テオティワカン：後期先古典期（拡張）リーゼンドルフさんのレビュー

ティオティワカンの時代の後期先古典期という、ちょっと時代が進んだころらしく、人々の増加によってにぎわってきたんで、いろいろとやれることが増えたよ。という拡張にありがちな設定になっています。

モジュールは5つあって、全部いれてもいいし部分的に入れてもいいとはなっているが、基本ルールをある程度理解していれば全部入れても大丈夫だとは思っている。

1　司祭たち

いろんな神を崇拝していたこの文明において神を降ろしてその加護を得ようという特殊能力を付与するモジュールである。 一通り見てみたがメリットとデメリットが共存しているものが多く、うまく立ち回る必要があるものが結構あったりする。

楽しめるのは間違いないが、プレイヤー同士だとこれが公開情報になるので戦略が変わるのは間違いないだろう。

2最高潮の発展

新しい神殿が追加されました。

4つ目の神殿がこちら、「・」「・・」「・・・」のところを通過すると・・・

こちらの特殊能力やボーナスが手に入ります。

そのために・・・

貴族の建物が建築するエリアでこの新しい神殿を進められる礼拝所が追加されました。

あと神殿用の礼拝者コマも追加されました

3進展の時期

進展というか・・・イベントタイルが追加されました。(左上)

このゲーム、ラウンド終了を日食と表現するのですが、それがやってくるとイベントが発生してそのラウンド中に効果を及ぼすというもの。いいものも、わるいものもあるのでなんともいえません。

ここでおや?と思った方はいるでしょう、なんで建築タイルと装飾タイルが同じ場所にあるのかと。

4　建築術&進歩

建築と装飾のアクションボードがかわりました。

つまりタイルの置き場所がなくなったからあそこに移したわけですね。これによって礼拝所から出すにも手間がかかっていたアクションがここで打てるようになったのも便利なところ。

こんなところである。

で、こんなにいろいろと増やすとソロプレイに影響があると思うだろうが、ルールにはさほど問題はなく多少の細かい修正はあるものの、おおむね基本セットでプレイはできます。

増えたとしたら・・・

ソロ用の司祭たちのモジュールがあるので楽しめます。なぜかいろいろとアクションを増やすメリットしかないので思わず「ずりぃ!!」と思ったことはいうまでもない・・・

結論からすると、基本ルールである程度遊んだ人向けなのは言うまでもないが、司祭たちとかプレイヤーにとって下駄とはならないから、これは外してもいいとは思います。

他のモジュールに関しては入れてもいいと思います。変わった味付けが欲しい方は入れてみてはいかがでしょうか。