカードプレイ0〜x回+

カード取得orプレイで3回の手番（+1回増も可）

手札になるカード詳細。

イベントカード（自分に良効果or相手に悪効果）以後①と記述

パークカード（施設orスタッフorリソース）以後②と記述

青写真カード（目標カード。達成で記述された得点、未達成で一律-10得点）以後③と記述

ショーケースカード（特別な施設カード。条件達成で1枚プレイ出来る）以後④と記述

①は毎周1枚補充→スタートプレイヤーから順番にカードプレイして全員パスになるまで続ける。

例.1人だけパスで他プレイヤーがプレイした場合、2巡目でパスした人もプレイできる。

※①は各周にこのタイミングでのみプレイ可能なので最終ラウンドまでに使い切りたい。

自分に良い効果を使うか、相手を妨害するかその場で選べるので自分に効果的な使い方を心掛けよう。

※妨害ありとは言え、やり過ぎればやり返されるし、妨害は①や②での防御手段があり防がれるので総合的に判断したい。

その後順番に①②③のいずれかを1枚獲得or②、④をプレイ。

※プレイにはカード毎にコストがかかる。

③は前半4周にのみ獲得出来る（例外あり）ので早めに2枚位確保して今後の目標にしたい。

全プレイヤーの手番が終わったら、収入→クリーンナップ。

感想

前述の通り、最大15金の基本収入+スタッフや施設、イベントでの臨時収入。

施設１つ立てるのに10金位使うし、そもそも15金稼ぐ為に施設を建てないといけないジレンマ。

施設やスタッフで稼ぎを増やしたいが妨害が起きると難しい。

ラウンドでの良いイベントとイベントカードを利用して効率的に金を稼ぐ。

スタッフは妨害、防御、金稼ぎと多種多様で実に有能なので序盤に引けることを期待したい。