「ケルト(Keltis)」を、ライナー・クニツィアのオリジナルルール&テーマで再構築
ドイツ年間ゲーム大賞を獲得したケルトのアメリカ版です。ケルトの原型になったロストシティというカードゲームのボードゲーム版という位置づけになっており、ロストシティ同様の遺跡探検というテーマで仕上がっています。
ルールは基本的にケルトと同一ですが、以下の違いがあります。
・ゲームが3ラウンド制になった
・カードを出すときに必ず昇順に出さなければならず、降順は許されなくなった。
道に得点タイルなどが配置されており、対応する得点トークンを手に入れることがあります。得点タイルはその場に残され、他のプレイヤーが通った際も同様に得点トークンが取得可能なようです。
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タイトル | ロスト・シティ:ボードゲーム |
---|---|
原題・英題表記 | Lost Cities: The Board Game |
参加人数 | 2人~4人(30分~60分) |
対象年齢 | 8歳から |
発売時期 | 2008年~ |
参考価格 | 未登録 |
ゲームデザイン | ライナー・クニツィア(Reiner Knizia) |
---|---|
アートワーク | Annette Nora Kara(アネッタ・ノラ・カラ) |
関連企業/団体 | コスモス(KOSMOS)リオ グランデ ゲームス(Rio Grande Games) |
拡張/関連元 | ロストシティ(Lost Cities) |
レビュー 4件
- 365名に参考にされています投稿日:2018年10月17日 01時11分
ロストシティをやりつくした後に購入。ケルトも何度もプレイした後に購入。似ているけど、やっぱり違いはあって、それぞれの良さがある!2人用のロストシティはカードを捨てるプレイを繰り返してルート確保するんだけど、ケルトになるとなかなか捨てる人はいない。何故なら昇順と降順のどちらも集められるからだ。捨ててしまえば確実に誰かをフォローすることになる恐れもあるので、ケルトだとホイホイカードを捨てるプレイをするプレイヤーは少ないと思われる。しかし、ロストシティボードゲームの場合は昇順のみということもあり、ちょっとプレイ感はロストシティに似ている。そして、ケルトのボーナスの仕組みを取り入れているので、ま...
おざかつ大魔王さんの「ロスト・シティ:ボードゲーム」のレビュー - 401名に参考にされています投稿日:2017年09月28日 00時08分
カードゲームの「ロストシティ」をボードゲームにアレンジした「ケルト」。「ケルト」のゲームシステムを一部変更し、元になった「ロストシティ」のテーマを用いてボードゲームにしたゲーム。プレイ感はほぼほぼ「ケルト」、主な違いは「カードの並べ順が昇順だけになった」点。これにより出せるカードが限定される分だけ、「カードを捨てる、それを他の人が取る」といった場面が増えたように感じます。また序盤は大きい数字が邪魔で後半は小さい数字が邪魔となります。「ケルト」では降順もあるので後半小さい数字も価値を持っているのとは異なります。序盤大きい数のカードばかりだと不利で、それをやりくりするのも一興かと思いますが、...
Pinoさんの「ロスト・シティ:ボードゲーム」のレビュー - 284名に参考にされています投稿日:2017年09月26日 01時11分
ロストシティが4人でできるようになった印象です。ゲームルールは基本2人の時と同じですが、違う点が、ゲーム終了は、冒険箇所が5箇所(全員合わせて)、特定の位置を超えた瞬間です。そのため、他のプレイヤーの冒険位置を常に把握してゲームする必要があります。全部で3Rもしくは1Rのゲームが行えます。また、得点に関与するタイル(アーティファクトタイル)が存在しており、早い者勝ちですので、そこも2人の時と違った感じで楽しめます。2人でも充分遊べますので、お金に余裕があれば2人用よりこちらの方がオススメです。また、ケルトは未プレイなのでそちらとの比較はわかりません。
なしさんの「ロスト・シティ:ボードゲーム」のレビュー
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ケルトのアレンジというより、ロストシティの4人版でこちらの方が好みです。ロストシティの運の要素を特殊タイルで上手く調整されています。「カードは昇順にしか置けない」というロストシティに元々あったルールを採用したお陰で、ケルトでは全く機能しなかった共通の捨て場を、ロストシティボードゲームでは使わざるを得ない状況が多く出てきます。ケルト以上にクニツィアらしいジレンマと探検というテーマ性を感じる事が出来る良作だと思います。
chimitaipapaさんの「ロスト・シティ:ボードゲーム」のレビュー