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  • 2018年~

カネと車を用意しろ白州さんのレビュー

492名
4名
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6年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

ゲームマーケット2018春の新作500円ゲームズブランド「SMART500ゲームズ」の1つ。

最近の500円ゲームはレベルが高い気がするが、これは今年出た500円ゲームの中でも一番感動した作品だと思う。

まず交渉人と泥棒の2つの役割がある2人ゲーなのだが、各プレイヤーがどちらかを担当。

泥棒は人質をとっていて、これは10枚あるカードの中の1枚に人質が隠されているのだが、これを交渉人に当てられないようにする。

しかし、時間がのびて3ラウンド終わると、泥棒は強制的に負けになってしまうので、それまでにタイトルにもなっている「カネ」「クルマ」「クルマの鍵」の3つを集めると勝利となる。

しかし、「カネ」は1種類しかないのだが、「クルマ」と「クルマの鍵」は赤と青の2種類あり、しかも鍵はゲームの始めに泥棒にわからないよう、交渉人がゲームから除外するため、一筋縄ではいかない。

交渉人は、人質を救うか3ラウンド経過すれば勝利となる。

手番では、2枚カードを伏せ、1枚がセーフ、1枚をトラップとしてセッティングする。

カードには、セーフカード(泥棒が欲しがっている「カネ」「クルマ」「鍵」など)とトラップカード(人質の場所を探るカード、「カネ」とか「クルマ」のカードを除去するカードなど)がある。

これらから選んでセッティングしたら、泥棒はどれを表にするかを宣言する。

0枚でも1枚でも2枚でも可能だが、セーフカードだとそのカードをゲット、トラップだとその効果が発動する。

このとき、セーフカードの場所にセーフカードがあったり、トラップカードの場所にトラップカードがあれば、問題ないが、交渉人はこれをわざと違うように置くこともできて、ひっかけることもできる。

もし、置いてある場所と違うカードを泥棒がめくると、不信ポイントというのがたまって、3ポイントたまると怒って、交渉人の手札をすべて見て1枚除外するというまあまあ強い効果を発動できる。

なので、泥棒はトラップを引きたくないが、時間を伸ばしすぎると負けるし・・・というところと交渉人は3枚泥棒に揃えられると負けるからいつどこで出していくか、いかにひっかけていくか・・・という感じの読みあいが熱く、まるでカイジやってるような感覚になる笑

そして、このゲームの完成度だけでも素晴らしいのに、泥棒と交渉人というテーマがあっているのもスゴい。

もちろん、最初に人質が見つかってしまう運ゲー的なところはあるといえば、あるが、それをふまえても500円ゲームでこの駆け引きとテーマ性の完成度は目を見張る物があるので、この評価。

500円ゲームの同人にそんなに抵抗がないならぜひとも一度やってみてい欲しい一作だ。

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mutsuki
Nobuaki Katou
Hiroshi Kawamura
まつなが
白州
白州
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