「ツォルキン:マヤ神聖歴」の作者の一人、タスチーニによる「ツォルキン三部作」の二作目となるタイトル
プレイヤーは、労働者を率いて、テオティワカンの偉大な太陽のピラミッド建造を通じ、より得点を獲得することを目指します。
労働者に見立てたダイスを、ボード上のアクションが割り当てられたボードを進み、進んだ先でアクションを実行することでゲームは進んでいきます。
さまざまなリソースの獲得や、ピラミッドの建造の際に重要となるのは、ダイスの個数とその目の数です。
同じアクション上に自分のダイスがより多く置いてあるほど、その目が高いほど、アクションの質が向上することが多いのです。
しかし、労働者の移動できる数には制限があり、また、同じアクション上に駒が増えるほど、アクションのコストも高くなるため、思ったようにアクションを実行することは難しいでしょう。加えて、ダイスの目は、小さい数から始まり、アクションを実行させることで増やしていかないといけないのです。
駒に見立てたダイスのマネージメントとアクションの選択といった基本的な部分はもちろんのこと、「ツォルキン」直系の神殿などのさまざまなトラック(パラメータ)を進めることや、さまざまな特殊効果タイルの獲得とその使いどころの見極め、ダイスをロックする必要がある「礼拝」アクション、ゲーム終了のタイミングをめぐる駆け引きなど、とにかく悩ましい展開が続くことになるでしょう。
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タイトル | テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ |
---|---|
原題・英題表記 | Teotihuacan: City of Gods |
参加人数 | 1人~4人(90分~120分) |
対象年齢 | 12歳から |
発売時期 | 2018年~ |
参考価格 | 未登録 |
ゲームデザイン | ダニエレ・タシーニ(Daniele Tascini) |
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アートワーク | オディッセアス・スタモグロウ(Odysseas Stamoglou) |
関連企業/団体 | NSKNゲームズ(NSKN Games) |
拡張/関連元 | テオティワカン:後期先古典期(拡張)(2019年) |
レビュー 8件
- 183名に参考にされています投稿日:2020年06月07日 17時26分
なぜテオティワカン遺跡は神々の都と呼ばれるのか。その真相を探るため、我々探検隊はアマゾンの奥地へと向かったのだが、向かう途中で「何もわからない」ということがわかった。ひとまず事前調査で得た知識は「テオティワカン」という名前自体がアステカ人の言葉で神々の都という意味であり、アステカ人たちはそもそも1000年くらい後の時代の人々なので、テオティワカンに住んでいたことはないということだけだった。どうやら文字が残っていないらしい。でかいピラミッドあるし、ここに人がいた頃は宗教的な祭りが盛んに執り行われていたんだろう、と勝手に想像された遺跡がテオティワカン。都市の本当の名前もわからないし都市なのか...
ダルニさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 247名に参考にされています投稿日:2020年06月01日 14時22分
大きな誤解をしていたゲームです。ピラミッドを実際に建てていくというルックスだけで、絶対に遊ぶゲームなんです。なのに遊ばなかったのには理由があって、ダイスロールだと思っていたからです。ダイスは運の象徴。しかも、振るという行為自体が流れを切るので嫌なのです。しかし、テオティワカンは、ダイスを使うのにダイスを振らないゲームでした!ダイスドラフトでもありません。ダイスはただ単にパワーを表し、それが6段階までのこと。こうなると大好きなパターン。ツォルキンと同じで、特化戦略型の重ゲー。アクションもロンデルなので分かりやすいし、ピラミッドの絵合わせという運要素のミニパズルも楽しいです。ただ、特化戦略型...
荏原町将棋センターさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 230名に参考にされています投稿日:2019年11月16日 13時17分
このゲームは正直最初は何が楽しいかわかりませんでした。ですがシステムを理解していくうちに楽しさやシステムのバランスの良さがわかり楽しい作品と気づきます。個人的にはワーカープレイスメントのワーカーがアクションを実行するとダイスの目が進んでいき6までダイスの目が進んでしまうと昇天してしまうところ。これはピラミッドを作っているときの労働状態にも史実とマッチしているのではないでしょうか。他プレイヤーとのインタラクションの結果に応じてプレイも変わるのでワーカープレイスのゲームに慣れてきた人にはお勧めのゲームとなってますので是非プレイしてみてください!(基本セットではロックするシステムが弱いですが拡...
ろべるとさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 270名に参考にされています投稿日:2019年11月04日 06時47分
購入してからまだ2回ほど2人プレイとソロでしか遊んでないですが最初にルール読んでインストしたときは、正直ん?これほんとに面白いのかなっておもったんですが、とりあえず、ルール読みながらボット相手にソロプレイしてみて、やはりしばらくは、ほんとにおもしろいのかなーという疑念が払拭されませんでしたしかし、だんだん、やりながらシステムやゲームバランスがわかってき始めると、ああーおもしろいかも。と妙に納得させられていく感じでしたまだ、実際得点計算やプレイ時のゲーム、得点、勝敗の見通しなど、ピンと来ないでプレイしてる感じなのでもう少しプレイを重ねてみないと、なんとも言えない部分はあるけど、確実におもし...
