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  • 3人~6人
  • 30分~40分
  • 8歳~
  • 2023年~

レベル・プリンセスBluebearさんのレビュー

1000名
4名
0
約2ヶ月前

スペイン発のユニークな《トリックテイキング?方式》と言われるカードゲーム。

テーマが素晴らしく、《実は結婚したくないプリンセス》たちのパーティーに、恋する王子が潜入し、熱い求愛を迫って来るところをうまく躱してプロポーズから逃れれば勝利!成り行きで求愛を最も受けてしまったプリンセスは《結婚》から逃げられなくなって敗北!

…という、斬新かつ身につまされる設定がなかなかすごい!(笑)

これを見事にゲームシステムに落とし込んで良質のゲームを作ってくれました。

もはやイマドキのプリンセスたちは、ただ王子様を待ってるか弱い存在なんかじゃないっ!という主張が読み取れますね。Goodです。

ちなみにタイトルの『Rebel』とは『反逆者』の事です。

某ディ◯ニーなどでもお馴染みの有名プリンセスたちが、結婚を避けるため王子から逃げ回る姿はなかなか楽しい♪

◾️素敵なイラストに惚れた♪

このテーマだと日本のメーカーあたりが《萌え萌え美少女イラスト》で作りそうですが、そうではなかったところが素晴らしい!

素朴な画風の中に、女性っぽい雰囲気を漂わせる粋なイラスト群。

正直言ってこのイラストに惹かれて購入を決意しました。(6人までプレイできるという使い勝手の良さももちろんある)

個人的なお気に入りは、弓を持った勇ましい《白雪姫》ですね♪

◾️基本はよくあるシンプルルール

ゲームシステムは巷ではどうやら《トリックテイキング》と言うらしい。

トランプのように4つのマークと数字(1〜12まで)があり、先頭プレイヤーが1枚カードを出したら、原則として《それと同じマーク》のカードを順番に公開しながら出さなければなりません。(本当に無かった時だけ他のカードを出せます)

全員がカードを出したら、《最も数字の大きいプレイヤー》がそのカードを全部取る、というのをひたすら繰り返して、カードが全部無くなったらラウンド終了。

『誰がいくつのカードを出したのか』、『誰が何のマークを持ってないのか』、『すでに場には何番のカードが出たのか』、は全て見ているので、それを考慮して残りの手札の出しかたを考えるゲームですね。

単純なようで意外に頭を使います。(テキトーに出しているとまず勝てないのでゲームとしては優秀です)

ただし注意点は、王子のマークには求愛ポイントが書いてあり、これをたくさん引き取ると負けてしまうのです!

この王子だけは先頭プレイヤーは最初から出せず、途中でカードが無いときに出すことができます。

そしてそのラウンド中に一度でも王子が出されたら、後は普通に王子スタートできるのです。(パーティー会場に、呼ばれていないはずの王子が実は潜入していた!という設定です。最高ですね)

ちなみに1枚だけ《動物》マークの8は《カエルの王子》で、何と1枚で5ポイントもの求愛を持っています。これをいかに取らないようなするかは重要な戦略です!

◾️実は特殊効果盛りだくさん!

上記までの話で終わったら、本当にただの《トリックテイキング》の変形で終わりですが、ここに独特な要素が2つ!

①プリンセスごとに専用の特殊能力があり、ゲーム中1回だけ発動できます。

すごい強力という程ではないですが、使い方によってはちょっと展開を変えられます。

例えば《シンデレラ》なら、魔法で数字の大小が逆転し、その回だけ《数字の小さい者》がカードを引き取る事になります。

《アリス》なら、時間を巻き戻して、今引き取ったカードをランダムに全員に配り直します。

②ラウンドごとの特別カードが別にあり、各ラウンドの最初に1枚ずつめくります。

そこにはそのラウンドだけで適用する特別ルールが記述されています。

これが意外に考える内容なんですよ。(全員がカードを伏せて出す《仮面舞踏会》、獲得した中に妖精カードがあると王子を打ち消してくれる《独身貴族》、女王カードと王子カードのセットができると求婚ポイントが高くなる《ダンシング・クイーン》など…)

このように毎回この組み合わせが全然違うため、ゲームごとに違った内容でプレイできます。

何となくお得な感じがするのは私らだけ…?

