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  • 2人~4人
  • 30分前後
  • 10歳~
  • 2014年~

宝石の煌きmaroさんのレビュー

536名
2名
0
4年以上前

9割方アブストラクト。カードのめくりに若干運の要素がみられるが、大勢に影響することは少ない。

2014年発表のこの作品は、同年のドイツ年間ゲーム大賞こそキャメルアップに譲ったものの、現在の日本での人気はかなりのものである。というよりボードゲームのなかでもトップクラスの知名度、人気を誇る。

2014年はかなりの当たり年で、キャメルアップ、コンセプト、ラブレター、コンコルディア、イスタンブール、ロココの仕立て屋、ロシアンレイルロード、そしてこの宝石の煌めきなど、1級品の名作が輩出された1年であった。

なかでも宝石の煌めきは美しいコンポーネント、思考要素が強くゲーマーもうならせるシステム、適度なプレイ時間と、多様な魅力を放っていた。

ルールは非常にシンプルで、アクションは、場にある種類違いの宝石チップを3個取るか、同色を2個取るか、場にあるカードを宝石チップを使って購入するか、場のカードを手札にするか、のいずれか。

獲得したカードは、自分の前に並べておき、常に使用できる宝石チップとして次回以降カード購入時に利用できる。

またカードの勝利点、貴族の勝利点を合わせ、合計15点取った時点で、ゲーム通じての最後のプレイヤーまでプレイして、合計点が高いプレイヤーが勝つ。

出来の良いアプリが発売されていることも強みの1つである。AIとの対戦もできるが、アカウントを登録することでオンラインの対戦を手軽に楽しむことができる。このオンライン対戦、なかなかの経験者も世界から集まっており、レーティングが採用されているためよい練習となる。

人数も2-4人で、人数により異なるプレイ感を堪能できる。BGGなどには5人以上でのヴァリアントも紹介されており、多人数でカジュアルにプレイしたいときにも対応できる。

シンプルなルールながら、各色の相性、カードのコストパフォーマンス、狙っているチップやカードの読みあいなど基礎的な部分からより深い戦略までかなり研究されているため、学ぶべきことも多い。

比較的軽いゲームであるので、BGGでの評価はそこそこというところであるが、そのような記録よりも、多くの人の記憶に残るゲームの筆頭として永く記されるべき作品といえると思う。

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Sky
BAC辰巳
maro
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