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  • 3人~5人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 1997年~

ミニ・インコグニト白州さんのレビュー

109名
3名
0
6年以上前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

6/10

1988年美術特別賞を受賞した『インコグニト』のカードゲーム版。1997年ドイツゲーム賞9位。

元の『インコグニト』の完成度が高いため、こちらのカードゲーム版の方はマニアからはあまり人気がなく、プレイするまでひどいゲームなのかなと思っていたが、普通に面白かった。

たしかにインコグニトの斬新性やコンポーネントの素晴らしさやドラマ性を考えると、比較したらそりゃ評価は下がってしまうなぁと思いつつ、普通にこのゲーム単体としては、お手軽推理戦ペアゲームとして面白いと思う。

ゲームの基本は推理ゲームのペア戦で、カードを使って、プレイヤーは自分の役職と電話番号カードが配られる。

役職には決められた相棒が設定されており、この相棒をまずは見つけなければならない。

手番では、場所カードが5枚あって、それをトリックテイキング風に出して、2人しか出していない場所カードがあれば、その2人でカードを交換して、情報を得る。

このとき、2枚のカード(役職と電話番号)を渡すのだが、1枚は必ず本当の情報を渡さなければならない。(※全プレイヤーは全役職カードと全電話番号カードを持っているので、どの情報を掲示することができる。)

それで、だんだんと全プレイヤーの情報がわかってくるわけだ。

そして、相棒がわかったら、再度、2人で同じ場所カードを出すと、電話をかけることができる。

このとき、全プレイヤーの役職と電話番号をすべて当てれば勝利。

個人的に推理ゲームはあまり好きではないのだが、思っていたよりもお手軽で、短時間で終わったので、推理ゲームとしてはかなり気に入った。

あと、インコグニトはコンポーネントや斬新性はかなり高いが、時間がかかる割に、面白い展開になるかどうかの差が激しかったり、初心者には考えどころが難しい割にペア戦なので責任でかくて初見プレイがきつかったりとそれなりに問題もあると思うので、個人的にはこのカードゲーム版もいいと思った。

まぁ、インコグニトカードゲームで出さない方が良かったんではないかと思わないこともないが、世間の評価ほど、このゲームは悪くないと思う。

とはいっても、20年以上前のゲームで絶版ではあるので、元のボードゲームのインコグニトもそれよりずっと前だからなかなか今となってはやる機会も少ないかもしれないが、もし興味があったらやってみるのは全然いいゲームだと感じた。

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Nobuaki Katou
ぽっくり
白州
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