塞翁の馬さんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 232名に参考にされています投稿日:2019年09月03日 21時55分
ゲームの目的は、終了時に最高勝利点をだすこと。終了条件は、【ピラミッドを作り上げる】or【3ラウンド終了する】このゲームの進行はそう難しくないです。いいえむしろ簡単です。何故なら・・・・・初期の手持ちワーカー(サイコロ)は3個その内の1つを、アクションスペースを最大3マス先まで動かしアクションを行います。アクションの内訳1.カカオを得る。アクションスペースに居るサイコロの色+1つのカカオを手に入れる。2.アクションスペースに記載されている、アクションを実行する。3.可能であれば、礼拝アクションを行う。(発見タイルの取得)ほぼこの3アクションでゲームが進みます。※礼拝アクション中のワーカー...
とらさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 375名に参考にされています投稿日:2018年12月19日 15時40分
ツォルキン3部作の一つであるワーカープレイスメントゲーム。神にワーカーを捧げ、昇天させつつ、自身の勝利点と資材を稼いでいくゲーム。決まったマスをぐるぐる回っていき、ピラミッドの建設を行うか、決まったラウンドが終わった時点で勝利。ダイスも使いますが、ダイスは基本振らない、プレイヤーコマ扱いなのも面白いコマやタイル、アクションが非常に多く、盛り沢山な内容。プレイ後の満足度はかなり高いです。インストから1プレイ2時間程度。様々な勝ちルートがあるので、「次はあの勝ち筋を追ってみよう」という感じで試行錯誤できるので、リプレイ性も高い。ただ、誘発効果などが結構多く、誘発し忘れみたいなことがゲーム中多...
おんそく@ボドゲごりさんさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー - 420名に参考にされています投稿日:2018年10月31日 16時29分
【☆8】神々にワーカーを捧げ昇天させてく 古代都市を舞台に、自分のワーカーを使い資源を手に入れ文明を築いてはピラミッドを造って神々の信仰で点数を稼ぐゲームです。手番が10巡ぐらいすると、日蝕をしてラウンドが終了して、3ラウンド終了でゲームが終了します。手番でやることは基本的に「アクションスペースにある自分のサイコロ1つを時計回りに3つ先まで動かして止まったアクションスペースを行う」ことです。ボードの外側には8種類のアクションスペースがあって、そこに置いてある自分のワーカー(サイコロ)を動かして、そのアクションを行なってやりくりします。ただ、サイコロを置くにもアクションの内容や種類や処理に...
82BG@19秋GM(土日)出展さんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー
リプレイ 1件
- 680名に参考にされています投稿日:2018年11月19日 11時57分
テオティワカンの3人打ちやりました。負けました、振り返りましょう。テオティワカンがなんぞやという人は、インストの項目に動画を上げている方が居るのでそちらをご覧下さい。今回の採用ヴァリアントは、初期資源ドラフト、ランダムアクション、ランダム知識、ランダム信仰ボーナスに加えてファンヴァリアントの毎手番終了後にダミーダイスを移動が採用されていました。スタピ取れたので初期資源は石、金、カカオ踏み倒しタイルを先にピック。カタンスタイルなのでラスに回ってきたやつはカカオ、石、木をチョイス。狙いとしては、ピラミッド建てながらの信仰上げて信仰ボーナスと建設関係のボーナスで戦う戦法。…この戦法とったのがや...
kanamatanさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のリプレイ
戦略やコツ 1件
- 99名に参考にされています投稿日:2020年07月20日 01時39分
要素は多いが結局ロンデル。ゲームの最初に自分のテーマとしたいマスを3マスほど決めておこう。その3マスを強化しながら資源を無駄なく取得し、使用できるか入念に考えたらゲームスタート。木や石を集めて中央のピラミッド建設は強くて、正統的なプレイだ。ロンデルするコマは相手が入りたさそうなところに居残るといったプレイも無駄ではないが、基本的には3人で固まりながら3箇所を順に回るのが資源効率が良い。そのときに必要なカカオも前もってある程度試算して動かねばならない。このゲームにおいてワーカーを増やすプレイは、一見手数が増えないので得が小さいように思えるが、強いマスを複数準備できることが無視はできないので...
カフカさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」の戦略やコツ
ルール/インスト 0件
掲示板 1件
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P10 マニュアルには「そのボード上にすでにある労働者の色数を数える」とあるが、労働者が一人もいない場合は、カカオ豆を獲得することはできないのでしょうか?それとも、労働者の色数+1とあるので、1...
2件のコメント185ページビュー2年以上前ルールについて
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ツォルキンの流れをくむ重量級であり、その世界観を踏襲している。ワーカープレースにロンデルとダイスを用いているのが特徴であり、テーマ的にもシステム的にもこれが非常にマッチしているのはさすがと感嘆せざるを得ない出来栄えである。勝利点は死者トラック、神殿トラックなどの進行具合や、ピラミッド、装飾タイルなどの建築物、マスクなどのアイテムのセットコレクション、貴族アクションによるものなど、多岐にわたっているのはおなじみの手法である。ワカプレ部分であるが、1から始まりアクションを重ねるごとに数字が増加するダイスがワーカーとなる。ロンデル方式で9つあるアクションスペースを選択しながら回っていくが、アク...
maroさんの「テオティワカン:シティ・オブ・ゴッズ」のレビュー