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  • 2人用
  • 20分~30分
  • 1983年~
49名
0名
0
約1時間前

押入れの奥から発掘。試しに友人とプレイしましたが、これがマジで面白くて驚きでした!

友人の評価も絶賛で、ついそのまま立場を入れ替えて2連戦してしまいました♫

◼️どんなゲームなのか

このシリーズは、ウォーゲームが花盛りだった1983年に、エポック社のファミリーゲーム開発部門からリリースされた小型のシミュレーションウォーゲームシリーズです。(有名なエポック社の『ワールドウォーゲームシリーズ』とは完全に別物なので注意です。)

エポック・ウォーゲーム・エレクトロニクスの略でEWEシリーズと言います。

特徴は何と言っても、サイコロではなく《電子判定装置》を用いるところ!

…とは言っても、戦闘になったらその勝敗を自動で判定してくれるわけではなく、通常通りにコマの能力値などを見ながら表を見て、スイッチを押すと赤いLEDがピコピコ流れて表のどこかにランダムに止まる。ただそれだけです。(笑)

↓こんな感じですが、もう電池がないのでサイコロで代用。赤ライトの部分にはシールで数字を貼りました(笑)

表の項目も全部で1〜6までのどれかなので、『じゃあ6面体の普通のサイコロでいいじゃねーか!』と思われたアナタ、その解釈は全く正しい。(笑)

変則的な形をしたスチール製のボードに、マグネット内蔵のプラスチック駒というコンポーネントなので、どうやら外へ持ち出しても気軽にプレイできますよ、というのが狙いのようです。

でも、ウォーゲームをわざわざ出先でやろうとは…思わないですよねえ。箱サイズも微妙に大きいしね。

そんなこんなで、結局、リリース当時は少しだけ話題になりましたが、結局それほどのムーブメントを起こすことなく消えてしまいました。(と言っても、知らないうちに12作も出てたらしい)

◼️シリーズ1作目は日露海戦!

当時ウォーゲームと言えば、《バルジの戦い》とか《ノルマンディー上陸作戦》とか、わりと第二次世界大戦のメジャーな戦闘を再現するものが多く、当時あまり日本史をテーマにするものは見かけない傾向にありました。(輸入品が中心だったので仕方ないですが)

そこにこのシリーズはあえて日露戦争の日本海海戦をテーマに持ってきたところがエラかった。やっぱり日本人はこういうテーマが欲しかったんですよ。

内容は誰もがご存知の通り、日露戦争の明治38年に日本海対馬沖で起きた、東郷平八郎率いる日本連合艦隊と、ロシアのバルチック艦隊の激突です。

◼️優れている点を挙げてみよう!

とにかくイロモノ扱いされている日陰者の作品なので、ここでは凄かった!面白かった!という良いところを挙げてみますね。

①ルールが簡単

これは大事!特に「興味はあるけど、やったことはない」という相手に10分以内に全部説明できる、というのはとても大事。こういうのでいいんですよ!(これを忘れて、難しいルール、細かいルールがあるほどエライなんて風潮を作ってしまい、偏屈なマニアばかりになったウォーゲーム界が衰退するのは必然だったわけで…涙)

あくまでもその戦いの《雰囲気》をプレイヤーが感じ取れるかどうかが大切なんですよ。

②プレイ時間が短い

これも大事!本格的ウォーゲームはとにかく時間がかかるものが多く、一般的なものでも6〜8時間程度かかるのが『普通』です。(ひどいものになると10時間以上かかります。こんなの昔はよくやってたなあと改めて思います)

ところがこれは30分程度で決着が付きます。(わずか5ターンなので)

これは気軽にプレイできると思いませんか⁈

こういうのでいいんですよ!

③コマ数は片軍で20個以内。

だから全部に目が届くんですよ。(一般のウォーゲームはだいたい200〜600個あります)それらをシンプルなルールで動かすから、展開に没頭できる。戦場全体を俯瞰して把握する事ができる。これ大事ですよね!

こういうのでいいんですよ!

◼️派手な大海戦の《雰囲気》を堪能!

とにかく繰り返しますが、このゲーム楽しかった!

ルールが簡単と言っても、押さえるところはしっかり作ってあり、日本とロシアの士気や練度の違いから命中率が異なり、命中したら《攻撃力》と《装甲厚》を比べて、《損傷》したり《轟沈》したりします。《損傷》すると《移動速度》と《攻撃力》が低下するので、艦隊の展開をしっかり考えなければなりません。

強力な敵戦艦を狙えば一撃ではなかなか沈まない。反撃のリスクも考えなければならない。

巡洋艦なら一撃で沈められるかもしれない。

でもウロウロしている駆逐艦を見逃すと強力な魚雷を放ってくる危険性がある。

シンプルながらも考えることはたくさん。(でもそれがスリリングで楽しい!)

先日友人との対戦では、相手のバルチック艦隊が『戦艦三笠だけは沈める!』と豪語して集中砲火!私の砲撃が片っ端から運悪く、ついに敗北となりました。(でも負けても面白かった!)

2回戦目は、ロシア戦艦スワロフとオスラービアを吹き飛ばし大勝利でした♪

なので、ウォーゲームだからと難しく考えずに、ボードゲームのひとつとして気軽に楽しんでほしいなあと強く感じました。(でも絶版なんだよね、ごめんなさい)

《余談①》

書いてて気づいた。

このシリーズの第1作に海戦を選んだのは理由があったんですね。なぜなら、普通のウォーゲームなら定番のZOCのルール(隣接マスに入ると行動を制限される)が、海戦なのでないんですよ。これ絶対わざと考えてやってますよ

《余談②》

あまりに気に入ったので、外で別の友人と対戦すべく、カラーコピーで大きな厚紙ボードと、厚紙コマを作ってみました。(もとのコンポーネントがとても小さくプレイしにくいので)

全く未経験の友人2人(歴史は好き)にプレイさせたら、絶賛の大好評!

ゲームにすごく興味を持ってもらえました。

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