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  • 2人~4人
  • 30分前後
  • 14歳~
  • 2011年~

クォーリアーズ!Bluebearさんのレビュー

213名
4名
約2ヶ月前
0

『ドミニオン』で確立したデッキ構築システムを、カードではなくダイスでやったら面白いんじゃね?というコンセプトのゲームです。

2011年にWizkids社からリリースされ、好評につきその後いくつかの拡張が発売されました。(日本語版はアークライト社より第3拡張まで発売されています。)

特筆すべきは、とにかくダイス!

カードじゃなくてダイス!

プレイヤーはこのダイスを振ることで、より多くの魔力を発生させ、発生した魔力を消費してモンスターダイスを《購入》し、このモンスターの能力で対戦相手を攻撃することで勝利点を得ていきます。

この魔術師のことをQuarriorと呼ぶわけですね。

ダイスへのこだわりは徹底しており、何とパッケージボックスも金属製の缶になっているのですが、何と正方形のダイス状になっているのです(笑)
こだわりは結構なのですが、実はこの作品を他のボードゲームと一緒に棚に並べるとサイズが違いすぎて非常に困るという事態になります…。(第2拡張以降で通常のボックスにきれいに収納することができるようになったそうなのですが、残念ながら第1拡張までしか購入しなかったことを悔やみます。)

■とにかくカラフルなダイスが盛りだくさん!

オリジナルの特殊仕様のカラフルなダイスが、何と130個も含まれており、種類ごとに色分けされ、その出目もいろんなパターンになるようにデザインされています。

カードであれば基本的にその効果は1つ固定ですが、この作品はダイスなので、それぞれのダイスは振った目によってその出目の効果を適用します。
つまりそれぞれのダイスを使ったとしても、その効果は振ってみなければ分からない、という不確定さがあるという大きな特色を持ちます。

ということは組み合わせの戦略を考えて特定のダイスを使っても、必ずしも自分の思う通りの効果が出るとは限らないという事なので、カード方式に比べるとだいぶ運の要素が強いという事になります。
この辺にプレイヤーの好みは分かれそうですね。

1度のゲームで全部のダイスを使うわけではなく、ランダムにカードを選んでセッティングするので、ゲームごとのバリエーションはかなり多い計算ですね。

ちなみに各プレイヤー用に専用のダイスバッグまで付属しています。(フェルトっぽい手触りで、なかなか良い。ちょっと小さくて手が入らないけど…)

■デッキ構築ゲームを知っていれば話は早い

基本は『ドミニオン』のスタイルを踏襲しているので、各プレイヤーにはスタート時の基本ダイスが与えられます。(もう予想できると思いますが、弱いです)

これをプレイヤーごとの専用ダイスバッグの中に入れ、ジャラジャラかき回して6個取り出し、それらを手元で振り、出た目でアクションをする、という流れです。

水滴のような魔力(マナ)が出たら、その合計を消費して《場》から新たなダイスを購入していきます。

『ドミニオン』などと同じように、全てのカード(とそれに付随するダイス)を一度のゲームで全部使うわけじゃなく、基本カード3枚、《魔法》カードを3枚、《モンスター》カードを7枚選んで、テーブルの真ん中に《共通の場》として見えるようにセットします。このカードにはそれぞれの効果とダイスの6面の図がちゃんと書いてあって、どういう目が出るかが分かるようになっています。

《モンスター》と《魔法》は振った時の効果が違い、前者は相手を攻撃して勝利点を稼ぎ、後者はその召喚するモンスターの能力をサポートしたり特殊な支援効果を得たりするわけです。

それぞれ購入に必要な《コスト》が決まっていて、当然強力なダイスはコストも高いです。

なので、この新たなダイスをどんな組み合わせで増やしていくかが基本的な戦略という事になります。

■召喚したモンスターで戦闘だー!

