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  • 2人~7人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 2023年~

ドクターラット白州さんのレビュー

160名
1名
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7ヶ月前
レーティングが非公開に設定されたユーザー

7/10

チャレンジャーズの作者による協力型推理ゲーム。

1人がドクターラット(親)となって、残りの子に適切な食事の条件は何かを伝えるゲーム。

子は、最初に自分の適正な食事カードを1枚持っており、これには食べ物のカテゴリーと数が描かれている。

条件は6種類あって、特定のカテゴリーや色の食べ物を食べてはいけない、食べなければいけないといったシンプルなものから、特定のもの2つを交互に食べなければいけない、前の食事より+1か−1でないといけないとかひねったものまでいろいろある。

この条件をゲームのはじめにドクターラットがランダムで条件設定をする。

これをするための箱のコンポーネントはなかなかで、ゲームが始まる前になんかワクワクさせてくれる。

ゲームの流れはシンプルで、毎回親が食べ物カードを引いて、そのうちから子の人数分だけ公開して出して、子にカードを選んでもらう。当然、親と子はゲーム中、会話を一切してはいけない!

選んでもらったら、それぞれ食べたものに対して、それが条件に当てはまっている食事か、そうでない食事かのジャッジをする。

全8ラウンドあるのだが、1人の子が3回ミスったら即負け。さらに、最終ラウンドで1人でも条件をミスした食事カードをとっても負け。なので、最後までスリリング!

なのだが、わりと、最近のトレンドにそってか、お助けチップみたいなものも充実しており、ミスを減らしてくれるものや、あなたはこれ食べなさいと指定するものなど、全く会話できないだけあって、それを補う強さを持っている。

だが、このゲーム、本当にきついのは親側で、カードの縛りがやばすぎて、後半は今まで使わなかったカードを強制的に出さなければならないラウンドがやってくるので、毎回、条件を達成させるようなカードばっかり出していると後半詰んでくる(笑)

特に、最終ラウンドのミスは負けに直結なので、言い方を変えれば、ラストに必要なカードをしっかりマネジメントしつつ、条件を伝えるゲームであり、ただ条件を伝えていてもいけないというゲーム展開がこのゲームの肝といえる。

マスターマインドをはじめ、条件推理系のゲームは個人的にわりと好きなのだが、これを協力ゲームという形に落とし込んできたのは斬新だった。好きとはいえ、そこまでこういう条件推理ゲームやってないから、もしかしたら、別にあるかもしれないけど・・・。

ただ、他のレビューでもよく見かけるが、こういう条件推理系によくある「最初はこの組み合わせがおすすめ」みたいなガイドが一切ないのと、親のハンドマネジメントがわりとシビアなので、遊ぶ人は結構選ぶかも。

尖ったゲームが好きな人にはおすすめだけど、誰にでも勧められるゲームかと聞かれるとうーんとはなった。

だが、それをふまえても、個人的には斬新な協力ゲームだと思ったし、最近の何でも協力ゲームにすれば、それなりに面白いブームを差し置いても、面白いと思ったので、この評価。

あと、国内未流通なのも残念。そのうち、入ってきそうだけど。

チャレンジャーズの一発屋にならず、斬新で面白いゲームを連発してくれるこのデザイナーに、今後、また注目していくことだろう。

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びーている / btail
白州
白州
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