黒死病、来たる！

1347年、クリミア半島を出港したガレー船が、メッシーナの港に到着した。船にはネズミがいた。ネズミにはノミがいた。ノミは黒死病（ペスト）と呼ばれる疫病を媒介した。その後４年間で、ヨーロッパの人口の半分が失われることとなる。

この危機に際し、人々の安全な土地への避難を試みる。火を使って疫病の拡大を防止し、新たな土地で物品を調達し、生活を安定させよう。そして、市民を帰還させ、町を復興させよう。

このゲームの一番の特色は、メインボードから隔離小屋、新街から作業所など、市民が行ったり来たりするワープ構造だ。

そして、街の「再開発アクション」が、このゲームの目標の一つだ。しかし、再開発は、なかなか時間が掛かるだろう。

さらに、教会へお祈りをする「教会トラック」と、公務を安定させ副官を増やす「都市トラック」、そしてペストを焼き切るたびに進む「評判トラック」。これらのトラックも進めたい。

個人ボードに表示されている3種類の「巻物トラック」。このトラックも重要だ。

なのに、このゲームの鍵を握るのは、新街を彷徨う監督官だったりする。

ペストから逃れるため、再開発、お祈り、巻物、市民や監督官の動き……あらゆる事態に対処しなければならない！

上記文章の執筆にご協力くださった方

重量級ワーカープレイスメントゲーム

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日本語ルール付き/日本語版

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テーマ/フレーバー

舞台の時代背景	中世（Medieval）
政治経済/各種産業	経済/経営（Economy）医療（Medical）

メカニクス

頻出するメカニクス	モジュラーボード（Modular Board）ワーカープレイスメント（Worker Placement）
移動に関する仕組み	グリッド移動（Grid Movement）
その他のメカニクスや仕組み	プレイヤー別固有能力（Variable Player Powers）

作品データ

クレジット

ゲームデザイン	ラウル・フェルナンデス・アパリシオ（Raúl Fernández Aparicio）ウラジミール・スヒィ（Vladimír Suchý）
アートワーク	ミハエル・パイヒル（Michal Peichl）
関連企業/団体	デリシャスゲームズ（Delicious Games）アラキスゲームズ（Arrakis Games）リオグランデゲームス（Rio Grande Games）