《モンスター》のダイスは振った目によって同じモンスターでも能力が少しだけ異なり、コストや攻撃力、防御力が違います。特殊効果を持ったり持たなかったりします。

コスト分の魔力(マナ)が支払えれば《召喚》できて、自分の前に置きます。
このモンスターの攻撃力(合計できます!)を使って相手のモンスターを倒すのが目的といっていいでしょう。

個人攻撃のゲームに聞こえるかもしれませんが(個人的にはそっちのほうが好みなのですが…)、攻撃相手を選ぶことはできず、必ず全員を攻撃します。(最近のゲームですねー)
順番にその攻撃力に対し、自分が召喚しているモンスター1体を選んでその《防御力》を適用します。
自分のモンスターの《防御力》を越えていたら、そのモンスターは負けてしまい、消耗したものとして使用済みダイスに回します。自分が指定したモンスターの防御力のほうが高かったら効果なしです。あふれた攻撃力はさらに別のモンスターに適用になければなりません。(だからどのモンスターから防御するかが実は重要だったりする。)

これを順番に全員に適用するわけですね。

全員を攻撃し終えたら、勝っても負けても自分のモンスターも使用済みになります。

ひたすら相手をやっつけまくれば勝てるという殺し合いの過激なゲームのように聞こえますが、厳密には少し違っていて、相手を倒すことそのものではなく、「いかに自分のモンスターが生き残るか」なのです。

倒したモンスターが得点になるのではなく、自分のモンスターが生き残っていれば自分手番の最初に《カードに記載されている指定の勝利点》を得る仕組みです。
だから途中で倒されてしまうと自分手番に得点化する事ができなくなります。
このせめぎあいが楽しいのです♪

倒されたモンスターも除去されてしまうわけではないので、ダイスが循環していけばいつかまた手元に出てきますので、また召喚を繰り返していけばいいので、そこまで恨まれることは…たぶんないかと(笑)。

使用済みのモンスターダイスや、新たに《購入》したダイスは消耗場所(「休眠パイル」と言います)に置いていき、次の手番にはまた自分の袋から新たなダイスを6個取り出して振る…というのを繰り返します。

そして、袋のダイスが足りなくなれば、休眠パイルのダイスを全部袋に戻し、ジャラジャラ混ぜて(これがシャッフルの役割ですね)新たなダイス袋を作るわけです。

ね、『ドミニオン』みたいでしょ?

■結構早いゲーム終了

得点ボード上に、人数ごとの達成必要点が明記してあり、ここに誰かが辿り着いたらゲーム終了です。

《場》にあるカードのうち、4枚からダイスが売切れたときも終了です。

4人でやって1ゲームあたり30分程度でしょうか。

もともとダイスじゃらじゃらのゲームなので、どう作戦を立てようが計画通りにはなりっこないので、戦闘要素があってもそれほど殺伐とした印象はありません。
けっこうガヤガヤ盛り上がる。


「やったあ♪この子たち2体が生き残ってたから私4点ね。」

「ああ、ダメだ~魔力が1ポイント足りないからこの《境界の守護者》買えねえ。」

「だめだ、肝心なところで《魔力》が出ねえ!モンスター出ても魔力足んないから召喚できないよ。」

「今なら《魔力3》でこいつ召喚できるんだけど、どうするかな。」

「私、《ゴミあさり》のこの子買いた~い!かわいいもん。残しておいて~!」

「あああ、せっかく苦労して召喚したのに~。また死んだ。やっぱり安い奴は弱いな(笑)」

「よし、いくぞ!ドラゴン出ろ!…よし出たぁ!」


…こんな感じ。

4人プレイだと終了が早くて、「え?もう終わり?」という印象でした。

そしてお決まりの、『組み合わせを変えてもう1回!』となりました(笑)。

けっこうバランスが極端で、ダメなときはひたすらダメなので、ガチで勝ち負けにこだわる人には向かないかな。
なので歴史に残る傑作とは言い難いものの、やっぱりダイスを振るのは楽しいし、自分のデッキ(ダイス袋)を構築するのも楽しい。

カード式のデッキ構築に飽きたら、たまには形を変えてみるのもいいですよ。

【余談】

このカードの裏面のデザインは、とってもダサい!

おそらく私が知る限り、最もダサいと思うレベルです。

このゲームの場合「手札」もないし、「シャッフル」もしません。《場》に表向きで並べておくだけなので、基本的に裏面を見ることはほとんどありません。(ゲーム後にカードを仕分けるためだけにあります。)

なので、割り切って楽しくゲームをして下さいねー(笑)。

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Sato39
0710t
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だいすけ
Bluebear
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