マイボードゲーム機能「持ってる」「興味あり」など知人に共有できるコレクション管理機能。人数別や時間別などの並び替えも。
ボードゲーム発見機能マイボードゲームの登録データを統計分析し、未経験かつ未所有のおすすめボードゲームを自動抽出します。
レビューや日記の機能投稿した記事が読まれるたびに、通販でお得に商品を購入できるボドクーポンをGET! ハードル低めです。
コミュニティ機能専用掲示板・ボードゲームリストの合体機能が便利!公開コミュニティ、秘密のコミュニティ、設定も豊富。
ボドゲカフェ情報自分の「興味あり」「お気に入り」に登録したボードゲームカフェが提供するゲームが一目でわかるように。
通販ショップ国内主要メーカーや同人ゲームなど様々な商品をご購入いただけます。会員登録しないで購入することもできます。
  • 3人~5人
  • 45分前後
  • 8歳~
  • 2014年~

ネプチューンatcktさんのレビュー

64名
2名
0
3日前

地中海を船で巡って、神殿の影響ポイントを競うゲームです。3種類のカードセットが人数+1セットあって、その中から1つずつ選ぶのを5回やって1ラウンドです。選択が重い、古い感じのするゲームです。


▼ゲームの概要

ボードには、地中海と航路、その移動ポイント、そして色分けされた都市が描かれています。

プレイヤーは中央右手にあるクレタ島に自分の船を持っていて、毎ラウンドそこから移動を始めます。
さて、それらにはカードを使うのですが、それらのカードを集めるところからこのゲームは始まります。

カードは3種類あり、目的地、商品、移動カードがあり、それらが1つずつ山札になっています。
手番プレイヤーはそのいずれかのセットを取って、一旦抜けます。
これを繰り返して、全員が抜けたら、次のセットが出てきて同様に行い、これを5セット集めます。

次に行く前に、このゲームのメインがここなので、もうちょっとだけ書きます。
カードはすべて裏向きで置かれています。
手番プレイヤーは一番左の3枚のセットを表向け、それを受け取るかどうか決めます。
受け取ったら一旦抜けです。
そうでないなら、次のセットを表向け、同様に行います。このとき、「以前のセット」はもう取れません。
取るチャンスは各セット1回だけなのです。

ただし、手番開始時にすでに表にめくられているセットが複数あれば、その中の1セットを選んでも構いません。

また、最後の1セットをめくってしまうと、それを引き取らなければならなくなります。


さて、こうして手に入れたセットは、手元の航路予定に配置されます。
各目的地と商品は「何番目に訪れるか」をあらかじめ決めなかればなりません。
ちなみに、移動は全部で5ラウンドしかありません。寄り道している暇はないのです。


こうして予定を立てたら、移動ラウンドです。
移動は移動カードを同時に出して、そのラウンドの風ボーナスを足した分が移動ポイントとなり、航路を移動できます。
また、同時に次の風ボーナスも決まります。
移動カードには2種類の数字が書かれており、片方がこのラウンドの移動ポイント、もう一方が次のラウンドの風ボーナス決定数字です。決定数字は全員の合計を持って風ボーナスが決まります。

そのラウンドの風ボーナスには影響しない優しい設計です。(でもそれくらいないと難しい)

で、都市に移動できたら目的達成で色ごとの影響ポイントを上昇させたり、コインを得たりします。
コインは、移動ポイントに追加できる他、影響ポイントを上げたりもできます。そしてラウンドボーナスもあります。


長くなってますが、最後に得点です。
3ラウンドやって、影響ポイントの順位点、そしてお金の順位点の合計が高い人が勝ちます。
また、ボーナスとして、「5箇所全部納品できたら2点ボーナス」があります。

5の5は難しすぎるので、ゲーム開始時に追加移動用に2枚移動カードが有り、ゲーム中2回だけ追加移動ができます。


▼プレイの感想

長くなってますが、要は、3枚セットを1チャンスだけでどれかを取って集めて、最適航路を作り、移動ポイントをうまく使ってねじ伏せていくと得点が増える、ということです。

作者のDirk Hennさんといえば、中古屋の親父、ではなく 大賞を受賞したアルハンブラの作者です。
それ故、と言ってしまってはあれですが、ゲームが結構古い感じがします。

問題は、私達おっさんはこういったゲームが大好きだっていう話だったりします。
最近の始めた方だと、運の要素が高すぎる、捲り運で負ける、という不平を口にする方が多いかもしれません。でもそこがいいんです。なんか、苦いものが好きな酒好きのおっさんみたいな言い草ですが、実際そうなんだから仕方ありません。

やること自体は1チャンスのみのカードセット引取なので、それをうまくやるしかありません。
カードセットの内容については知っていたほうがドラマチックかもしれませんが、結局は引けるか引けないか、というところもあるのでなんとも。

ちなみに神引きされたとしても、結局は影響ポイントの争いなので、それだけでは勝てない、戦略的思考が必要になってくる場面もあるので、なんとかなったりします。多分。

この投稿に2名がナイス!しました
ナイス!
じむや
びーている / btail
atckt
atckt
シェアする
  • 10興味あり
  • 44経験あり
  • 6お気に入り
  • 36持ってる
ログイン/会員登録でコメント
ログインする

atcktさんの投稿

会員の新しい投稿