インカ帝国の皇帝のもと、後継者となるために進むべき道は何か？

「インカ帝国の皇帝パチャクテクは、『太陽神殿を崇め、タワンティンスウユが進むべき道を確立せよ』と命じた……」

　タスチーニとタージのコンビの「テケン」が日本で発売されてちょうど一年。ソロプレイモード担当だったタージ自ら、このインカ文明の大型ゲームを監修してきた。やはり「古代文明総合メカニクス」だ。
　
　顔面蒼白となるほど覚えきれないアクション内容と、記号が途轍もなくばら撒かれた無機質なメインボード。「何のアクションをすると何が起きるのか」が、まず見えない。ルールを一通り読んだところで、頭の中で整理できるはずがない。

「神々の崇拝、美しいタペストリーの作製、太陽神の彫像の建造、チンチャイ、アンティ、コジャ、クンティの4つの地方への遠征などから名声を得ることができる」
　という冒頭の一節にあるように、やるべきことは(当然ながら)プレイ中に存在している。それを極められた時、このゲームの楽しさが見える！

上記文章の執筆にご協力くださった方

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テーマ/フレーバー

世界観/基本テーマ	文明（Civilization）宗教（Religious）
舞台の時代背景	古代（Ancient）
ゲームの基本目的	戦争/軍事（War / Militaly）建物や都市建設（City Builder）

メカニクス

頻出するメカニクス	エリアマジョリティ（陣取り）（Area Majority / Area Control / Area influence）ワーカープレイスメント（Worker Placement）
得点や資源等の獲得ルール	セットコレクション（Set Collection）ハンドマネージメント（Hand Management）パターンビルディング（Pattern Building）ロンデル（Rondel）バースト（Burst）
プレイヤーの干渉/影響アクション	場札の獲得（ドラフト / リミテッド）（Limited / Card Drafting）
行動に関する仕組み	アクションポイントシステム（Action Point System）

作品データ

タイトル	タワンティン・スウユ
原題・英題表記	Tawantinsuyu: The Inca Empire
参加人数	1人～4人
プレイ時間	60分～120分
対象年齢	14歳から
発売時期	2020年～
参考価格	未登録

クレジット

ゲームデザイン	デヴィッド・タージ（Dávid Turczi）
アートワーク	ヤクブ・ファタノフスキー（Jakub Fajtanowski）ヤクブ・スコップ（Jakub Skop）ビグニュー・アンゲルター（Zbigniew Umgelter）
関連企業/団体	ボード＆ダイス（Board&Dice） CMONリミテッド（CMON Limited）ジャイアントロック（Giant Roc）