駆け引きと推理が楽しいスパイゲーム
以前Ravensburgerから同名で発売され、1986年のゲーム大賞を受賞したゲームのリメイクです。
ゲームには7人のスパイが登場します。
各プレーヤーは、すべてのスパイコマを移動させることができますが、本当の手下はひとつだけです。本当の手下が獲得したポイントがプレーヤーのポイントとなります。
ゲームの最初に、自分の本当の手下を示すカードが配られます。このスパイがたくさん得点するようにプレイしますが、あまり露骨にするとほかのプレーヤーに邪魔をされます。目立たないように得点させるほうがよいかもしれません。
プレーヤーは手番にサイコロを振り、出た目だけスパイのコマを移動させます。ひとつのコマを出た目だけ移動させていもかまいませんし、複数のコマに振り分けて移動させてもかまいません。必ずしも自分の手下のスパイのコマを移動させる必要はありません。しかし、どのスパイがどのプレーヤーの手下かを推理するのはこのゲームのポイントです。
どれかのスパイコマが金庫がある部屋へ移動したら、すべてのスパイに得点が入ります。その時点で各スパイがいる建物に描かれた数字がそのまま得点です。10点の建物もありますが、廃屋は-3点です。それぞれのスパイの得点マーカーをその時点で移動させます。
こうして、どれかのスパイの得点マーカーがゴールに達したらゲームが終了です。ここですべてのプレーヤーは最初に配られたカードを公開して、どのプレーヤーが勝ったかチェックします。6人以下でプレイする場合は、誰の手下でもないスパイが存在します。そのスパイが勝ってしまうこともあります。
各国の諜報部門の長となり、秘密の情報を巡る競争に優秀なエージェントを参加させます。自分のエージェントの身元(色)は、厳密に隠しておかなければなりません。他の人にばれないように情報を獲得することで点数を積み重ねていくというボードゲーム。いずれか1人の得点が1周したらゲーム終了で、獲得した得点が一番多い人の勝利です。
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タイトル | アンダーカバー |
---|---|
原題・英題表記 | Heimlich & Co. |
参加人数 | 2人~7人(30分前後) |
対象年齢 | 8歳から |
発売時期 | 1984年~ |
参考価格 | 未登録 |
レビュー 5件
- 134名に参考にされています投稿日:2019年09月05日 06時45分
ボードゲームを1,000個以上持っているユーザー視点で良かった点と悪かった点の両面から紹介します!アンダーカバーは、自分の正体を他の人に悟られないように、得点を獲得していく正体隠匿系の面白いボードゲームです!サイコロを振って、出た目に応じて任意の数の駒を動かすだけで楽しめますので、初心者の方でもすぐに理解出来ます。やっていることはすごろくなのに、こんなに楽しめるなんてよく出てきいます。一方で、自分の色のコマが置いて行かれてしまって点数に差が開いてしまうと、かなりつらい展開になることもあります・・・好き度(Like)▶4pt.≪★★★★≫おすすめ度(Recommended)▶3pt.≪★★...
オグランド(Oguland)さんの「アンダーカバー」のレビュー - 209名に参考にされています投稿日:2019年01月04日 22時22分
人狼系とは違った正体隠匿系のすごろくゲーム。人狼系とは違い、役割はなく他プレイヤーとの差は駒の色だけなので、会話は少なく終始他人の駒の動かし方を注視する展開に。メモをとるもなかなか誰が誰かを当てるのは困難で、性格を知り尽くした仲間ですると面白い。
ky_kyさんの「アンダーカバー」のレビュー - 286名に参考にされています投稿日:2017年07月20日 04時08分
トップがだれだかわからない、『正体秘匿すごろく』!サイコロを振ってコマを進める...いわゆるすごろくなのですが、このゲームでは自分の担当ではないコマも動かすことができ、複数のコマにサイコロの出目を振り分けることもできます([4]が出たときに、赤を3マス、青を1マス動かすというように)。さらに、だれがどのコマを担当しているのか、他のプレイヤーには明かされていません。コマの担当はくじ引きで決定されます。ぐるぐる回るようになっているマス目にはすべて(マイナスや0も含む)点数が割り振られていて、金庫が置かれたマスにコマが止まると、全員がその時点で止まっているマスの得点が入ります。そして、最後にサ...
ペンシルさんの「アンダーカバー」のレビュー - 171名に参考にされています投稿日:2016年05月18日 23時35分
正体を隠しながらコマを進めていき勝利点を一定に到達すると勝利となるゲーム。各プレイヤーは隠匿の中で、自分の色をランダムで決まり、そのコマを進めていくのですが、コマの進め方はプラスやマイナスもあります。そして誰でも、どのコマでも動かすことができるので、誰がどの色なのか、、、、ハラハラしながら、そして疑心暗記(いい意味で)になりながら、プレイしていきます。ゴールした時に自分の色をオープンし、勝利した時の快感は何度もプレイしたくなるゲームです!ぜひぜひ、プレイしてみてください!
きぬりすさんの「アンダーカバー」のレビュー
リプレイ 0件
戦略やコツ 1件
- 50名に参考にされています投稿日:2019年09月05日 06時47分
他の人の選択する駒の状況をよく観察することが重要です。その際に、得点を獲得するところではなく、マイナス点になってしまう駒の回避する状況を見たり、駒を選ぶときの状況を見るところがポイントかもしれません。駒を選ぶとき、ゲーム開始時は特に自分の駒を最初に選ぶことって少ないかと^^
オグランド(Oguland)さんの「アンダーカバー」の戦略やコツ
ルール/インスト 1件
- 238名に参考にされています投稿日:2019年08月21日 03時12分
1986年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作。30年以上前の正体隠匿系ゲームの良作です。7人のエージェントの1人を受け持ちます。自分のエージェントが高得点を得られるようにゲームを進めるのですが他人のエージェントも自由に操作できるので正体がばれてしまうと妨害されてしまい高得点は得られません。また、最後に各プレイヤのエージェントを当てて獲得する得点もあります。正体がばれない様にしながら高得点を獲得させていく手腕が問われるゲームです。ご興味がありましたら、下記ブログ記事へお立ち寄りください。ゲームの準備からプレイの流れを紹介しています。外部リンク:エキサイトブログとなります。https://board...
PETさんの「アンダーカバー」のルール/インスト
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ここではルール等は割愛するとして手軽にできる正体隠匿すごろく各自配られたカードの色のエージェントをばれないように進めていきゴールを目指すやることは簡単サイコロを振るだけだがしかしこのゲームは自分以外のエージェントも好きなように進めるこれにより駆け引きやブラフが生まれゲームに深みが増す重ゲー後の箸休めにもよしみんなでワイワイするのもよしガチガチでやるのもよしルールが簡単なのに濃密な心理戦が楽しめる素晴らしいゲーム
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