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  • 1人~5人
  • 60分~80分
  • 12歳~
  • 2009年~

サンダーストーンBluebearさんのレビュー

1749名
9名
0
6年弱前

やっぱりファンタジーと言えば、「ダンジョン!」「バトル!」「モンスター!」ですよねっ!

という訳で、久しぶりに『サンダーストーン』を引っ張り出しました。(^◇^;)

これはかの有名作『ドミニオン』が発明したデッキ構築カードゲームのシステムを、オーソドックスなダンジョン攻略に置き換えた作品です。

根幹のシステム自体は同じですが、展開はだいぶ違っていて、典型的なファンタジーRPGの流れを見事に踏襲しています。

まずは村へ行って『ショートソード』や『スピア』などの武器や、『たいまつ』『保存食』などの装備品を買い揃え、能力のある英雄を雇って、いよいよダンジョンに挑みます。

そこには『モンスター』がゾロゾロいて、そいつらを倒して『経験値』を稼ぎます。

経験値がたまるといよいよ『レベルアップ』して強くなっていきます。

そうして、ダンジョンの奥に眠る伝説の『サンダーストーン』を手に入れたらゲーム終了です。

ねっ、RPGみたいでしょ?

それぞれの要素は全てカードになっていて、例えば村での買い物なら手札のカードに記載されている『金貨』マークがいくつ出たかによって、新しい装備品カードや英雄カードを購入して、これが新たに手札の循環に組み入れられる訳ですね。

これを繰り返す事で自分のデッキがどんどん増えていくのは『ドミニオン』と同じです。

しかし違うのはここから。(°▽°)

自分の行動出番として『村の買い物』とは別に『ダンジョン攻略』を選択する事ができて、ここではカードの使い方が全然異なります。(ちなみに、村とダンジョンは、どちらかにしか行けません。もう一つ、「休息」という行動があって、自分の手番には、この3つのうちどれか一つを宣言する事になります。休息すると、要らないカードを1枚だけ廃棄できるので、余った民兵(ザコ)や病気カードを捨てるのに使います。)

ダンジョン内なら、武器や英雄カードの『攻撃力』がいくつまで出せたかによって、オープンされているモンスターが倒せたかどうかが決まる訳です。

金貨は役に立ちません。

各モンスターカードにはヘルス(体力)が書いてあるので、自分の攻撃力がこれ以上になれば、無事に倒した事になります。

この辺はシンプルに処理され、ゲームのテンポを崩す事がないようにデザインされています。

倒したモンスターは、一定の『経験値』を持っているので、その分だけ『経験値カード』を受け取り(これはデッキに加えずに別に計算しておきます)、一定数貯まればついにレベルアップとなり、より強い上位の英雄カードに交換する事ができるのです。

これによって自分のパーティがどんどん強くなってゆく感覚は、まさにRPGそのものの醍醐味ですよね!

ただし、ここにもちょっとひねりがあって、倒したモンスターカードは自分の捨て札に加わり、次から循環してまた手札に巡ってきます。

これがかなり役に立たない!

申し訳程度の金貨は持っていますが大したことないので、これがデッキを重くする原因になってしまうようにできているわけですね。(ドミニオンの勝利点カードと似たような仕掛けといえばイメージが伝わるかと…)

これを繰り返していくうちに、ダンジョンのモンスターカードの中に『サンダーストーン』が登場し、誰かがこれを手に入れたらゲーム終了なのです。

各カードに記載されている『勝利点』の合計で勝敗が決まります。(なぜかこの伝説のカードの勝利点がたった3点しかないのかは永遠の謎ですが…笑。)

つまりサンダーストーンを手に入れたプレイヤーが勝つ訳ではなく、あくまで倒したモンスターや装備品の勝利点の合計なので、そこまでにどれだけ効率よくプレイしたかを問われるわけです。

うちのグループでは、カードイラストが全部美しいこと、やっぱり戦闘があると盛り上がること、レベルアップのおかげでいつのまにか各キャラクターに愛着がわくことなどが重なって、圧倒的に『ドミニオン』より人気のゲームとなっており、定期的にプレイされております。

『ドミニオン』同様に、カードサプライにはかなりの種類があり、1ゲームにはそのうち少ししか使わないので、とてつもない組み合わせがあり、それらによって戦略の組み立てが全然変わるので、そう簡単に飽きる事がありません。(さらに拡張セットもたくさん出ているので、もう組み合わせは果てしないです。)

『ドミニオン』も面白いけど、もうちょっと派手な展開がいいなぁ~という人は、ぜひ一度チャレンジしてみて下さい。損はないですよ!

ただし、例によって、1ゲーム終了のたびに、全部のカードを仕分ける面倒さだけはどうにもならないみたいです。仕方ないですねー。

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