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  • 2人用
  • 15分~30分
  • 8歳~
  • 2014年~

パッチワークおしょうさんの戦略やコツ

803
名に参考にされています
2016年03月02日 11時52分

パッチワーク攻略 ~いかにして相手に打ち勝つか~

パッチワークは、ランダム要素が介在しない二人用のゲームです。このゲームで、初心者が上級者に勝つことはまず不可能です。

ドミニオンを例にとって説明しましょう。ドミニオンは、序盤はデッキのパワーを高め、終盤に勝利点カードを獲得する、という流れを基本指針としています(例外もありますが)。パッチワークにおいても同じことが言えます。序盤に収入を高めつつ後半は得点を重視するのが基本です。終盤の詰め以外では「屋敷」を取ってはいけないのです。ところがこのゲームでは、「屋敷」と「銀貨」のように、名前がタイルに振られているわけではありません。どれが「屋敷」なのか「銀貨」なのか、はたまた「金貨」なのか「鍛冶屋」なのか、一見しただけではわからないようになっています。
銀貨から金貨、属州へのジャンプアップを果たしている上級者を前に、屋敷を買い続けていても勝てません。タイルの価値を正確に把握することが、相手に打ち勝つ第一歩なのです。

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勝つための基本方針

■価値の高いタイルを取る
■1*1タイルを取る
■7*7ボーナスを取る
■ゲーム終盤で、相手にパスをさせる

の4つを基本方針とします。順に説明しましょう。

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■価値の高いタイルを取る

タイルの価値は、TbVとBbVの二つの評価値で表されます。
TbVはタイム・ベース・バリュー、つまり1タイムあたりのタイルの価値を表し、BbVはボタン・ベース・バリュー、1ボタンあたりのタイルの価値を表します。評価式を見てもらったほうが早いでしょう。

TbV = (2*S + I*P - B) / T
BbV = (2*S + I*P) / (B + T)

ここで、

S:タイルの面積
I:タイルに記された収入ボタン
P:残りの収入回数
B:タイルのボタンコスト
T:タイルのタイムコスト

を表します。

ここから、線の中は読み飛ばしても構いません。

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TbVの分子である(2*S + I*P - B)は、そのタイルが生む得点です。1マスあたり2得点(2*S)に、これ以降のゲームで得られる収入I*Pを足し、そこから払ったボタンBを引きます。それをタイムコストTで割り、1タイムあたりの得点としたものがTbVです。
これは、所持ボタンが無限とみなせる場合、つまりゲーム終盤に近づくにつれ重みを増します。
逆に1ボタンあたりの価値BbVは、ゲーム序盤に有用になります。これは、先ほどのTbVの分母にTをもってきたものです。パスをすると1タイムあたり1ボタン獲得できるため、もし残り時間が無限であるのなら、BとTは同価値であるといえます。ゆえに、ゲーム序盤にはBbVが導入されます。
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概して言えることは、付近のタイルの価値を、序盤はBbV、終盤はTbBに則って逐一計算し、相対的に最も得をする手を選ぶべきだ、ということです。
計算するのが面倒くさければ、序盤は収入ボタンがあり、タイルのボタンコストとタイムコストを足した値が小さいものを取りましょう。小さくて収入がないタイルは絶対に取ってはいけません。それは「屋敷」です。
中盤に取るべきは面積の大きなタイルです。これらは、TbVもBbVも高く設定されています。
終盤は収入の書かれていないタイルを取りましょう。TbVもBbVも時間とともに目減りしていくため、収入のない小さなタイルで空いているのところを埋めていきます。

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■1*1タイルを取る
■7*7ボーナスを取る

1*1タイルにはどの程度の価値があるのか?自分が取った場合には1マス埋まって+2点で、相手に2点を取らせなかったことになるので、基本的に1*1タイルには4点の価値があると言えます。
加えて、1*1タイルは7*7ボーナスを取るにあたって重要な意味があります。これを使わずに7*7ボーナスを狙うのは至難です。よって、どちらかが(またはどちらも)7*7ボーナスを狙っている場合には、1*1タイルの価値を高く見積もる必要があります。

