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空手トマト
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  • 3~10人
  • 20分前後
  • 8歳~
  • 2018年~

空手トマト

残り1点
1営業日以内に発送
日本語マニュアル付き
攻撃するタイミングを、よく計って!
  • ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)作

 各プレーヤーにトマトカードを1枚ずつ配ります。そのほかによく混ぜた数字カードを5枚ずつ配ります。そして、プレイ人数により決められた枚数(プレイ人数の1/2~2/3)の勝利カードを表にして並べます。これらの勝利カードがそのラウンドで目指すカードです。

 各プレーヤーは手札から1枚ずつ選んで出し、そろったら表にします。トマトカードを出したプレーヤーはこのラウンドから脱落です。その代わりに、山札から数字カードを2枚補充するか、手札を2枚捨てて4枚補充するかができます。

 ラウンドで脱落しなかった人数が、表になっている勝利カードより多い場合は、残った人で同じことを行います。ただし、2回目からは、それぞれのプレーヤーはトマトカードを出すか、先に出したカードと同色のカードしか出せません。こうして、残ったプレーヤーが表になっている勝利カードと同じか少なくなったら、勝利カードの分配です。出している数字カードの合計が大きいプレーヤーから順に選んで取ります。

 勝利カードに書かれたトロフィーが勝利ポイントです。ただし、いくつかの勝利カードにはナイフが描かれており、最終的にとった勝利カードの描かれているナイフの数が一番少ないプレーヤーはトロフィーの数にかかわらす負けです。

 また、トマトが描かれた勝利カードを取ると書かれているトマトの数だけ数字カードの補充ができます。

 基本的には、勝利カードを取るとカード補充ありません。さっさとトマトカードを出してラウンドから降りると、カード補充ができます。途中まで数字カードを出してからトマトカードを出すことになると、無駄な戦いをしたことになります。

 どのタイミングで、勝利カードを取りに行くか、また、ナイフカードの数にも注意が必要です。

レビュー 4件

219
名が参考にしたレビュー
 by あすか正太@ぽんこつ団

カラテマスターのトマト師匠に師事しながら、勝負を勝ち抜き、トロフィーを12個集めたら勝利を宣言できる(でも負けることもある)というゲーム。


シンプルなトリックテイキング(複数色あるカードから、同じ色のカードを出していき、高い点数を出した者勝ち)なので、同種のゲームの経験者であれば「ああ、アレね」みたいなノリで覚えられます。アレね、というのはボカしているわけではなく、「あんな感じ」「あれかぁ」それぞれの頭にあるのはまったく別のトリックテイキングゲーム。なのにそれでも話が通じちゃうぐらいのありふれ感。


ありふれ、というと「じゃあ遊ばなくてもいいか」みたいな判断に向かいがちなのですが、いやいや、これが面白いのです。


手札勝負に勝つと、勝利ポイントが記されたカードが手に入ります。それがトロフィーです。

あとトマトとナイフも集められます。


ん、ナイフ……?


そうなのです。このゲームにはトロフィーの他に、なぜかナイフ集めというサブ勝利条件があり、この鋭利な刃物も集めておかないと「トロフィーの数がたとえ一番でも、ナイフの所有数が一番少なければ、問答無用で最下位になってしまう」という、わざと日本(トマト師匠、日の丸だし)を勘違いしているとしか思えないような謎ルールがあるのです。なので、全員の持ちナイフの数を常に記憶しておかなければならないメモリー要素もあります(そんなカラテゲーム、聞いたことないよ……)。


でも、そこが面白い。


手札などのクローズド情報は、会話のブレーキになることがあります。


「今の自分の手札、実は5枚とも緑だから、対抗しようとしても無駄だよ」とか「ねえ、手札から、あのカード出してくれないかなぁ」なんてな言葉を、軽く相手に言えちゃう人もいれば、言えない人もいます。

相手を混乱させることを、嫌がらせのように考えてしまったり、

自分の手札につながる情報を漏らしたくないと思ったり。


その点、このゲームは勝敗と関係ないところに話のネタがあるので、会話が盛り上がりやすいのです。


なぜカラテなのか。

なぜ野菜なのか。

なぜナイフなのか。


空手の大会に出てトロフィーを得るのは分かります。普通です。

ついでにトマト(手札を多く手に入れられる効果がついてきます、お得)をもらえることがあるのは、ちょっとイミフですが、まあ、よしとしましょう。

けれど、ナイフ(なんの効果もありません)がついてくるのはなぜなのか?


ナイフがついてくるだけならまだしも、それが勝利条件の一つになっているのは本当になぜなのか!?


