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  • 1人~5人
  • 50分~70分
  • 12歳~
  • 2023年~

ワールド・ワンダーズリーゼンドルフさんのレビュー

536名
9名
2
8ヶ月前

5つの文明に別れて自分の領土を発展していきましょうというタイル配置ゲームとなっている。

文明といってもシビライゼーション要素はまったくなく、むしろワンダーの建物を集めたのでついでに勢力も5文明に別れて発展を競います。



では、いろいろと言いたいことは後にして、ゲームの流れをざっくりと紹介していきます。


こちら一人分のコンポーネントになっています。下段は個人ボードですが、リソースは基本お金のみ、あとは自分の文明の発展度を上げていきます。


中段はタイルを配置する土地となっています。はじめに長い道路を1つもらってセットしたところからスタートします。

上段にはタイルのぼーどがあり、表にしてこのラウンドの購入可能な道路、塔、施設タイルが置かれ、タイル置かれたボードにはプレイ順を示す場所もあります。


左側には巨大建造物(ワンダー)の売り場がありますがそれは後ほど。


プレイヤーの手番としてはお金を払ってボードに配置したいものを購入して配置していきます。


このゲームのリソース表現がちょっと変わっていて。


個人ボードにはお金をどれだけ持っているかというのではなく、どれだけ使ったかを表しています。

1ラウンドにプレイヤーが使えるお金は原則7金です。使い切ったら自分ラウンドは終わります。

資源ボードと呼んでいますが実際にこれらの資源は消費されません、金だけが左右に動くだけで他のコマは右に進むだけです。


2金ほど借金ができますが、一度借金をした場合3金で支払わない限り借金はできません。しかも借金をしたままでゲームを終わらせると勝利点が-2となってしまいます。

借金返済のタイミングはフリーアクションでいつでも行えます。


ゲーム終了条件は、10ラウンド経過するか、個人ボードの白いコマ(人口)が9に達したラウンドで終了します。

あとは得点の高い人(勝利点は指輪のアイコンて示されています)が勝利します。


では各タイルの配置の仕方について説明していきます。


道路について


文明発展の基礎道路です。これがないとはじまりません。


基本は道路に接して配置するか


塔という建築物に接して配置するか、ボードの下部分の舗装されたところに接しているかとなります。


2、2、1に別れた道路は1セットで入手でき、このように分散して配置することも可能です。


ちなみに長い道路は裏返すと橋になり、両端が陸地についていれば、水辺を越すことができます。



建物について

続いて建物群です。それぞれ裏に支払う金額が描かれており


金を支払い


道路に接して配置します。


同じ種類の建物に接しても配置できます。


配置したら建物タイルに描かれているアイコン分パラメーターを上げていきます。人工のコマ以外(緑、赤、青)のコマが人口のアイコンに到達するたびに人口は増えていきます。


塔について

こちらは結構万能で、建物だろうが道路だろうが、モニュメントだろうが水辺でない限り、隣に何かがあると建てられます。(つまり何かを置いた隣なので自然物や水辺、あとはボードの外周は置けないらしいです。あくまでもプレイヤーが建てたものが対象になります)


使い方としては道路を別の区画へと敷設させるために塔の役割があるのだと思います。


建築は道路に接して置けますが、道路は建物に接して置けません。


そこに塔の役割があるのだと思います。


台座

端的に言えば次のスタートプレイヤーを早取りするっていう感じでしょうか。


購入すると下駄を履くみたいになり次のスタートプレイヤーが入れ替われます。


モニュメント



こちらの建築費用が独特でして、残金を全部支払って建てることができます。1金だろうが3金だろうが一緒です。つまりこのラウンドを終わる意味で建築すると考えた方がいいかもしれません。


ディスプレイから建てられそうな建築物をチョイスしますがカードには建築できるマスと建築条件が描かれています。


緑のタイル2つに接している必要があるのでこうなりました



水道橋の場合、水に接している必要があるため


こんな感じで、緑のタイル、道路と水辺に接している条件を整えたら配置できます。


建設できるとカードに書かれた勝利点や資源マーカーを上げれます。


ちなみにモニュメントは結構な種類がある上にどれも着色が施されています。



最終得点計算


それを10ラウンドもしくは誰かの人口が9に届いたラウンド右端まで届いたラウンドが終わるとゲームは終了します。


購入ボードをひっくり返すと得点ボードが現れます。


得点は、資源ボードのお金以外の最小資源数+人口ボードの勝利点、モニュメントを建てた時にカードに書かれた勝利点と


ボード上にある自然物と呼ばれた赤丸の部分が何かの隣になっていると得点になり、建物の周りが何かで囲まれていると得点になります。


こうして得点の高い人が勝利します。


このゲームのリプレイが結構高いのはこうしたタイル配置ゲームとしてだけではなく、


資源ボードも裏があり、裏の場合人口が11以上に設定されていたり



個人ボードもひっくりす返すと共通のボードになっていたりします。


あと共通目的カードみたいなのもあり、それが最終得点をかさ上げする要素にもなっています。


ソロもオートマカードがあり、得点を競う形になっています。


一見単純なタイル配置に見えて、建物やモニュメントの取り合いが結構激しく、その中で手番順を取りに行ったりする難しさ、そして借金してでも進めるべきなのか悩むところと、建てたモニュメントが邪魔で仕方なかったりと、悩ましい要素が詰まったこのゲーム、試してみてはいかがでしょうか。











とまぁ、レビューはここまでであとは欠点というか愚痴みたいなものなので読み飛ばしても構いません





日本語版を出しているホビージャパンさんも紹介するとき「あのブラジル帝国のメーカーが」というのをおっしゃっています。


で・・・ブラジル帝国というとレビューはいずれ書きますが、アレなゲームの一つと思っています。


ここで誤解してほしくないのはゲームシステムやゲーム自体を非難しているのではありません。ゲームとしては面白く、大鎌戦役のシステムを上手に取り入れた良い作品です。


どちらかというと、デザイナーの・・・

よく言えば、独特の世界観をお持ちである


悪く言えば、チョイスが雑!!というかニッチすぎる。


という感じでしょうか・・・


で、そのセンスはこのワールドワンダーにも色濃く出ておりまして・・・


プレイヤーが選ぶ文明が


エジプト、シュメール、ローマ、アステカ、日本


アステカのチョイスはまぁデザイナーさんブラジルの方なのですごくよくわかりますし、日本もチョイスしていただいてありがとうございますなんですが・・・


このゲーム各文明を代表するモニメントを建てていくゲームとなっています。


で・・・日本も当然あるんですが、それが四天王寺だけという・・・


うん、他にメジャーなものあったよね。ピラミッドやマチュピチュやジグラットなど肩を並べられる日本のものがさ・・・


アジアというザックリとした区切り「ティエン・ムー寺院やアンコルワット、万里の長城あるからええやろ」としたのか・・・


このセンスよ・・・


ブラジル帝国を見るとこのゲーム拡張が出てもおかしくないつくりをしてはいますが、出す可能性は低いかもしれません。


ただ、このゲーム自体はちゃんと楽しめる作品となっていますので「四天王寺だけかい!!」というツッコミは初見の方にしてもらうのは通過儀礼として楽しまれるのも一興かもしれません。

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リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
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#1
8ヶ月前
終了条件ですが、人口が9ではなく紫の最終スペースに到達したとき、ですねー。
大賢者
ばんろっほ
ばんろっほ
#2
8ヶ月前

#1 ばんろっほさん

マニュアル確認しました、そのとうりでした、ご指摘ありがとうございます><

リーゼンドルフ
リーゼンドルフ
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