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  • 1人~5人
  • 90分~120分
  • 14歳~
  • 2025年~

鄭和宝船時計さんのレビュー

313名
3名
0
21日前

いろいろな要素がてんこ盛りなので、どういうゲームなのかを端的に表すのが難しいのだが、メインはリソースマネジメントゲームだと思う。初回プレイ4人でインスト込み3時間。他の人のレビューがまだ無いようなので少し詳しめに書く。なお1度だけ遊ばせてもらった身なので、呼称等は正確ではないです。すいません。

★ゲームの概要★

全7ラウンド。以下の①~③のフェーズを7回実施して最終得点が高い人が勝ち。(手元にゲームがあるわけではないので、呼称等は正確ではないです。すいません)


①高官を雇うフェーズ

 5種類あるリソースを払って、高官を雇う。高いレベルの高官を雇えるほど貰える得点が大きく、②の選択の優先度が高い。

②何番目の船の旗艦長 を担当するか決めるフェーズ
 船が3~4隻あるので、①で高いレベルの高官を雇ったプレイヤーか何番目の船の旗艦長を担当するか選んでいく。1番目の船の旗艦長 のプレイヤーが最初の航海の進路を決め、2番目の船の旗艦長 のプレイヤーが次の航海の進路を決めるといった具合。後半の航海の進路のほうが重要なことが多かったため、後ろの船のほうから選ばれることが多かった。

③船を進めるフェーズ
 1番目の 船から順に、進路を決める。旗艦長 プレイヤーは最後に止まったマス、それ以外のプレイヤーは通過したマスのいづれかのアクションを行う。ここで①で使う5種類のリソースの獲得や、大国に派遣する役人の獲得および派遣、パッチワーク的な個人ボードの正方形を埋めるための動物タイルの獲得、海賊との戦闘が行える。

★主な得点源★
前提として1位プレイヤーの得点は200を超えるようなゲームと思われる。

①高官
 最上位の皇帝は獲得するだけで30得点。その次にレベルの高い高官たち(ゲームごとにランダムで3種類登場)も15点くらいは狙えそう。ので、ここを獲得できるよう、5種類のリソースをいい感じに取得する必要がある。

②大国
 5つある(多分)大国に役人を派遣して最大レベルにできると8点~の得点になる。派遣したときのボーナスが結構おいしいため(アクションするだけで即時5得点とか)、割と全員高レベルを狙っていた。どの大国に派遣できるかは役人コマの色で決まっており、大体の役人はランダム取得になるのと、他のプレイヤーがその大国による進路を通るかわからないため、どの国に派遣できるかは割と運。

③個人ボードの動物タイル
 置いたマスが基礎点、作れた長方形のマス分ボーナス点が追加。6×6マスなので最大72点。埋めたときに即時でリソースをもらえるマスもあり。動物タイルの獲得は、他の強力なアクションとの選択(レアなリソースの獲得、強力な大国への役人派遣等)になるので、人によって動物タイル重視かそうじゃないかが分かれた。

④武功
 道中の戦うアクションやイベント等で海賊を倒すと武功トラックが上がり、勝利点とリソースがもらえる。最大レベルまで上げると40得点くらい入った気がする。海賊を倒すには剣のリソースが他とは別に必要なため、武功重視かも人によってまちまちだった。

⑤石碑
 アクション実行後、金を払うとその土地に石碑を立てられ、もう一度そのマスのアクションを行える。これは永続で、次に同じマスのアクションを実行したときも2回起動できる。また、石碑を立てたときに隣接したマスに石碑があれば、そのマスのアクションも実行できる。これがこのゲーム最大の拡大再生産要素。石碑に隣接した土地に石碑を置きたい&石碑を置いた土地のアクションは効果が2倍というのが相まって、各プレイヤーの実行するアクションに特色が付く印象。

★ゲームの感想★
何をやっても得点が入ってくるといった印象。大国重視、動物重視、武功重視、石碑重視等どれかの戦略がずば抜けて強いという感じはしなかった。始める前は箱がでかい&コンポーネントが多い&リソースの種類が多いと超重ゲーのように思われたが、1回1回の選択肢が少ないのでそこまで重くない(高官を選ぶ時も比較するのは3択くらいだし、選ぶアクションも4択くらい)。また、同時処理が多いためラウンド数の割にはプレイ時間は短いと感じた。一方航路を選ぶことが他プレイヤーにとって激痛ということもなく(どの航路行ってもリソースはもらえるため)、インタラクション感が強いということはない。石碑による少しの拡大再生産と、各種リソースの獲得優先度を考えるリソースマネジメント色が強いゲーム。

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