それ以外にも各ラウンドの最初に手札から『指定された何枚かずつを左右のプレイヤーに一斉にまわす』というルールがあり、自分の戦略と照らして、どれを回すか悩む事もしばしば。(そして回ってきたカードはやっぱりろくなもんじゃないです、笑)

↑このように渡す方向と枚数がすぐわかる。

◾️5日間のパーティーでのお話

ゲームは全5ラウンドおこなわれ、この合計ポイントで【敗者が決まります】

そうなんです、このゲームは1人の勝者を決めるのではなく、1人の【敗者】を決めるのです!(つまり、求愛を断りきれずに結婚したプリンセスが負けです!)

5ラウンドの合計で王子からの求愛ポイントを最も多く獲得したプリンセスが敗北です。

そのため、1回のラウンドで最下位に落ち込んでしまったとしても、まだまだ挽回は可能なので「くそぉー!次はやられないぞー!」と闘志が湧いたり、最下位争いで「やばい、次くらったら俺が最下位じゃん!」と焦ったり、なかなかスリリング。

ちゃんと得点集計用の記録用紙も付いてますよ!

「きゃー、《女王》の11しかないのよー!」

「やったー♪私の《女王》10が出せる〜♪」

「おお、それは危ないねー、じゃあ俺も《女王》の8〜、笑」

「あらら、ごめんなさい(笑)私女王ないのよ〜♪(と《王子》を出す)

「私も《王子》〜♪」

「きゃー、また私⁈ひどーい!」

「いいじゃない、この王子、大きな薔薇持ってるし、割とイケメンだし」

「いやー、だんだんウザイ奴にしか見えなくなって来たー(笑)」

「え〜と、全然能力を使うタイミングないじゃないのよっ!」

…といった感じでした。

ゲーム時間は、1ラウンドやって10分かからないくらい。それを5ラウンドやるので、かかっても50分くらいです。

前述のように6人までできるので、かなり出番は多そうです。

予想よりメンバーの評判はかなり良かったです♪

いやいや、やっぱりテーマとルールがしっかり噛み合っているゲームは面白いと再実感しました!

《余談1》

各プリンセスの特殊能力と、ラウンドごとの特殊効果と、2つの独立した特殊要素が加わるため、初回プレイではなかなか理解が難しい印象。

そこでおススメなのは、初回ではラウンドごとの特殊効果は除外。プリンセスの能力だけ適用します。

ゲームに慣れたら次は手札を選んで左右に回すルールだけ導入。(これだけでもけっこう燃えます)

これで充分にゲームに馴染んだら、3回目にラウンド効果を適用。

これでルールの学習はバッチリです。

これからこのゲームをプレイされる方はぜひ参考にして下さい♪(全員がベテランなら気にしなくても大丈夫かな)

《余談2》

カードデザインについてですが、特殊なラウンド効果のカードには《イラスト》と《名称》くらいしか描かれておらず、詳しい内容はルールブックを見るしかありません。

これはさすがにカード上に表記しておいて欲しかったなあ…。

《余談3》

本国では好評のため、2024年にデラックス版が発売されており、《ラプンツェル》と《親指姫》の2人のプリンセスカードが追加されています。(これ欲しいなあ…)

《余談4》

このゲームの説明をしていたとき、メンバーの1人が言ったのが、

『あー、つまり《マストフォロー》の《トリックテイキング》ですね。OK問題ないよ♪』

…っていう感じ。

私は「トリック?」「フォロー?」というハテナ反応。

でもどうやらそれで話が通じるらしい。

う〜ん、私は昔から初心者含めてプレイする事が多かったせいか、いかにもベテランですっていう感じで独特な《専門用語だけ》で説明するのが実は大嫌い。

(ゲーム歴はやたら長いものの、私はこのゲームでようやくその《トリックテイキング》の意味を知ったというボンクラ)

なのでこれからもルール説明にその用語を使うことはないでしょう。

すみません、個人的な好みの話ということで…。

《余談5》

ルールブックでは、各回の判定(これを「トリック」と呼ぶらしい)で大きい数字を出してカードを全部引き取る事を、『トリックに勝つ』と表記しています。しかしこのゲームではカードを引き取ることで求婚ポイントをもらってしまう事が《敗北》に直結します。

つまり、《トリックに勝つ》ことが《ゲームとして負け》なので、説明文を読んでいて混乱します。これ何とかならんもんかなあ…。(《負け》でいいじゃん)

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