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  • 2人~7人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 2011年~

世界の七不思議マクベス大佐@Digブログさんのレビュー

609名
3名
0
3年以上前

濃厚な拡大再生産ゲームを手軽にプレイ!まさに不思議なレジェンド級ゲーム!


【ざっくり解説】

 プレイヤーは自分の文明を発展させていきます。国家を反映させていくにあたって、様々な要素があります。しかし本作ではざっくり簡略化し、その様々な要素を手軽なカードドラフトゲームに仕上げました。

 その代わり国家のいろんな要素を抽象化して、ゲームに詰め込んだのでゲームの要素自体は多いです。なのにも関わらず1プレイの手軽さは特筆ものです。圧倒的スケールと手軽さの不思議なゲームです。


【長所】

 資源のやりとりを簡略化したことです。本作では木を生産できるカードを買えば、いちいちコマやカードを受け取らず、支払いのチェックにだけ使うという方式は秀逸です。

 中でも良いと思うのがドラフトにおける「カット」(※1)の損を軽減しようとしてくれているところです。「カット」は基本やればやるほど損な手ですが、本作ではカットしたカードをお金の獲得や七不思議の建造に充てられます。カットが損なアクションにならないよう工夫されています。

※1:自分の得にならないが、相手の妨害をするためにカードを取る行為のことです。


【短所】

 とにかく要素が多いこと。ざっくりいえばある程度カードの色を決めて、色を固めて取れば良いゲームです。しかし、色を固めて取るには資源問題をクリアしないといけません。そこが本作の良さなのですが、初見殺しにもなり得ます。

 「説明時間>プレイ時間」なことです。要素数が多く説明に時間を要するものの、プレイは非常にあっさり終わるという非常にまれな特性を持っています。なので同じメンバーで繰り返し遊ばないと、手間暇が勝ちやすいです。


【ベストプレイ人数】

 ベスト人数は4~5人。両方プレイしてみて自分に合う方がベストで良いでしょう。2人以外の人数は概ね悪くはないとのこと。2人は正直『世界の七不思議:デュエル』をやるべきかと思います(笑)。


【個人的な評価】

 多人数でカードを取り合いながら、自分の文明を他の文明より優れたものにする。かつ、パラメーターを複雑化して、簡単に解析されてしまうようなゲームにしないという点では凄いゲームだと思います。

 そのためか説明する要素数が多く、プレイ時間は短いという奇妙なゲーム性になりました。同じメンバーで繰り返し遊べないと、説明の手間暇がかかりすぎるという意味では変わったゲームだと思います。


 BGAで数回遊びました。比較対象になるゲームに『世界の七不思議:デュエル』があります。個人的には『デュエル』の方が好みです。『デュエル』の方が計画性が大事な印象があり、お互いの動向を意識する必要があります。

 また簡易版と言われる『スシゴー』も好きなので本作の評価は控えめになります。悪くもないですが良くもない。誘われたらプレイさせてもらいますが、積極的には遊ばないかな。そんなポジションです。

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18toya
Christopher Coutinho
Bluebear
マクベス大佐@Digブログ
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