さっぱりわからないし、謎というには下らなすぎます。

だからこそ勝負の外側で「空手家たるもの、ナイフの使い方もマスターレベルじゃないとね」「武器もったら、空手じゃないじゃん!」などと、話が弾むのです。


メカニズムとしては、勝利点(トロフィーの数)を集めるだけのゲームだと単純すぎるので、敗北点(?)としてナイフを設定したのだろうと考えられます。

けれど、そこにナイフというモチーフをあてたのが面白い。

そもそもトマトと空手という組み合わせからして、頭のネジが何本か抜けている感があるのだけれど。


勝負そのものはシンプルなトリックテイキングなので、すぐに覚えられるし、脳への負担がありません。

ゲームよりもおしゃべりのほうがメインになってしまっても、ラクラクと遊べてしまうぐらいの低馬力仕様。


スタンダードなものを作るときは、突拍子もないものを混ぜて、受け手の既視感を消すというアプローチがあります。

人は新作にオリジナリティを求めがちな生き物ですが、アナログゲームには、ルールは既存のなにかであればあるほど、実はとっつきやすくてよいという側面があります。覚えやすくて、説明もしやすい。

「空手トマト」は、ルールはありふれているのに、世界観が面白いので、新しいゲームを遊んでいるかのような感覚で慣れ親しんだシステムのゲームに飛び込めるのです。

1stプレイの時にかかる学習コストと楽しさの報酬のコスパがとてもいい。


ありがちなルールに、ユニークな世界観をかぶせることで、新鮮なゲームに変えてしまう魔法。


だからこその、このおかしなテーマなのか。

パッケージのB級感も本当に素晴らしいです。傑作。

約1年前(2019年02月15日 12時49分)
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219
名が参考にしたレビュー
 by Nobuaki Katou

 コロコロ堂で、5人でプレイした感想です。

 ラマやエルドラド、ケルト、バトルライン、ペンギン・パーティー、交易王などをデザインしたライナー・クニツィアによる、プレイヤーはトマト師匠に仕える野菜で、空手大会に出場しトロフィーを多く獲得しつつ、ナイフもある程度持っているプレイヤーが勝利するカードゲームです。

 ルールは、他の方のレビューで詳しく記載されているので、私からは省略します。


 5人でプレイした感想ですが、野菜が空手をしている絵が面白く受けていたのですが、いざ勝負になるととても面白いカードマネジメントゲームだと感じました。

 今回は2回連続でプレイして、序盤トロフィーを取ることが両方ともままならなかったのですが、何とか中盤で序盤に貯めたカードで盛り返し、終盤は逃げ切って2回とも勝利できました。

 ゲームの序盤は、トマト師匠を早めに出して、カードを多く獲得し同色のカードを揃えるかが鍵です。

 中盤は、他のプレイヤーの手札数を見つつ、いつトロフィーとナイフを取りに行くのか機を伺います。他のプレイヤーの手札数が多ければ早めにトマトを出してカード枚数を増やし、少なければ勝負を仕掛けます。

 終盤は、他のプレイヤーのナイフ数に気を付けながら、トロフィーを獲得してゲームを終わらせるタイミングを図ります。

 という感じで、モチーフのあり得なさで面白いのと、意外に空手で勝負している感があって楽しいゲームだと思います。

6ヶ月前(2019年10月17日 23時54分)
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212
名が参考にしたレビュー
 by まつなが

今年のエッセンで発売された、クニツィア作品。空手してるトマト…

さくっと終わるゲームで、タージマハルやインフェルノと似ているところを感じました。なるほどなー。


手札に配られるのは、5種類1~5のカード5枚+トマトカード。

真ん中に出される2つの戦利品をかけて戦っていきます(たまたまトマトとナイフしかないカードが真ん中にでていますが、トロフィーのアイコンがあればそれが勝利点です)。


プレイヤーは、伏せた状態でカードを1枚出し、全員揃ったらオープンします。

トマトカードは脱落のカードで、出した瞬間争いから抜けて手札を補充します。残ったプレイヤー数が3人以上であれば、勝負は続行です。

2枚目からは、同じ色のカードしか出せません。最初に緑(ブロッコリー)を出したら、出せるのはブロッコリーだけ。ブロッコリーがなければ、トマトを出して脱落するしかありません。

つまり、他の人が先に降りることを見越して勝負を続けるか、勝っても負けても出した手札は没収されちゃうので早めに勝負を捨てて諦めるかを選んでいくことになります。

勝負が始まると手札のドローはないので、ある意味ラウンドが始まった状態で、もうお互いの勝ち負けというか出せるカードの最大値は決まっているわけです。なので、ときにはうまく降りることも大事です。でも、相手もそういう感じで早く降りてきて、1枚目だけで真ん中の勝利点カードが取れたりもします。

周りのプレイヤーの手札枚数などから見極めをしていくのが大事!


12個以上トロフィーを取ったら、ゲーム終了宣言ができます。トロフィーを一番多く持っていて、かつナイフの数が一番少なくない場合、勝ちです!!

私がナイフを1つも持っていないせいで、他の人があっさり勝ってしまいました。。抑止のためにもナイフもとらなきゃですね。


ということで、シンプルな読み合いとメモリー(相手が何を取っていったか覚えるのは大事)のゲームです!


空手トマトって、なんなんだ…と思うとは思いますが、楽しいゲームでした~

1年以上前(2018年12月21日 18時00分)
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34
名が参考にしたレビュー
 by 日本酒♂

大人数向けだと思います。みんなが『せーの』で行動するため、多人数ボードゲームにありがちな『手番の待ち』がほぼ無いところは良いです。ラウンドごとに勝利者やカードの引きや選択、交換などの処理がめんどうかもしれませんが慣れている人がいればサクサク進みます。

3日前(2020年04月07日 08時44分)
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