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  • 2人~7人
  • 30分前後
  • 8歳~
  • 1984年~

アンダーカバー大吉さんさんのレビュー

179名
4名
0
約3年前

★★Nice!

気心知れたメンバーでプレイするとかなり盛り上がります!逆に言うと、会話が弾まない間柄でプレイしても面白くないかも。

そして、やや複雑にはなりますが2つのヴァリエーションルールを入れると、面白さが引き立ちます!

3人から4人でプレイする事が多いです。

7色のコマを使うんですが、プレイヤーはそのうち一色を担当します。他の人にバレてはいけません!秘密です。

12件の建物が円上に並んでいます。順番に0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、ー3の数字が書かれています。数字は建物の点数です。

サイコロをふってコマを進めていくんですが、どのコマを進めてもいいし、2つ以上のコマを別々に動かしてもOKです。

あらかじめ金庫のコマをいずれかの数字の建物に置いているので、どのコマでも金庫の位置に止まれば決算が行われます。コマが金庫を通り過ぎたら決算は行われません。ということは、意図的にコマを金庫の位置に進めることで、自らの意志で決算を発生させます。

その時に、7つそれぞれのコマが止まっている建物の数字の点数が、個別に加算されます。

決算が行われたら、手番のプレイヤーは好きなところへ金庫を移動させます。

このゲームの面白いところは、自分の担当の色をバレないようにしながら、いかに点数を稼いでいくかです。

露骨に自分のコマを点数の高い建物に移動させつつ、決算を行うと怪しまれますし。点数トラックでみんなの点数がわかるので、誰がトップかも一目でわかります。なので、点数を稼ぎすぎると正体がバレやすくなるかもしれません。

怪しまれてしまうと、他のプレイヤーに自分のコマをマイナス3点の廃屋に送り込まれた状態で決算されたりします。マイナス点はキツイ!

逆に、自分以外のコマをマイナス点の廃屋に送り込むことで、誰が廃屋から逃げ出そうと動かすのかを観察するのも面白い!

廃屋からコマを動かそうとすると怪しまれますし、あえて自分のではない廃屋のコマを動かすことで、他のプレイヤーをあざむく事もできます。

このゲームはマイナス3点の建物の廃屋があるおかげで、駆け引きが熱い!これがなかったら面白さが半減!

ヴァリエーションルールその1は、ゲームの中盤で誰がどの色のコマを担当しているか推理してメモ書きします。ゲーム終了時に答え合わせして、正解すれば1人につき5点入ります。

一度答えを書いたら、その後で回答を変更できません。だから面白いんです!

なぜなら、ゲーム中盤で回答したら途中変更できないので、後半になるとみんな正体がバレてもいいので、露骨に点数を取りに来ます。

その時になって、緑はお前やったんか~と思っても、今更推理は変更できないし、全員がラストスパートをかけてきます!

ゲーム序盤から中盤にかけては、誰が何色か想像がついたらこまめにメモを取った方がいいですね。誰が怪しくて何色だろうという事は、覚え続けるのは難しいので、面倒でもメモを取ることでグッと面白くなります!

ヴァリエーションルールその2は、特殊カードです。最初からランダムで各自2枚持っていますが、いずれかのコマを廃屋に送り込むか、サイコロの目によっても1枚ゲットできます。

特殊カードの効果は、好きなコマ1つを選んで廃屋に移動させたり、逆に廃屋から脱出させたり、いずれかのコマを1マス進めたりバックさせたり、0の建物の教会に全員集合させたりです。後は、金庫の位置を移動させたりできます。

このカード効果によって、さらに駆け引きが増します。

カードの種類はそこそこありますが、アイコンがわかりやすいので、プレイ前に皆で確認すると良いと思います。意外とシンプルで、あまり複雑さは感じません。

カードを使うタイミングは、誰の手番が終わった後でも使いたい人が使えます。使いたい人を確認しながら、手番のプレイヤーから順番に時計周りに進めていきます。

もちろんパスをしてもいいですし、2巡目でやっぱり使うのもOKです。一度に複数枚使うのもOK。この辺は自由度が高く、他のプレイヤーがカードを使うのを見てから、自分が使うことも出来るので、戦略的でもあります。全員がパスしたら、次に進みます。

コマを廃屋に送り込む事でカードが1枚もらえるので、遠慮なくそれが出来る理由にもなります。

このゲームでは決算を行えるかどうかは手番プレイヤーに委ねられるので、そうでないプレイヤーは決算を止める手段がありません。

しかし、特殊カードを使うと、金庫を移動させて決算を回避したり、逆に金庫の位置にコマを送って決算させたりできます。また決算時に好きなコマを廃屋に送り込むこともできます。

なので、サイコロでコマを操作する以外にもカードによる攻防が熱いです!

ここでも露骨にカードを使うと、正体がバレるかもしれません。

このカードの使い方で多少実力差は出るかもしれませんが、カードの引きはランダムなので、そこまで気になりません。

ただ、手元にカードが1枚もないと、選択肢が無くなるので注意が必要です。たまにカードの補充はした方が良さそう。

中学生の子どもがハッタリをきかすのが上手くて、いつも騙されます!しかも正体バレてる…。将来は役者か詐欺師かもしれません。

複雑なゲームシステムを楽しむ最近のゲームもいいですが、ゲームを面白くするのをプレイヤー達に委ねているアンダーカバーは、色あせない面白さがありますね!

けっこう昔のゲームだと思うんですが、長く遊ばれているのもわかる気がする。

連発するとちょっとあきますが、たまにやるにはとてもいい。

子どもでも理解できる単純なゲームなんだけど、心地よいインタラクションで大人がプレイしても面白い!

親子や親戚、友人同士でも楽しめて、考えどころもあって、盛り上がって面白い。マニアックでない所がいいんです。

複雑なゲームをしてる時って自分の楽しみの方が強い感じがします。こういうゲームはプレイする相手に制限を設けず、楽しみを共有出来るので、なんかいいですね!

ドイツ年間ゲーム大賞の作品は、微妙に自分のストライクゾーンから外れていてあまりプレイ出来ていませんが、アンダーカバーはそんな私でも、そりゃゲーム大賞とりますわ!と感じたゲームでした。

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