・両者が7*7ボーナスを狙っており、1*1タイルが必要である
・一方が7*7ボーナスを狙っており、1*1タイルが必要である
・そのどちらでもない

の3通りの場面を考えてみましょう。

・両者が7*7ボーナスを狙っており、1*1タイルが必要である
この場合の7*7ボーナスには、14点の価値があります。自分のボーナス7点獲得は、同時に相手の7点を防いでいるためです。
その前提のもと、残り一つの1*1タイルを取ったほうが7*7ボーナスを取れるとしましょう。この1*1タイルには、基本価値4点と7*7ボーナスの14点の合計18点の価値があります。1*1タイルの行方が趨勢を決すると言ってもいいでしょう。
7*7ボーナスを取るにあたり、両者が2つの1*1タイルを必要とする場合は、1つの価値は4+14/2=11点です。

・一方が7*7ボーナスを狙っており、1*1タイルが必要である
自分だけが7*7ボーナスを狙っていて、そのために1つの1*1タイルが必要だとしましょう。その時は、自分が取れば2+7点、相手が取れば2点であるため、相対的な価値は2+2+7=11点となります。立ち位置が逆である場合も同様です。

・そのどちらでもない
この場合、1*1タイルの価値は単純に4点です。この状況となるのは、「すでに7*7ボーナスを達成している」「7*7を作るのに1*1タイルが必要ない」などが挙げられます。

ここで肝心なのは、いかにして1*1タイルを取るかです。方法は二つあります。
一つ、タイムコストが高いタイルを取り、後ろから一気に1*1タイルの先までジャンプする。ここで問題となるのは、タイムコストが高いタイルはボタンコストも高く、TbV、BbVともに低いという点です。弱いタイルを取ってまで1*1タイルを狙う意味はあるのか、というのを考慮しなければなりません。
二つ、相手がどのアクションを取ろうとも、自分が1*1タイルを取れるポジションにつく。相手が獲得可能などのタイルを取ろうとも、またパスをしようとも、自分が1*1タイルを取れる状況があります。特に、相手の所持ボタンが少なく、選択肢も少ない時には、現実的に狙えるものになります。

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■ゲーム終盤で、相手にパスをさせる

収入が増えてくる終盤では、ボタンに比べてタイムの価値が上昇するため、パスは弱い行動となります。相手に大きくパスをさせるため、TbVの低い、つまりタイムコストの高いタイルを取ることも考えられます。相手の所持ボタンが少ない時には狙い目です。
逆に、自分がパスをしないためには、所持ボタンを多めに持つことが肝心です。タイルの並び的にどう転んでもこちらはパスをしない、という場合は所持ボタンをギリギリまで減らしても問題はありません。
一方、ゲーム序盤でのパスはそんなに問題はありません。ボタンの絶対量が足りないため、数マス分はいずれパスをしなければなりません。終盤にしなければならないパスを、序盤に回すことができたと考えましょう。
また、序盤で小さくて収入のないタイルを取るくらいならパスをしましょう。

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打ち勝つためのTips

■パスをし続けるとどちらが勝つか考える
眼前3マスのタイルが全て弱い場合、または4マス先のタイルだけが強い場合、ゲーム終了まで両者ともにパスをし続けたら、どちらが勝つのかを考える必要があります。これは、現在の空きマスと収入、1*1タイルの行方を考えると定まります。パスをし続けて負ける側は、先ほどの状況でも動かなければなりません。逆に勝つ側は、パスをして相手に弱い行動を取らせることが可能です。
ちなみに、スタートからパスをし続けると後手が勝ちます。

■価値のあるタイルの4タイル前につく
価値のあるタイルの4タイル前は強いポジションです。相手がどのタイルを取ろうとも、自分は4タイル先の強いタイルを獲得できるためです。
ただし、タイルをダブルゲットできる場合はその限りではありませんし、先述のパスをし続けると負ける状況ではこの戦術はとれません。

■インサイドに空白を作るより、アウトサイド
中央5*5マスのインサイドに空白がある場合、7*7ボーナスを達成できません。同じ空白ならアウトサイドに作りましょう。

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この記事を作成するにあたり、Gillum the Stoorさんの記事を参考にしました。Thanks a lot!
https://boardgamegeek.com/thread/1307009/patchwork-tactic-maximizing-buttons-time

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運・確率8
戦略・判断力26
交渉・立ち回り3
心理戦・ブラフ0
攻防・戦闘0
アート・外見24
作品データ
タイトルパッチワーク
原題・英題表記Patchwork
参加人数2人用(15分~30分)
対象年齢8歳から
発売時期2014年~
参考価格未登録
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